美容コラム
モテ男は健康管理もデキル!
ウイルスをシャットアウトし、風邪知らず!
虚弱男にならない、生活のすすめ
仕事が忙しい時は、気は張っているものの、ふと油断をしたり疲れがたまってくると、うっかり風邪をひいてしまった!または風邪をこじらせてしまった…という経験はありませんか?
実は、女性が「尊敬をしたり憧れるモテ男」は、仕事やコミュニケーションだけでなく「健康の自己管理がデキル男」です。
ダメ男にならないために、まずは風邪やインフルエンサの予防に、鼻やのどの粘膜を良好にしておくこと。そして体の免疫力を強化しておくことが大切です。
いつも元気で頼りがいのある男性を目指しましょう。
ウイルスを体に侵入させないコツって?
風邪やインフルエンザは、ウイルスが鼻やのどの粘膜にくっ付いて増殖することで発症します。その時、健康体であれば粘膜から粘液をだしてウイルスは排除することができますが、過労や栄養不足で免疫力が低下していると、炎症を起こして鼻水やくしゃみなどがでて悪化していきます。
では、どのように対処したらいいのでしょうか。具体的にご紹介します。
1.鼻呼吸で異物の侵入を防御
まず、鼻で呼吸をすること。近頃、口で呼吸する人が増えていると言われていますが、口呼吸は病気やアレルギーの原因となる細菌やウイルス、花粉、塵(ちり)などの異物が、簡単に体内に入ってしまうというデメリットがあります。
特に、人ごみでの口呼吸はNGです。
呼吸器官である鼻できちんと呼吸をするだけで、異物の侵入をかなり防げます。鼻の中は「毛」が密集し、粘液で加湿されている濾過器官のようなもの。異物の侵入を「毛」でシャットアウトしてくれます。
例え、冷たい乾燥した空気が入ってきても、粘液を温めてから体内に送り込むため、免疫機能がスムーズに働いて感染症を起こしにくくするメリットがあります。
いつも無意識に口を開けて呼吸をしている人は、鼻呼吸を意識するように心がけてみましょう。やっているうちに、鼻呼吸が自然にできるようになります。
2.手洗いとうがいの習慣を
電車のつり革、手すり、または紙幣などを触った時、帰宅後そのままでいると家中に細菌やウイルスがばらまかれた状態です。風邪やインフルエンザ、食中毒などの感染症は、手を介しての発症率が高いもの。これらの予防には、手洗いとうがいです。
シンプルですが徹底させると、風邪の発症をかなり抑えられます。
<手洗い>
・帰宅後、すぐ!が肝心。
・石鹸を使って30秒ほど、手の平はもちろん爪の間、指先まで丁寧に洗います。
ただし、頻繁に石鹸で洗いすぎると皮膚の表面のバリア機能が低下するので、
注意しましょう。
<うがい>
・うがいは、口の粘膜の雑菌をかなりシャットアウトできます。
・口の中をブクブク30秒した後、
次にのどをガラガラと15秒ほどするのがおすすめ。
・風邪やインフルエンザの時期は、塩水、お茶をはじめ、ヨード入りうがい薬を使うと
殺菌力がさらに高まります。
3.良質のたんぱく質と栄養バランスが重要
例え、ウイルスが鼻やのどの粘膜についても、発病するかしないかは、その人の持つ「免疫力」に左右されます。睡眠不足、過労はもちろん、食生活でも食事をぬいたり、栄養が偏ると免疫力が低下するため、肉、魚、大豆、卵、乳製品などに多く含まれる良質なたんぱく質や、ビタミンやミネラルをバランスよくとるように心がけましょう。
風邪のひきはじめに、特におすすめの食材は、以下のとおりです。
《風邪かな?と思ったら、卵白とヨーグルト》
鼻やのどの粘膜から分泌される粘液には、リゾチームとラクトフェリンが含まれます。この成分は、ウイルスなどを排除し増殖を抑える働きがあります。たんぱく質分解酵素であるリゾチームは「卵白」に多く含まれているため、卵白をはじめ卵を使った料理がおすすめです。
昔ながらの民間療法で、風邪をひきそうな時には「卵酒」を飲む。という慣習は、理にかなっています。
また、ラクトフェリンはたんぱく質の一種で、牛乳やヨーグルトに含まれています。風邪かな?と思ったら、卵白とヨーグルトをとりましょう。
《風邪の初期には、生姜とまいたけ》
抗酸化作用のある生姜には、「ショウガオール」という成分が含まれています。この成分は、風邪やインフルエンザを予防する働きがあります。また、生姜のジンゲロールという成分には、体をぽかぽかに温めてくれます。
さらに、まいたけには、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化し免疫力を高めるグルカン類が豊富に含まれているため、風邪の引き始めに、しょうが湯やしょうが茶、まいたけをとることで、回復を早めてくれる効果が期待できます。
軽くみられがちな風邪ですが、こじらせると肺炎を招くこともあるので要注意です。
体の危機管理スイッチをONにして、女性が好感度を抱く、強くてたくましい男性をめざしてみませんか。