美容コラム
育毛剤は効果ない?効かないと言われる理由や正しい使い方を解説
育毛剤は効果がない、と耳にすることがあるかもしれません。
薄毛に悩んでいる方や、将来の薄毛に不安を感じている方にとって、育毛剤における効果の有無は気になる部分です。
薄毛対策といえば育毛剤といったイメージを抱く方であれば、効果がないと言われると不安に感じてしまうのではないでしょうか。
そこで、今回は育毛剤が効果ないと言われる理由や、育毛剤の効果が期待できない方の特徴、正しい使い方などについて解説します。
育毛剤が効果ないと言われる理由

育毛剤は効果がないと言われる理由はさまざまです。
まずは、『育毛剤が効果ない』『育毛剤は意味ないから使わない方がいい』と言われる理由について解説します。
原因に合っていない育毛剤を使っているため
育毛剤が効果ないと言われる理由の一つは、育毛剤が頭皮のトラブル原因に合っていないことです。
育毛剤にはさまざまな種類があり、製品によって目的や作用が異なります。
たとえば、血行促進を目的としたタイプや、頭皮の炎症を抑える成分を配合しているもの、保湿や栄養補給を重視した製品などです。
育毛剤によって、どのような原因の薄毛・抜け毛に対してアプローチするかが異なります。
そのため、自分の薄毛や頭皮トラブルの原因と育毛剤のタイプが合っていなければ、期待していたような結果に結びつかないことがあるでしょう。
即効性がないため
育毛剤は効果がないと言う方の中には、即効性を期待しすぎている方がいます。
育毛剤を使用する際、『すぐに効果が出るはず』と期待しすぎてしまうと、なかなか頭皮環境に変化が見られず、効果がないとの判断に至ってしまいます。
育毛剤は医薬部外品や化粧品に分類されるものが多く、基本的には徐々に頭皮環境を整えることを目的としています。
そのため、育毛剤の効果を実感するまでには、ある程度の期間が必要です。
髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる成長周期があり、毛が生えて育つまでには数ヶ月単位の時間がかかります。
育毛剤の使用開始直後に目に見える変化を実感するのは、現実的には難しいと言えるでしょう。
使用方法を間違っているため
育毛剤は、使用方法に誤りがあると、期待する効果を得られないことがあります。
育毛剤はただ塗るだけで効果が出るものではありません。成分が頭皮に届くように、正しい方法で使うことが求められます。
髪の毛の上からスプレーしたり、洗髪せずに汚れた頭皮に使ったりすると、成分が適切に浸透しにくくなり、期待する効果を得られない可能性があるのです。
また、節約などの目的で、育毛剤の使用量を極端に減らす行為も注意が必要です。
指定された使用量や回数を守らないと、頭皮に適切なアプローチができなくなってしまう場合があります。
生活習慣に問題があるため
育毛剤に効果ないと言われる背景には、本人の生活習慣が関係していることがあります。
睡眠不足や栄養バランスの偏った食事、ストレスの多い生活を続けていると、頭皮の血行が悪化し、毛髪の成長に必要な栄養が届きにくくなります。
必要な栄養がスムーズに届かなくなると、育毛剤で頭皮環境を整えようとしても、十分に作用を活かせない可能性があるのです。
また、過度な喫煙や飲酒も頭皮の血流に悪影響を与える要因です。
頭皮の健康状態が悪いと、どれだけ良質な育毛剤を使っても、目に見えて変化を感じにくくなります。
育毛剤だけに頼るのではなく、自分の生活習慣を見直すことも重要であると言えるでしょう。
関連記事:AGA治療の副作用を徹底解説|副作用のリスクを高める行為や投薬以外の副作用・対処法もご紹介します
育毛剤が効果ない人の特徴

育毛剤を使用しても効果がないと考えられる方には、いくつか共通する特徴があります。
具体的に、どのような特徴が挙げられるのか、以下で解説します。
すでに薄毛が進行している
薄毛が進行している状態にあると、育毛剤で状態を変化させることは難しいでしょう。
育毛剤は、主に頭皮環境を整え、毛髪が成長しやすい状態をサポートする医薬部外品や化粧品です。
すでに薄毛が進行している場合は、育毛剤には発毛を促す医薬品成分は含まれていないため、髪の毛が新たに生える効果は期待できません。
進行した薄毛には医療機関での治療が必要です。
そのため、薄毛が過度に進行している場合は、医療機関での治療を検討する必要があるでしょう。
生活習慣の改善が難しい
育毛剤を使っても効果を期待することが難しい方の特徴として、生活習慣の改善が難しいことが挙げられます。
育毛剤は、頭皮に直接働きかけるアイテムであるものの、あわせて生活習慣の見直しも必要です。
髪の成長には血流やホルモンバランス、栄養の巡りが深く関係していることが理由です。
睡眠時間が不規則だったり、慢性的なストレスがあったりすると、適切に育毛剤を使用していても、せっかくの効果を活かしきれないことがあります。
育毛ケアを始めたいと考えているのであれば、育毛剤を使用するだけではなく、同時に生活習慣を整える努力も必要であることを覚えておきましょう。
関連記事:気になる育毛治療の種類や費用相場を解説|クリニックでの育毛治療の流れもご紹介します
育毛剤で使用されている成分

