美容コラム
ふくらはぎのボトックス注射の効果を解説|効果の継続期間や施術費用の相場もご紹介
ハーフパンツを穿くと、ふくらはぎがボコッとして見えることがあります。
そんなふくらはぎが太くて悩んでいる男性は少なくありません。特に男性は筋肉がつきやすいためボコッと下腿三頭筋が出ているししゃも足に悩む方が多くいます。
タイトなパンツをはきたいがきつくてはけない、常にダボっとした服しか着られずファッションが楽しめない、といった悩みをお持ちの方もいるでしょう。
脂肪やむくみではなく筋肉が原因で太く見えているならばダイエットで改善しにくいのです。
そんな筋肉が原因のふくらはぎの太さを改善するためにはボトックス注射がおすすめです。ふくらはぎが太く見える原因やボトックス注射の効果などについて紹介します。
男性もふくらはぎの太さを気にしている
ハーフパンツを穿いたときに目立ってしまうふくらはぎのボコッとした膨らみや太さ。
こうしたふくらはぎの太さを気にしている方は、性別を問わず増えてきています。
ハーフパンツだけでなくタイトなパンツを穿くとシルエットが気になる、という方もいるでしょう。
昔スポーツをしていた方などは下腿三頭筋が発達しており、ふくらはぎが太くなってしまいます。この場合ダイエットで運動してもなかなか痩せないのです。
ふくらはぎの太さが気になる方に、なぜダイエットは効果がないのかについて、太くなる原因とあわせて分かりやすく解説します。
また、ふくらはぎを部分的に痩せたい方へボトックス治療がおすすめです。ボトックス注射の効果や相場なども紹介するので参考にしてみてください。
ふくらはぎが太くなる原因
ふくらはぎが太くなる原因は筋肉・脂肪・むくみが考えられます。原因によって改善方法が違うので一人ひとり原因を考えることが大切です。
ダイエットをしても全然痩せない、そう悩んでいる方はダイエット方法が間違っている可能性もあるので、もう一度原因について考えてみましょう。
筋肉
筋肉のせいでふくらはぎが太く見えてしまうことがあります。特に昔サッカーや陸上などのスポーツをしており、鍛えていた方に多いです。
下腿三頭筋という筋肉がふくらはぎについています。爪先立ちをするときに収縮する筋肉です。
これは走る際、地面を勢いよく蹴る場面で大事になる筋肉なので、陸上やサッカーなどの競技をしていた方は自然と発達している可能性があります。
下腿三頭筋が発達すると、ボコッと浮き出たような見た目になってしまい、不自然に目立ってしまうのです。
筋肉が原因の場合、ダイエットで走ったり運動したりしても痩せず、逆に太くなってしまう可能性もあります。
爪先立ちをしたときにボコッと筋肉が盛り上がるようならば下腿三頭筋が原因です。どんなに運動しても痩せない方は筋肉が原因で太く見えている可能性があるでしょう。
脂肪
脂肪が原因でふくらはぎが太く見えてしまうこともあります。脂肪がついてしまうのは運動不足・生活習慣の乱れ・食べ過ぎなどが原因です。
この場合はマッサージや運動、食生活の改善などをすると痩せてくる可能性があります。爪先立ちをしてボコッと筋肉が浮き出ない場合は脂肪が原因で太く見えている可能性があります。
脂肪が原因で太く見えているならば運動などが効果的でしょう。筋肉を鍛えることで代謝も良くなるので痩せやすくなります。
むくみ
むくみもふくらはぎが太く見える原因になります。立ち仕事が多い方は特に足がむくみやすいのです。
普段は血液や水分が下半身に溜まらず全身に行き渡るよう下腿三頭筋がポンプのような役割をして上に押し出しています。
しかし、下腿三頭筋をあまり使わない生活をしていると十分なポンプの機能を果たせず、水分が重力の影響で下半身に溜まってしまいむくみが生じるのです。
むくみは指で押してみると確認できます。脛をグッと親指で押して跡が残るとむくみが生じているでしょう。
むくみがない人は押してもすぐに元に戻りますが、むくみがある方は押すと指の形が残りすぐに戻りません。毎日靴下の跡が強く残ってしばらく戻らない方はむくんでいます。むくみが原因の場合はマッサージなどが効果的です。
ふくらはぎへのボトックス注射の効果
ふくらはぎへボトックス注射を打つことで部分痩せの効果が期待できるのです。このボトックス治療をおすすめするのは筋肉の発達が原因で太く見える方になります。
ボトックス注射がなぜふくらはぎ痩せに効果を発揮するのか解説します。
筋肉の動きを抑える
ボトックスは筋肉の収縮を抑える効果があります。筋肉は脳からの指令で収縮しますが、ボトックスは神経伝達物質の作用を妨害し筋肉の働きを抑えるのです。
筋肉の動きを抑え、働かないようにすると徐々に筋肉が萎縮していきます。過度に発達しすぎている下腿三頭筋を萎縮させることでふくらはぎのボコッとした膨らみが改善されるのです。
部分やせできる
ボトックス注射は部分痩せすることができます。ふくらはぎが太く見える原因の筋肉へピンポイントに注入するので、痩せたい部分だけ痩せることができるのです。
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋の2種類があります。足の使い方でどちらか一方の筋肉が強く発達してしまう場合があり、その場合は全ての筋肉にボトックスを打つ必要はありません。
発達している筋肉へピンポイントに介入することで、バランスが良く美しいふくらはぎへ近づけるでしょう。
ボトックス注射に興味がある方はぜひ当院へご相談ください。
ふくらはぎのボトックス注射の施術費用の相場
ふくらはぎボトックスの相場は50,000〜150,000円程度です。ボトックスの種類やクリニックによって値段が大きく変わるでしょう。
