美容コラム
そのニオイ、いつもの生活習慣が原因かも?
「良い汗」と「悪い汗」生活を変えるとニオイも変わる!
年齢とともに、変化する体のニオイ。
こまめにケアしていても、気になる時ってありますよね。もしかして、これが加齢臭?
しかし、年齢的なものだからと、諦めることはありません。
生活習慣を見直すだけで、改善されるケースもあるのです。
【ニオイを引き起こす要因は3つ】
ニオイの原因は、年齢的なものに加え、生活習慣によるところも大きいことを知っていますか?これは、現代人特有の要因が大いに絡んでいます。
①活性酸素
加齢臭は、毛穴の奥にある皮脂腺内の脂肪酸とそれを参加させる過酸化脂質によって起こります。どちらも加齢とともに増加しますが、それだけでなく、この過酸化脂質は体内の脂肪が活性酸素によって酸化されることで発生が増えるのです。
活性酸素は、加齢だけでなく下記の要因でも増えやすくなります。
・食べ過ぎ
・お酒の飲みすぎ
・喫煙
・過度のストレス
・睡眠不足
②食生活の偏り
お肉が好きという方、もしかしたら、ニオイがきつくなっている可能性が!
動物性の脂肪を多く含む食品は、体を酸性に傾け、免疫力の低下や腸内環境の悪化などを招きます。すると、アンモニアなどの悪臭の元が派生しやすくなり、それがやがて血中に入り込み、汗とともに体外に排出され、ニオイを強くします。
それだけでなく、動物性の脂肪を多く摂っていると、エネルギーとして消費されなかった脂が皮下脂肪として溜まり、皮脂の元となります。この皮脂と汗、皮膚上の細菌が混ざると、ニオイはさらに強くなるのです。
③汗の質が悪い
汗も、体のニオイに関係が深い要因の1つ。
実は、汗には「良い汗」と「悪い汗」の2種類があります。
汗は本来、発汗時にはニオイがありません。その成分のほとんどが水分だからです。
これが「良い汗」です。しかし、普段から汗をかかない生活をしている人は、「悪い汗」をかいている可能性があります。
「悪い汗」の原因は、汗腺の機能の衰えによるものです。
・運動不足で汗をかく習慣がない
・クーラーの効いた部屋で過ごすことが多い
・入浴時は湯船に浸からずに、シャワーだけで済ますなど汗をかく機会が少ない
などが原因です。
「悪い汗」は、その成分に多くのミネラル分を含んでいるため、乾くとべたべたするのが特徴です。細菌のエサになる成分も多く含むので、繁殖を招き、ニオイの元になります。
【ニオイを抑える3つの改善策】
ニオイの原因が、生活習慣によって引き起こされることがわかりましたが、では、どのように改善していけばいいのでしょうか?日常生活でできる対策をご紹介します。
改善策① 活性酸素の影響を減らす
活性酸素によるニオイへの影響を減らすためには、抗酸化物質を多く含む食品を摂取するようにしましょう。セサミンを多く含むゴマや、リコピンを含むトマト、ビタミンEやC、βカロチンが豊富な緑黄色野菜などを意識して摂取するといいでしょう。また、野菜を食べることで、酸性に傾きがちな体内バランスも整えてくれます。
また、お酒の飲み過ぎ防止や喫煙する方は量を減らすなど、そして、睡眠不足や過度なストレスは避けられる生活環境を心掛けましょう。
改善策② 腸内環境を整える
肉などの酸性の食品だけでなく、バランスの良い食生活を心掛けるのはもちろん、食物繊維や発酵食品など乳酸菌を意識して摂りましょう。食物繊維は、体内に溜まった有毒物質をデトックスしてくれるだけでなく乳酸菌の餌となり腸内の環境を整えます。
改善策③ 適度な運動や入浴で汗をかく
汗をかく習慣をつけましょう。ランニングやウォーキングなどの適度な運動を行うのも良いでしょう。体を動かすと、ストレスの解消、安眠にもつながります。
また、毎日取り入れられるのが入浴。仕事で疲れていても、シャワーだけで済まさずに、湯船に浸かって汗をかくだけでも、汗腺を鍛えることができます。
いかがでしょうか?
毎日の生活習慣は、以外にもニオイにも影響を及ぼしているもの。
改善策はどれも今日から取り入れるものばかり。
ぜひ生活を見直して、爽やかな毎日を送りたいものですね!
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