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美容コラム


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薄毛治療
2022.9.30

AGA治療の初期脱毛とは|初期脱毛の原因や起こりやすい時期・軽減する方法も解説します

AGA治療の初期脱毛とは|初期脱毛の原因や起こりやすい時期・軽減する方法も解説します

AGA治療を始めると起こる症状に初期脱毛があります。発毛の治療を始めたのにさらに抜け毛が起こり、不安や心配になる方も多いでしょう。

今回はAGA治療で起こる初期脱毛の原因や、起こりやすい時期などについて詳しくご紹介します。

AGA治療を始める方はぜひ参考にし、不安を取り除きましょう。

AGA治療で起こる初期脱毛とは?

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男性型脱毛症であるAGAの治療を開始し、しばらくすると抜け毛が増えているように感じる現象が起きます。これを初期脱毛と呼びます。

AGAの治療薬や治療の副作用と捉える方もいますが、初期脱毛の症状は治療薬が効いている証拠です。

通常髪の毛は、自然脱毛と成長を繰り返しながら健康な状態が保たれています。髪の毛には毛の生え替わりであるヘアサイクルが存在しています。

  • 成長期→毛髪の成長を担う司令塔である毛乳頭が盛んに栄養を取り込み、毛母細胞へ供給し毛が伸び太くなる時期
  • 退行期→毛母細胞の分裂が止まり、毛が抜け落ちる準備に入る時期
  • 休止期→毛の成長スピードが止まり、自然に抜け落ちるまで待つ時期

正常なヘアサイクルでは、成長期は5〜6年あるといわれています。しかし、AGAでは成長期が数ヶ月〜1年ほどになってしまうのです。

治療薬を使用することで、正常なヘアサイクルに戻るように働きが強まり、休止期に入っている髪の毛が抜け落ちる初期脱毛が起こります。

初期脱毛が起こることで抜け毛が増えたように感じますが、薬が効いてきて発毛の準備が行われている証拠なので正常な反応となります。

初期脱毛の原因

不安でいっぱいの男性

初期脱毛が起こる原因として、治療薬が作用することが考えられます。AGAの治療薬は、発毛を促したり薄毛の進行を予防したりする薬が多いです。
毛母細胞を刺激することでヘアサイクルを正常に戻し、太く長い毛が成長できるように作用しています。

退行期の髪は何もしていなくても抜け落ちる毛となり、治療薬の作用により一気に脱毛することで脱毛が増えたように感じるでしょう。

治療薬の効果によっては、まとめて抜け落ちる場合もあります。

初期脱毛で抜ける毛の大半は、ヘアサイクルが乱れた中で成長した細く短い毛です。

初めは抜けることで治療薬が効いていない・合っていないと捉えがちですが、初期脱毛は治療薬の効果が現れている現象なので、気にしすぎないように前向きに捉えましょう。

初期脱毛が起こりやすい時期

おでこの生え際を気にする中年男性

個人差はありますが、初期脱毛はAGAの治療を開始してから10日〜1ヶ月頃から起こり、その後2~3ヶ月ほど続きます。

ヘアサイクルが安定するまでは、初期脱毛の症状は続きますので様子をみましょう。

初期症状は時期のほかに抜ける量にも個人差があります。

いずれにせよ治療を開始すると初期脱毛が起こるということを覚えておくと、脱毛の量が増えても精神的負担が少ないでしょう。

治療薬の効果が安定し初期脱毛がおさまるまでは長く感じられますが、初期脱毛は一時的な現象です。

治療薬が効いていないと勘違いをし使用を中断してしまうと、正常に働こうとしているヘアサイクルが乱れ再びAGAによる抜け毛が起こってしまいます。

初期脱毛の終わる時期は目に見えて分かりにくいですが、途中で治療薬の中断をしないように注意してください。

初期脱毛が起こりやすい治療薬

クスリを手に取る人

ここからはAGA治療で使われる初期脱毛が起こりやすい治療薬についてご紹介します。

治療薬としていくつかある中でもミノキシジル・ザカーロ・プロペシアはAGA治療薬として使われることが多いです。

それぞれの特徴を確認しておきましょう。

ミノキシジル

外用薬と内服薬の2種類があります。ミノキシジルは血管拡張作用があり、血流を増加し毛母細胞に栄養を届け発毛を促進させる働きがあります。

ヘアサイクルが正常へ向かうとともに、乱れたヘアサイクルで生えていた細く短い毛が、新しく生えてくる太く正常な髪の毛に押し出され脱毛が起こるのです。

ミノキシジルは発毛効果が強いことから、攻めの薬ともいわれています。ヘアサイクルを正常に戻し、健康な髪が生まれてくる脱毛なので心配ないといえます。

ザカーロ

抜け毛を減らす作用のある治療薬です。AGAを発症させる可能性が高い体内に存在する還元酵素の一種である5aリダクターゼを阻害することで、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを抑制し抜け毛を減らす働きをします。