当院ではボトックスビスタならば1回99,000円、NABOTAならば88,000円で施術を受けることができます。
ボトックスビスタはアラガン社が開発し、厚生労働省が製造・販売の許可を出しているボツリヌス製剤です。
NABOTAは韓国の韓国食品医薬品安全庁と、世界で最も厳しいと言われる米国FDAの安全基準・品質基準をクリアしたボツリヌストキシン製剤で安全性が保証されています。
ボトックス治療は自由診療のため公的医療保険が使用できませんので注意しましょう。
ふくらはぎのボトックス注射の効果の継続期間
ふくらはぎボトックスは1回の施術で永続的に効果が持続するわけではありません。効果が持続する具体的な期間やより効果的にふくらはぎを細く保つ方法をご紹介します。
効果は半年程度
ボトックス注射の効果は約半年程度です。ボトックス注射を打ってから約3〜7日程度で効果を感じ始め、約1ヶ月程度で痩せてきたことを感じる方が多いとされています。
そこから約半年効果が持続し、半年経過すると徐々にまた戻ってしまう可能性があるのです。
特にふくらはぎの筋肉は日々の生活で使います。よく歩く人、運動が好きな方はすぐに筋肉が発達してしまうでしょう。
全身を痩せるためにランニングしていたのにふくらはぎがどんどん太くなってしまう、でも運動をやめると太ってしまう、という悩みを抱えてしまうこともあります。
ボトックス注射の効果を長く実感したい方は1回だけでなく複数回打つことをおすすめします。
打ち続けるとより効果的
ボトックス注射は約半年で効果がなくなってしまうので、繰り返し打ち続けることをおすすめします。
半年おきに注入すると徐々に筋力が戻りにくくなり、1回の効果がより持続しやすくなるのです。半年に1回程度であれば頻繁に通う必要もないので忙しい方も安心でしょう。
こんな人にふくらはぎボトックスがおすすめ
ボトックス注射は足を細くしたい方・ふくらはぎの筋肉が気になる方・ダイエットでは効果がなかった方・手術には抵抗がある方におすすめです。
入院も必要なく日帰りで施術を受けることができます。
足を細くしたい
足を細くしたい方には、ボトックス注射がおすすめです。全身的に肥満体型の方であれば運動や食事制限・脂肪吸引などが良いでしょう。
しかし、筋肉質な足で太い足だけ部分的に痩せたい方にはボトックス注射が最適です。ボトックスは筋肉へ働きかけるのでボコッとした膨らみが軽減されます。
ボコッとしたししゃも足が改善されより美しいシルエットに近づける可能性があるのです。
ふくらはぎの筋肉が気になる
発達しすぎたふくらはぎの筋肉が気になる方にもボトックス注射はおすすめです。ふくらはぎの筋肉を落とそうとしても、普段の生活で使ってしまうのでなかなか難しいでしょう。
特に学生時代運動をしていた方は筋肉が発達しており、収縮しやすくなっています。全く歩かないと筋力は自然と落ちますが、必要な筋肉も落ちてしまうので健康に良くありません。
しかし、ボトックス注射は過剰に発達している部分のみに施術ができるので部分痩せしたい方におすすめです。
ダイエットでは効果がなかった
ダイエットをしたが全くふくらはぎが細くならず、効果がなかった方にはボトックス注射がおすすめです。
筋トレや有酸素運動で効果がない場合は筋肉の肥大によって太く見えてしまっている可能性があります。
脂肪が原因のものであればダイエットで痩せるのですが、ダイエットが効果がない場合はボトックス注射を検討しても良いでしょう。
手術には抵抗がある
足を痩せたいが手術はしたくない方にボトックス注射がおすすめです。施術は日帰りで受けることができます。
手術のように皮膚を切ることもなく、注射だけの施術なので痛みも少ないでしょう。
仕事を休みたくない・手術は痛そうで抵抗がある、そういった不安がある方にボトックス注射がおすすめです。
ボトックス注射について興味がある方はぜひ当院へご相談ください。
筋肉質なふくらはぎはボトックス注射で改善しよう
ボコッと膨らんだ筋肉質なふくらはぎにはボトックス注射が効果的です。発達した下腿三頭筋にのみ施術することでピンポイントの改善が期待できます。
筋肉は使わないと徐々に細くなり萎縮していきますが、下腿三頭筋は歩くときなど日常生活で使用するため、自力で細くするのは難しいでしょう。
ボトックス注射を使用すればピンポイントの筋肉だけ施術できるのでおすすめです。
ボトックス注射の相談は今泉スキンクリニックへ
ふくらはぎへのボトックス注射に興味がある方はぜひ当院へご相談ください。
当院ではボトックスビスタとNABOTAの2種類のボトックスを使用しています。ボトックスビスタは厚生労働省が製造・販売を許可しているボツリヌス菌製剤です。
また、NABOTAは米国FDAや韓国KFDAで許可されており安全性が保証されています。どちらも高い審査基準で品質や安全性が保証されているものなので安心です。
当院では施術の前にカウンセリングを行い、ふくらはぎが太く見える原因となっている筋肉を確認し、施術箇所を検討します。
そして、患者様にご納得いただいてから施術を行います。ボトックス注射に関する不安や聞きたいことも遠慮なくご相談ください。
【記事監修】今泉 明子
今泉スキンクリニック 院長 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
聖マリアンナ医科大学を卒業後、皮膚科医として経験を重ねるほか、米・ニューヨークの大学で研究に従事。帰国後、都内の皮膚科クリニック院長を経て、今泉スキンクリニック(六本木)を開院。
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