育毛剤には、髪の成長に関わるさまざまな成分が含まれています。
主に、髪の成長をサポートする成分、抜け毛予防に関わる成分、頭皮環境を健やかに保つ成分の3種類です。
ここからは、それぞれの成分について詳しく解説していきます。
髪の成長をサポートする成分
育毛剤には、センブリエキスやニンジンエキスなど、髪の成長を内側から支えるための成分が含まれています。
毛母細胞が元気に働けるように、血流や細胞活動をサポートすることが特徴です。
血流が良くなると、毛根に栄養や酸素が届きやすくなり、髪の成長環境が整うとされています。
また、グリチルリチン酸ジカリウムなどの、抗炎症成分が間接的に毛根の健康維持を支えるケースもあります。
いずれも、髪の成長に関わる成分であり、育毛剤に含まれていることが多いです。
抜け毛予防に関わる成分
育毛剤は、抜け毛予防に関わる成分が含まれている製品が多い傾向にあります。
抜け毛の原因は多岐にわたりますが、共通して注目されているのが頭皮の炎症です。
頭皮のトラブルは、髪を健やかに保つための土台に影響を与えることでもあります。
頭皮だけではなく、毛根や髪の毛そのものにも影響する可能性もあるでしょう。
上記のトラブルに対応するための成分として、グリチルリチン酸ジカリウムや酢酸トコフェロールなどの抗炎症・抗酸化作用を持つ成分が配合されていることがあります。
抗炎症・抗酸化作用を持つ成分は、頭皮の赤みやかゆみ、炎症、脱毛の進行などを防ぐことを目的として配合されます。
頭皮環境を健やかに保つ成分
育毛剤の成分として、配合されているケースが多いのが、頭皮環境を健やかに保つ成分です。
育毛剤の効果を高めるには、まず頭皮を健康な状態に保つことが前提となります。
そのため、育毛剤には頭皮環境を整えることを目的とした成分も多く含まれています。髪を直接的に育てるというよりも、髪が育ちやすい環境をサポートするための成分です。
頭皮の乾燥を防ぐ保湿成分としては、ヒアルロン酸やコラーゲンなどが使われることがあります。
乾燥が原因でフケやかゆみが出てしまうと、頭皮を掻いてしまい毛根にダメージが加わることがあるため、保湿は重要です。
関連記事:薄毛で悩む男性におすすめの対策をご紹介|日常生活でできる薄毛対策・クリニックでできる薄毛治療も解説
育毛剤の正しい使い方

育毛剤は、塗布すれば完了という単純な製品ではありません。
本来の効果を得やすくするためには、育毛剤の正しい使い方を把握する必要があります。
ここからは、育毛剤の正しい使い方について詳しく見ていきましょう。
清潔な頭皮に使用する
育毛剤を使用するにあたって、まず知っておくべきなのが、清潔な頭皮に使用することです。
汗や皮脂、整髪料が残った状態で使用してしまうと、育毛剤の成分が頭皮に浸透しにくくなる可能性があります。
せっかく育毛剤を塗布しても、十分な効果を期待しにくくなるかもしれません。
また、汚れた状態のまま使用すると、毛穴が詰まりやすくなり、頭皮環境を悪化させてしまうこともあります。
ワックスやジェルなどの整髪料などを使用している場合も、育毛剤を塗布する前に丁寧に洗髪してください。
なお、濡れたままの状態では、育毛剤が水分に流されることがあるため、地肌にしっかり届くよう、ある程度乾かしておく必要があります。
頭皮マッサージをセットで行う
育毛剤を使用する際には、頭皮マッサージをセットで行いましょう。
育毛剤を塗布したあとに、軽く頭皮マッサージを行うことで、成分の浸透をよりスムーズにできます。
マッサージによって頭皮の血行が促進されると、毛根に栄養や酸素が届きやすくなるとされており、育毛剤のサポート効果として取り入れている方も多いです。
頭皮マッサージは、指の腹で円を描くようにゆっくりと頭皮を動かします。
爪を立てたり、力を入れすぎたりすると、頭皮に負担をかける恐れがあるため注意してください。
頭皮マッサージの目安は1回あたり3〜5分ほどです。お風呂上がりなどの時間を活用し、習慣化してみてください。
継続して使用する
育毛剤を使用する際は、数か月から数年単位で継続して使うことが基本です。
育毛剤は、1~2回使用する程度では変化を感じにくいアイテムです。髪の成長には時間がかかるため、継続的に使用する必要があります。
実際、目に見える変化を感じられるようになるまでに、数ヶ月単位の時間が必要になることも少なくありません。
ヘアサイクルは、成長期・退行期・休止期の3段階に分かれており、育毛剤がはたらきかけるのは主に成長期の毛根です。
そのため、効果を実感するには、一定期間以上の使用が前提となります。
また、使用を途中でやめると、せっかく整ってきた頭皮環境がもとに戻ってしまう可能性もあります。
毎日地道に継続して使用することが、結果的に育毛の近道になるでしょう。焦らずコツコツと続けることが、育毛ケアの基本です。
まとめ
育毛剤は、あくまでも頭皮環境を整え、髪の成長をサポートするためのケア用品です。
そのため、発毛効果や即効性を期待していたりすると、効果がないと感じることがあります。
髪のお悩みを抱えている方は、まず育毛剤が何を目的とした製品であるのかをきちんと把握したうえで、自分に適したアプローチを見つけていかなければなりません。
今泉スキンクリニックでは、薄毛や抜け毛などに悩んでいる方へ向けた治療に対応しています。
『最近抜け毛が増えてきた』『髪のボリュームダウンが気になる』など、悩んでいる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。