ザカーロはほぼ全身の皮脂腺に存在しているI型5aリダクターゼと、頭皮だと主に前頭部と頭頂部に存在しているII型5aリダクターゼの両方を抑制する働きがあるのです。

抜け毛を減らす作用のほかに、太くしっかりした髪へ成長させる効果も期待できます。

ザカーロは予防であり毛母細胞に働きかける治療薬ではないので、初期脱毛はほとんど起こらないでしょう。

プロペシア

ザカーロ同様に抜け毛を減らす作用のある治療薬で、プロペシアも初期脱毛がほとんど起こらないといわれています。

II型5aリダクターゼを阻害する働きがあり、発毛サイクルを整えることにより、成長期を延長させ健康な髪を維持をする働きをするのです。

プロペシアでの初期脱毛は起こりにくいですが、稀に男性機能障害(ED・性欲減退)や肝機能障害などの副作用が起こる場合があります。

副作用が起こる確率は非常に低いですが、少しでも異変を感じたら医師に相談をしましょう。

初期脱毛を軽減するには

考え込む男性

AGAの初期脱毛は治療薬によって生じる一時的な症状です。初期脱毛を軽減する方法は残念ながらありませんが、髪の成長を促しよい頭皮環境を整えることは重要です。

よい頭皮環境へ導く方法をご紹介します。

健康な生活習慣

初期脱毛は一時的な症状にすぎませんが、未来の髪のためにも生活習慣の改善は必要です。

栄養バランスの乱れた食事や運動不足は血行不良のもととなり、頭皮にまできちんと栄養が届きません。

睡眠不足も髪にとってよくない生活習慣の1つです。人は髪を含めた組織の修復に必要な成長保ホルモンは、眠ることで分泌されます。

また、ストレスを受けることで細胞に悪影響を及ぼす活性酸素が発生し、髪の成長を妨げます。

髪のためにも生活習慣の見直しをしましょう。

過度の喫煙や飲酒の見直し

ウイスキーとタバコ

喫煙は血行不良を引き起こし、活性酸素が生じる原因の1つでもあります。飲酒はAGAの原因でもあるジヒドロテストステロンを増加させる大きな原因です。

また、健康な髪をつくるためのビタミンや髪のもととなるタンパク質を合成するアミノ酸を消失させる恐れもあります。

過度の喫煙や飲酒は控えるようにし、健康な髪をつくるためにもできればやめることが望ましいです。

頭皮のマッサージ

血流を促すことで、毛根に栄養が届きやすくなります。頭皮マッサージをするときは前頭筋・側頭筋・後頭筋をやさしくほぐすような感覚で行いましょう。

頭部には多数のツボが存在するため、ツボを押し刺激を与えることでリラックス効果も生まれます

ただし、頭皮マッサージのやりすぎは髪が抜けたり切れたりする可能性があるので、1回5分程度にとどめ頭皮を強く押したり擦らないように気をつけましょう。

初期脱毛が止まらない場合は

頭を抱えるアジア人男性

初期脱毛には終わりがあるとはいえ、治療を開始してから何ヶ月も止まらない場合があります。初期脱毛が終わらない場合は、AGAの初期脱毛が原因ではない可能性があります。

