美容コラム
男性必見「もう薄毛に悩まない!」
AGA(男性型脱毛症)は、飲み薬で予防&治療できる
AGAという言葉、TVやネットなどでも良く見かけますよね?
これは、男性の薄毛のうち一番の原因を占めているともいわれている、男性特有の進行性の脱毛症のこと。
しかし、恐れるなかれ。
このAGA、実は飲み薬でも予防と治療ができるのです!
どのような種類の医薬品があるのか? なぜ効くのか? そのメカニズムや気になる副作用などについてもご紹介していきましょう。
AGA(男性型脱毛症)とは?
AGAは、頭頂部や額の生え際の毛が次第に薄くなる症状で、日本人男性の約30%が、発症すると言われている「男性型の脱毛症」のことを言います。
人の髪の毛は、一つの毛穴から何本か生えていますが、その数が減少し、さらに一本一本が細く短い毛に変化していきます。また、“毛包”と呼ばれる、「豊かな毛を作り出す組織」も、小さくなるのが特徴です。抜け毛もその影響で増えてしまいます。
AGA(男性型脱毛症)の原因は?
主な原因の一つに、DHT(ジヒトロテストステロン)という物質が関わっています。
まず、男性の精巣や副腎から分泌される男性ホルモン「テストステロン」が、血液を介して髪の根本にある毛乳頭に運ばれます。
すると、毛乳頭内に存在する「5αリクターゼ」と呼ばれる男性ホルモンの働きを強化する酵素の作用によってDHTに変化します。それが、男性ホルモンの受容体とくっつくことによって、毛を生やす機能を抑えてしまうのです。
AGAは飲み薬でも治療できます
AGAのケアには、育毛ローションやシャンプーなど様々な商品がありますが、残念ながらそれらの使用だけでは、症状が改善されない場合も多々あります。
そのような人には、飲み薬がおススメです。
日本のクリニックでよく処方されているものは、厚生労働省で認可されている「フィナステリド」という成分を処方したもの。代表的なものに「プロペシア®」があり、最近では、ジェネリック薬品も処方できるようになっています。
「フィナステリド」で効果が充分に出ない方に効果が期待できるのが「デュタステリド」が主成分の「ザガーロ®」という飲み薬です。2016年から処方が可能となりました。
ちなみにこれらの薬は、保険診療外の薬剤です。
「フィナステリド」「デュタステリド」はAGAになぜ効くの?
先に説明したように、男性の薄毛には「5αリクターゼ」という酵素が関わっています。
「フィナステリド」「デュタステリド」もどちらもこの酵素をブロックする働きがあるのです。
また、「5αリクターゼ」にはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型も多少は関与していると見られていますが、Ⅱ型から作られるDHTの方が強力で、AGAの発症に大きく関わっています。
「フィナステリド」はこのⅡ型のみをブロックし、「デュタステリド」はⅠ・Ⅱ型ともにブロックする働きがあります。
尚、これらの飲み薬での治療は、内服を継続して1~2ケ月と徐々に効果を実感できるようになるものです。
最初は、抜け毛が減り、徐々に毛の太さがしっかりし、毛量が増えてきたと実感できます。
AGAの症状が進行してしまった場合は、発毛効果が見られないこともありますが、「抜け毛の抑制」、「毛の太さに変化が出る」などは実感できることが多いようです。
できれば、進行してしまう初期の段階から内服を始めるのが効果的です。
気になる副作用は?
画期的な効果をもたらす「フィナステリド」「デュタステリド」にも副作用はあります。正しく理解して、服用をすることが大切です。
主なものに、性欲の減退、勃起不全、射精障害などの性機能に関わる副作用があります。また、乳房障害と呼ばれる乳房の女性化や乳房まわりの痛み、肝機能障害なども報告されています。
AGAの薬の内服は、やめてしまうとAGAのサイクルが再度発生することになり、長期に渡り行われます。そのためには、定期的に採血検査で肝機能のチェックや上記のような副作用が起こっていないかなど、医師の診察を受けながら行う必要があります。
いかがでしょうか?
AGAを効果的に治療するためには、現在では様々な方法がありますが、内服薬もその選択肢の一つ。今、行っているケアの効果が「イマイチ実感できない」、「この先心配」という人は、一度クリニックに訪れてみてはいかがでしょう?
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