美容コラム
男性の“薄毛メカニズム”とは?!
正しい対策で、フサフサ髪をキープする!
最近、抜け毛が多い……髪の毛にハリもなくなってきた?
そんな不安を感じたら、それは薄毛の始まりかもしれません!
ボリュームのない頭髪は、老けて見えるだけでなく、様々なヘアスタイルも楽しめなくなり、おしゃれの幅も狭まってしまいますよね。
薄毛のメカニズムや原因を知って、早めの対策を講じたいものです。
もしかして、薄毛進行中かも? 今すぐチェック!
□父、母方の祖父母のいずれかに薄毛の人がいる。
□以前に比べて抜け毛が増えた。
□細く短い毛が多くなり、昔よりコシがなくなった。
□思春期以降、髪が薄くなり始めた。
□薄毛が徐々に気になり始めている。
□生え際の髪の毛が後退してきている。
□頭頂部の髪の毛から薄くなってきた。
□額の生え際と頭頂部の両方から薄くなってきた。
上記のなかでいくつか当てはまるようでしたら、将来的に薄毛が進行したり、すでに薄毛の症状が出てきている可能性が!今すぐケアを始めましょう。
男性の薄毛の原因には様々なものがありますが、適切なケアをすることで、進行を防ぐことができます。
男性の薄毛の原因とそのメカニズム
①AGA=男性型脱毛症
AGAとは、男性型脱毛症(男性ホルモン型脱毛症)のことです。
男性の薄毛は主に、このAGAだといわれています。
成人男性特有の進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなるのが特徴です。
日本人男性の3人に1人がAGA。20代以降の男性に多くみられます。
その原因は、遺伝や男性ホルモンの影響とされています。
AGAの症状は下記の通りです。
髪の毛には1本1本に寿命がありますが、各々が、「伸びる」・「抜ける」・「生える」を繰り返しており、これを「ヘアサイクル」と呼びます。
健康なヘアサイクルの場合は、1本の毛が抜けた後に、再び固くて太い毛が生えてきますが、ヘアサイクルが乱れてくると、うまく成長できないため、やわらかく細い毛が生えてくるようになり、それらが育ちきらずに途中で抜けてしまうようになります。
それを繰り返すうちに薄毛、抜け毛が目立つようになるのです。
また、健康な場合は1日に固くてしっかりとした毛が100本程度抜けますが、ヘアサイクルが乱れていると、抜ける毛も柔らかくて細くなり、本数も安定しません。
これらの症状は、男性ホルモンの一種である「テストステロン」が悪玉脱毛ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されることで、髪の毛の成長を抑制してしまうために起こります。
しかし、このAGAは治療が可能です。主に飲み薬や塗り薬で自毛を増やしていく治療を行いますが、放置していると進行していきますので、早めの治療が大切。
「最近生え際が後退してきた」とか「髪の毛が柔らかくコシがない」と感じたら、ぜひ専門機関に相談してみましょう。
②生活サイクルの乱れ
遅くまで残業をしていたり、眠る時間が不規則だったり、寝不足が続いていると、薄毛になる可能性も。
健康な髪の毛が育つ時間帯は、午後22時から午前2時の間だといわれています。また、日中に受けた頭皮や髪のダメージも回復できるのがこの時間です。深夜に眠らないで起きていることが多いと、その回復や成長が邪魔されてしまいます。
睡眠時間や生活のサイクルを見直して、規則正しい生活を送るようにしましょう。
③乱れた食生活
薄毛が気になる方は、食事の内容も見直してみる必要があります。
外食やコンビニ食が主で、食品添加物や塩分、糖分、脂質などを摂りすぎていたら、要注意です。栄養バランスの偏りは肥満だけでなく、頭皮や髪の毛にシグナルとなって表れることも。偏った食事や内臓に負担が起きると、栄養が行き届かずに、健康な髪を充分に育てることができないからです。
髪に必要な栄養素は、主に下記の通り
・たんぱく質(卵、乳製品、赤身の肉や魚、大豆製品など)
・ビタミンA(レバー、うなぎ、緑黄色野菜、のり、わかめなど)
・ビタミンB群(豚肉、レバー、大豆、納豆など)
・ビタミンE(ナッツ類、いくら、イワシ、アボカドなど)
・亜鉛(牛肉、牡蛎、レバー、チーズなど)
・オメガ3脂肪酸(青魚、えごま油、亜麻仁油など)
野菜や魚、たんぱく質、魚介類や海藻類などバランスよく摂ることで、上記の栄養素を髪に充分に行き渡らせることができます。
④過度の喫煙や飲酒
喫煙や飲酒も、健康を害するのと同じく、薄毛にも影響を与えます。
まずは喫煙。煙草を吸うことで、血行不良を起こすため、全身の血の巡りが悪くなり、頭皮へ必要な栄養素が行きにくくなります。
また、飲酒をすることで、体に必要な栄養分が、アルコールの分解に優先的に使われてしまうため、髪の成長に必要な栄養も不足しがちになります。
喫煙も飲酒も過ぎれば健康を害するもの。控えるにこしたことはありません。
⑤運動不足
運動不足は、生活習慣病や肥満を招くだけでなく、薄毛の原因にもなり得ます。
日ごろから運動をしていないと、太りやすくなり、過剰な皮脂の分泌を招くことも。これは、頭皮も同様です。毛根に汚れや酸化した皮脂が溜まりやすくなり、髪にダメージを与えます。
また、代謝が悪くなり、血中のコレステロール値が高くなると、血液の流れが悪くなります。すると、体の隅々まで栄養が行き渡らなくなり、頭皮の栄養不足を招く原因に。
夜眠る前に体をストレッチや軽い体操をして巡りをよくする、ウォーキングや軽いジョギング、帰り道に少し長めに歩くなど、無理のない範囲から運動を始めてみましょう。
⑥紫外線
頭皮は体の中で一番太陽に当たる位置にあるので、一番紫外線の影響を受けます。
紫外線を過度に浴び続けると、日焼けによって、皮膚が炎症や乾燥などでダメージを受け、薄毛を進行させてしまうことも。
日差しの強い時期は、帽子の着用を心掛け、スプレータイプの日焼け止めや、UVプロテクト効果のあるヘアケア製品を活用しましょう。
⑦間違ったヘアケア
体質に合わないヘアケア製品の使用や、間違ったシャンプーの仕方が頭皮を痛めてしまうことも。ヘアケア製品は毛髪や頭皮に直接塗布するもの。科学的な素材だけでなく、天然成分のものであっても強すぎる場合は、頭皮の炎症やかゆみ、かぶれを招き、抜け毛を起こすことも。
かぶれや炎症が気になる人は、事前にパッチテストなどを行うなどして、自分に合わない成分を把握しておくことが大切です。
また、シャンプーは頭皮をやさしく指の腹でマッサージするようにして洗う習慣をつけることもお忘れなく。爪を立てたり、ゴシゴシと洗うのは頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
薄毛の兆候、あなたはどれくらい当てはまりましたか?
原因は1つではなく複雑にからみあっている場合もあります。日ごろの生活習慣を見直しつつ、少しでも気になったら、一度、専門の機関へ早めにかかるのをおすすめします。
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