炎症が起きていたり、そもそも脱毛の原因が他にあったりする可能性が高いでしょう。

初期脱毛が止まらない場合は、医師に相談をし治療方法の見直しをすることが大切です。

頭皮に炎症が起きている

使用する治療薬が頭皮に合わないと炎症が起きる場合があります。

とくに発毛作用のあるミノキシジルの外用薬は、頭皮のかゆみやかぶれ・皮膚のアレルギー反応が出る可能性があります。

皮膚が弱い方は注意して使用し、かぶれやかゆみがある場合は速やかに医師に相談をしましょう。

頭皮に炎症が起きている場合、毛母細胞に悪影響を及ぼし発毛効果を実感できません。

また、治療薬が効いていないと感じ一度にたくさんの量を使うことはやめましょう。正しく治療を行うためにも、治療薬の使用量や使用方法は守りましょう

生活リズムの乱れによるストレス

暗い部屋で落ち込むアジア人男性

深夜遅くまで起きている・睡眠不足・乱れた食生活などの生活リズムが乱れていると、身体にはストレスがかかり頭皮環境にも影響を与えます。

効果のある治療方法を行っていても効果がみられず、ヘアサイクルが正常に戻るまでより時間がかかります。

治療薬を使用しているからといって、どんな生活を送っていても確実な発毛や抜け毛効果がみられるとは限りません。

初期脱毛が止まらない場合は、今一度生活リズムを見直しできることから改善をしましょう。

脱毛の原因がAGA以外の可能性

そもそも抜け毛の原因がAGAではなく、以下のような原因が潜んでいる可能性も考えられます。

  • 円形脱毛症
  • 脂漏性皮膚炎
  • 慢性甲状腺炎
  • 過度なストレス

別の病気である場合は治療方法が異なるので、AGAの治療薬を使用していても初期脱毛の改善は見込めません。

治療を始めてから脱毛が改善しない場合は、別の原因を疑うことも視野に入れましょう。

治療方法を見直す

初期脱毛の改善が見られない場合、治療薬の使用をやめてしまう方もいますが、自己判断で治療薬を止めることはおすすめしません。

治療の途中で治療薬の使用をやめてしまうと、発毛の効果が出ているのか分かりません。

初期脱毛が3ヶ月ほど続くようなら、医師へ相談し治療方法の見直しをしましょう。

当院では最先端の再生医療をはじめ、育毛マッサージや外用薬などさまざまな治療をカスタマイズし、1人ひとりに合った最適な治療法をご提案いたします。

初期脱毛が止まらない・不安なことがある方は、まずはカウンセリングのご予約を取っていただきぜひご相談ください。

一緒に治療方法を考え、初期脱毛の不安を取り除きましょう。

カウンセリングを予約する

初期脱毛に不安を感じたときは

カウンセリングする白衣の女性と男性

初期脱毛は、AGAの治療を行っている方なら誰にでも起こる正常な脱毛の症状です。治療薬が効いてきて、健康な髪の毛が発毛してくるサインでもあります。

健康な髪の毛をつくるためにも、生活習慣・喫煙・飲酒などの見直しをすることも重要です。

初期脱毛がいつまでも続き不安な状態は、余計なストレスがかかり発毛に影響を与える恐れがあります。

「治療の効果が現れている」と捉え気にしないことがベストですが、心配な方もいるでしょう。

初期脱毛の原因がAGAではない可能性もあります。

当院ではさまざまな手段を組み合わせて、1人ひとりに合った治療法をご提案しています。

不安な状態のままにしていても、解決はしません。初期脱毛が終わらず続いて不安な状態を一緒に改善しましょう。

まずは不安に感じていることなどなんでもお気軽にご相談ください。

カウンセリングのご予約はLINEからでも承っております。

初期脱毛のカウンセリングを予約する

安心なAGA治療なら今泉スキンクリニックへ

薄毛治療の診断をする医師と診察を受ける黒髪の男性

AGA治療は医師によるきちんとした治療が必要です。AGAの症状に効果のある治療薬を使用しても、ご自身に合っていない場合もあります。

決して自己判断はなさらないようにしましょう。

当院では再生医療を応用した育毛専門の医療技術を導入しています。

複数種類ある薬剤から患者様に合った薬剤を選択し、治療目安は3〜6回程を基準としてその後は症状の経過をみながらご提案しています。

一緒に最適なAGA治療を行い、髪のお悩みを改善していきましょう。

院長 今泉明子

【記事監修】今泉 明子

今泉スキンクリニック 院長 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

聖マリアンナ医科大学を卒業後、皮膚科医として経験を重ねるほか、米・ニューヨークの大学で研究に従事。帰国後、都内の皮膚科クリニック院長を経て、今泉スキンクリニック(六本木)を開院。

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