美容コラム
アンチエイジングに効く!入浴法
お風呂の入り方を変えるだけで、若さは取り戻せる!
ツヤのある肌や髪、しなやかで疲れ知らずの体は、年齢を問わず手に入れたいもの。
食事や運動などで若々しい体をキープできることはわかっているけど、なかなか習慣化できない人も多いのではないでしょうか?
そんな面倒くさがり屋の人にも朗報です!
アンチエイジングに効く物質を「入浴」で増やすことができちゃうんです!
今、注目のアンチエイジングの救世主【HSP(ヒートショックプロテイン)】
「HSP(ヒートショックプロテイン)」という物質をご存知でしょうか?
これは、傷ついた細胞を修復してくれる成分のことを言います。
別名「ストレス防御たんぱく」とも言われ、アンチエイジングの働きをすると、注目を集めています。
「HSP」が増えると、下記のようなメリットがあります。
・免疫力がアップし、自己治癒力が高まる
・疲れにくい体になる
・新しい皮膚が作られるので、肌つやが良くなる
・代謝が高まり、痩せやすい体になる
「HSP」は元々、私たちの体内に存在しているものですが、残念ながら年齢とともに減少してきます。そのために、肌つやが悪くなったり、傷が治りづらくなったり、痩せづらくなったりと、体にも影響が出てくるのです。
日本人が好きな“あの習慣”が「HSP」を増やす!?
「HSP」は増加させることができます。
「HSP」は、熱によるストレスで最も増加すると言われています。
…その温度は、40℃~42℃。
これにぴったりなのが、日本人が大好きな「入浴」なのです。
湯船に浸かる習慣がある日本人は、自宅や温泉、銭湯などで入湯するのは
ごく当たり前のこと。これを使わない手はありません。
「HSP」を増やすための入浴は毎日行う必要はありません。
一度行うと、3~4日は「HSP」の量が維持できるため、週に2回程度行えば充分です。
また、習慣化してくると耐性ができてしまい、「HSP」が増えづらくなります。
効果を感じなくなってきた場合は、2週間ほどこの入浴法を止めてみましょう。
それでは、「HSP」を増やす入浴法を詳しくご紹介していきましょう。
体を若返らせる【HSP入浴法】
①入浴前に体温を測り、水分を補給する。
HSPは、体温を38度以上に保温することで増えていきます。
そのため、入浴前に熱を測っておき、入浴の時間の目安などを把握しておきます。
入浴時にも舌下で体温を測るので、同じように測りましょう。
また、この入浴法では、いつもより高温のお湯に浸かるため、汗がかきやすくなります。
入浴前に常温の水をしっかり飲んでおくようにしましょう。
尚、体温が低い人は、いきなり38度まで上げてしまうと、体に大きな負担がかかってしまいます。その場合は、体温からプラス1.5度程度上げるようにします。
②40℃~42℃のお湯に数十分浸かる
入浴の際は38℃~40℃程度が適温ですが、HSPを増やすには、40℃~42℃のお湯に浸かるのが効果的です。それ以上になると、逆に心臓などに負担がかかってしまうので、最高でも42℃までに止めておくようにしましょう。
冬場などはお湯の温度がすぐに下がってしまうため、湯温が下がらないように工夫をします。例えば、あらかじめシャワーなどで浴室内を温めておいたり、こまめに追い炊きをしたり、顔以外の部分は浴槽の蓋で覆うなどが効果的です。
湯船に浸かる時間の目安
・40℃の場合15~20分
・41℃の場合10~15分
・42℃の場合8~10分
季節やその日の気温、体調などによっても変化しますので、上記を目安に、調整しながら入浴しましょう。
③舌下用体温計を使ってこまめに体温を測る
お湯の温度と同時に、体温が38度以上にキープされていることも、この入浴法では大切です。舌下用体温計を使用して、こまめに体温を測るようにしましょう。
④入浴後も15分は保温して効果をアップ
入浴で体を温めても、その後に体を一気に冷やしてしまうと、効果が下がってしまいます。
入浴後はタオルやガウン、タオルケットを羽織るなどして、15分間は体温が下がらないように保温します。これだけで、HSPが増えて量が安定するようになります。
⑤保温後は、自然と体温を戻していく
15分保温をしたら、自然に体温を戻していきます。この時におすすめなのがマッサージです。血流がよくなるので、急激な体温の降下を防ぐことができます。
なお、HSP入浴法には注意点もあります。熱いお湯に浸かるため、心臓などに負担がかかりやすくなります。冬場などは、寒暖差に充分に気を付けましょう。
・脱衣所や浴室を予め温めておく
・体が冷え切った状態でいきなり入浴しない
・足から心臓にかけて徐々にかけ湯をしてから入浴する
・浴槽には足から手、そして体の順にゆっくり湯に浸かる
など、体への負担を減らすように工夫します。
以上がHSPを増やす入浴の方法です。
運動が苦手な人や、どうしても食生活が乱れがちな人でも、取り入れやすいこの方法。
自宅だけでなく、近隣の銭湯や温泉でも実践できるので、楽しみがてらぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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