美容コラム
“良質の睡眠”が与える、アンチエイジング効果とは
知っておきたい、元気に生きる男性のための睡眠の知識
同じ40代や50代でも、いつもパワーがみなぎっていて若々しい男性と、
なんだか疲れ切っている男性…。その違いはいったい何?
それは、実は「睡眠」にあるかもしれません!
良質な睡眠は“最高のアンチエイジング法”
睡眠は、一日の疲れを癒すだけではなく、人体にとって重要な役割を果たしています。
体は細胞分裂を繰り返し、常に新しく作り替えられていきますが、それらが主に行われる時間帯は22時から深夜2時。
その間に睡眠をとることで、細胞分裂を活発化させることができます。
良質な睡眠をとることは、毎日を健康で元気に過ごすことができるだけでなく、アンチエイジングにも大きな効果が得られる最高の健康法なのです。
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若返りホルモン分泌のカギを握る●
睡眠は、アンチエイジングに欠かせないホルモンの分泌も活発にします。その一つが、若返りホルモンとも呼ばれる「成長ホルモン」です。
古くなった細胞を再生する働きがあり、肌のターンオーバーを助け、艶のある髪を保つなど、アンチエイジングにうれしい働きをします。
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よく眠ると肥満も解消できる!?●
また、人は寝ている間も体力を消耗していますが、そのエネルギー供給を行うのが「コチゾール」というホルモン。寝ている間に脂肪を燃焼させ、エネルギーに変える働きをし、余分な脂肪をため込まないようにしてくれます。
危険!睡眠不足に陥ると何が起こる?“気力の低下、暴飲暴食、老化”
しっかりと睡眠することが良いことがわかりましたが、睡眠不足に陥ると何が起こるのでしょうか?
睡眠が不足すると、イライラだけでなく、集中力や気力の低下の低下などのメンタル面でのマイナスも招きます。疲れがいつまでも取れず、気力や代謝が低下し、40代から50代男性特有の“うつ病”を引き起こすキッカケにもなりかねません。また、それだけでなく、髪や肌のつやが悪くなるなど、見た目の上での老化も起こりやすくなります。
そして、食欲を抑制するレプチンというホルモンが出にくくなり、暴飲暴食を引き起こすことも分かっています。イライラして、食べ過ぎてしまう時は、睡眠不足が原因かもしれません。さらに、恐ろしいことに、寝不足はインスリンの分泌も低下させてしまうため、生活習慣病のリスクを高めるなど、私たちの体にとっては大敵なのです。
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睡眠時間の目安、最適な入眠のタイミングは?●
睡眠時間については様々な研究が行われていて、諸説ありますが、「7時間」が最適であるといわれています。これは、アメリカで行われた寿命と睡眠時間の関係を調べた大規模な調査で、睡眠時間が7時間の人が最も脂肪率が低く、長寿であるというという結果からです。
7時間よりも長すぎず、短すぎずが、理想ですが、人によって睡眠のサイクルは様々。得られる睡眠の質、生活、季節などの要因によっても変わってくるため、7時間を目安に微調整しましょう。また、眠る時間帯ですが、ホルモンが活発に分泌されやすくなる、22時から深夜2時までの間に合わせるのが理想です。
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良質な睡眠をとる為の、睡眠前のポイント●
・「睡眠前に」激しい運動はしない。交感神経が活発化し脳が興奮状態になってしまいます。
・「睡眠前に」スマホ、PC、テレビは禁止する。これらの光が脳を刺激してしまいます。
・「睡眠前に」ぬるめの入浴で、脳や身体をリラックス状態へ導く。
尚、休日の寝だめは、体内時計を狂わせてしまうのでNG。
早起きでなくても午前中には起きて、日の光を浴びましょう。
規則正しく眠るだけで、アンチエイジングで毎日が楽しく元気に過ごせる! こんな理想的なことってないですよね?今日からぜひ、実践してみてはいかがでしょうか?
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