美容コラム
育毛剤は生え際の後退に効果ある?選び方や注目すべき成分を解説
生え際の後退が気になってきたとき、育毛剤の使用を検討する方は少なくありません。
しかし、育毛剤が生え際の後退に効果があるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は生え際の後退に悩んでいる方へ向けて、育毛剤の選び方や注目すべき成分、使い方などについて解説します。
そもそも生え際が後退する原因とは

そもそも、生え際が後退するのはなぜなのでしょうか。
まずは、生え際の後退や薄毛に陥る原因を解説していきます。
男性ホルモンの影響
生え際の後退に関わる原因として、男性ホルモンの影響があります。
男性ホルモンにはさまざまな種類がありますが、とくに「ジヒドロテストステロン(DHT)」と呼ばれるものが、生え際の後退に関わっているのが現状です。
ジヒドロテストステロンは、毛根にある受容体と結びつくことで、髪の成長を妨げる要因と考えられています。
また、髪の成長サイクルを短くする作用もあると考えられており、生え際や頭頂部の毛が十分に成長しないまま抜けやすくなる状態に繋がることがあります。
遺伝の影響
生え際の後退は、遺伝的な要因が関係していることがあります。
遺伝によって影響を受けるのは、毛根の感受性や男性ホルモンへの反応の強さです。
体質的にジヒドロテストステロンの影響を受けやすい毛根であると、生え際の毛が細くなり、抜けやすくなる傾向があります。
頭皮の血行不良
頭皮の血行不良は、生え際が後退する原因の一つです。
頭皮の血行状態が悪いと、髪に必要な栄養供給に影響を与えてしまうことがあります。
毛根は血液から酸素や栄養を受け取って髪を成長させるため、血流が滞ると髪の育ちが悪くなってしまうのです。
長時間のデスクワークや姿勢の悪さ、冷え、喫煙などは血行を悪化させる原因となります。
また、肩こりや首こりが慢性的にある人は、頭皮への血流が不足しやすい場合があります。
過剰な皮脂の分泌
頭皮の皮脂分泌が過剰になると、生え際の後退を招く原因となります。
皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まりやすくなる状態は、生え際の毛根に負担がかかる原因です。
皮脂が酸化すると炎症を引き起こしやすく、頭皮環境の悪化により髪の成長に悪影響が及ぶ場合があります。
皮脂の分泌は、ストレスや食生活の乱れなどによっても増加しやすい傾向があります。
また、過剰な洗髪は頭皮を乾燥させ、結果的に皮脂の過剰分泌を引き起こす場合があるため、注意が必要です。
不規則な生活習慣
生え際の後退には、不規則な生活習慣も大きく関わっているといわれています。
睡眠不足や夜更かし、偏った食事、運動不足などが続くと、頭皮や毛根に必要な栄養が届きにくくなります。
たとえば、睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になり、細胞の修復や再生が行われる大切な時間帯です。睡眠時間が不足すると、髪の成長に影響を与える可能性があります。
食生活の偏りにおいても、髪に必要な栄養が不足して、結果的に生え際の後退を招くリスクがあるでしょう。
運動不足は血行不良を招く恐れがあるため、結果的に生え際の後退に関わります。
生活習慣次第で、生え際の状態が変化するといえるでしょう。
過度な整髪料・ヘアスタイル
生え際の後退を招く原因の一つが、整髪料のつけすぎや、頭皮に負担をかけるヘアスタイルです。
過度な整髪料の使用や、頭皮に圧力をかけるようなヘアスタイルは、生え際にとって負担となることがあります。
ワックスやジェルを過剰に使用したり、洗い残しがあったりすると、毛穴が詰まりやすくなり頭皮の炎症につながる可能性があります。
また、髪を強く引っ張って結ぶスタイルを長時間続けると、毛根への刺激となり、生え際の後退を招くかもしれません。
生え際の後退が気になるのであれば、毎日のスタイリングを見直してみることも重要でしょう。
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生え際の後退に使用する育毛剤の選び方

生え際の後退へのアプローチとして使用する育毛剤は、どのように選べばよいのでしょうか。
ここからは、生え際の後退に使用する育毛剤の選び方を解説します。
自分の肌質・頭皮環境と照らし合わせる
育毛剤を選ぶうえで、まず確認しておきたいのが自分の肌質や頭皮環境との相性です。
乾燥肌や敏感肌、脂性肌など、肌質によって育毛剤による頭皮の反応は異なります。
例えば、乾燥が気になる方であれば、保湿成分を多く含んだタイプの育毛剤が使いやすいことがあります。
一方で、皮脂が多い方は、さっぱりとした使用感で、毛穴の詰まりに配慮された処方のものが適している場合もあります。
育毛剤は毎日使うものですので、刺激を感じないか、頭皮に赤みやかゆみが出ないかなど、使用前にパッチテストなどで確認するのも良い方法です。
継続しやすい価格であるかを確認する
育毛剤を選ぶ際には、継続しやすい価格の製品を使用しましょう。
育毛剤は一度の使用で変化を実感できるものではなく、長期的な使用で頭皮環境の改善が期待される製品です。
そのため、選ぶ際には価格面の負担も考慮する必要があります。
効果を期待して高価な育毛剤を購入しても、途中で使い続けられなくなってしまっては、効果的なケアにはつながりにくいでしょう。
毎月の予算や生活スタイルに、無理なく取り入れられる価格帯であるかを事前にチェックしておくことが大切です。
また、定期購入やまとめ買いの割引がある場合もありますが、まずは単品で試してから継続購入するかどうかを判断すると安心です。
価格と品質のバランスを見極め、自分にとって負担の少ない形で続けられる製品を選びましょう。
使用感が自分に合うかを確認する
生え際に使用する育毛剤を選ぶ際には、使用感が自分に合っているかを確認してください。
毎日使う育毛剤だからこそ、使用感はとても大切です。ベタつきが気になると、習慣的に使うのが苦になってしまい、継続しにくくなることもあります。
育毛剤には、液体タイプ・ジェルタイプ・ミストタイプなどさまざまな形状があり、それぞれに使用感は異なるものです。
また、においの有無や、使用後の刺激感の有無なども確認しておくと安心です。
店頭や通販でもサンプルを提供している製品があるため、自分の好みに合うか試してから本格的に使用を始めるのも良い方法です。
関連記事:気になる育毛治療の種類や費用相場を解説|クリニックでの育毛治療の流れもご紹介します
生え際の後退で育毛剤を選ぶ際に注目したい成分

生え際の後退に使用する育毛剤を選ぶのであれば、どのような成分が含まれている製品がよいのかを知っておく必要があります。
育毛剤選びが初めての方は、ぜひ以下の成分に注目して、自分に合う製品を探してみてください。
血行促進をサポートする成分
育毛剤を選ぶにあたって、注目したいのが、血行促進をサポートする成分です。
髪の成長を支えるには、毛根にしっかりと栄養や酸素が届くことが大切です。そのため、血行を促す成分が含まれているかどうかは、育毛剤を選ぶうえで注目したいポイントです。
代表的な血行促進成分としては、センブリエキスやニンジンエキス、トウガラシエキスなどが挙げられます。
上記の成分は、頭皮の血流促進に関わり、毛根が健やかに育ちやすい環境を保つ働きがあるとされています。
生え際は血行が滞りやすい部分でもあるため、血行促進成分が配合されている育毛剤が適している場合も多いです。
抗炎症・抗酸化作用のある成分
育毛剤に含まれている成分の中で、注目したいのが抗炎症・抗酸化作用を持つものです。
生え際の頭皮は外部からの刺激を受けやすいうえに、皮脂や汚れがたまりやすい部位でもあります。
頭皮の炎症を抑える成分が含まれている育毛剤は、健やかな頭皮環境を保つうえで役立つと考えられるでしょう。
抗炎症成分としてよく使用されるのは、グリチルリチン酸ジカリウムなどです。
また、ビタミンE誘導体は、酸化による頭皮ダメージから守るサポートが期待される成分です。
髪の成長そのものに直接働きかけるのではなく、頭皮トラブルを予防し、髪が育ちやすい状態を整えるために役立ちます。
頭皮環境を整える成分
育毛剤選びで注目したい成分として、頭皮環境を整える成分が挙げられます。
生え際の後退が気になり始めたとき、頭皮の乾燥が進行しているケースも見られます。
乾燥はフケやかゆみの原因となるだけでなく、毛根にも負担を与えることがあるため、保湿ケアは重要です。
保湿をサポートする成分としては、ヒアルロン酸Naやコラーゲン、海藻エキスなどが一般的に使われています。頭皮の水分バランスを保ち、柔らかく健康的な地肌に導く働きが期待できるでしょう。
また、頭皮の乾燥を防ぐことで、他の有効成分の浸透も助けると言われており、育毛ケア全体のベースづくりにもつながります。
乾燥が気になる季節や、シャンプー後につっぱったような感覚がある方は、保湿成分が豊富に含まれた育毛剤を選ぶのがよいでしょう。
関連記事:AGA治療の副作用を徹底解説|副作用のリスクを高める行為や投薬以外の副作用・対処法もご紹介します
育毛剤で生え際の後退に効果的にアプローチする方法

育毛剤で生え際の後退に効果的にアプローチするためには、正しい使い方を把握しておく必要があります。
一般的な育毛剤は、以下のステップで使用します。
- シャンプーで汚れを落とす
- タオルドライをする
- 育毛剤を生え際に塗布する
- 指の腹で頭皮をマッサージする
育毛剤は清潔な頭皮への使用が大前提です。洗髪後にタオルドライを行い、水気を拭き取ったタイミングで使用すると、成分が頭皮に浸透しやすくなります。
塗布後には軽く頭皮マッサージを行うことで、血行促進をサポートし、成分がより届きやすくなります。
指の腹でやさしく円を描くように動かし、毎日数分続けてみましょう。
なお、育毛剤の効果は数回で実感できるものではありません。最低でも3ヶ月程度の継続使用を目安に、毎日コツコツとケアすることが大切です。
まとめ
生え際の後退が気になったとき、育毛剤は対処法の一つとして検討されることがあります。
しかし、育毛剤はあくまでも頭皮環境を整えることを目指す製品であるため、主に頭皮環境の改善や抜け毛予防、発毛促進を目的とした製品です。
そのため、すでに生え際の後退が進んでいるのであれば、薄毛に対応しているクリニックに相談したほうがよい場合があります。
今泉スキンクリニックでは、生え際の後退が気になる方へ向けて、適切な治療を提案しています。
治療が初めての方も安心してご相談いただける環境が整ったクリニックですので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。



