美容コラム
男性にもおすすめのエラボトックスはどんな施術？メリット・リスクなどを徹底解説します
男性で悩む人が多いのが大きい顔、エラが張ったベース顔。見た目が全てではないとはいっても、他人からどう思われているか気になってしまうでしょう。
男性にも多くいるエラの張った顔は顔を大きく見せてしまい、顔や体のバランスが崩れてしまいます。エラをどうにかしたいが手術はしたくない方にボトックスがおすすめです。
注射を打つだけでエラを無くし小顔になることができます。入院もいらず手軽にできるボトックスのメリットやリスクを紹介しましょう。
美容医療を受ける男性が増えている
美容に対する意識が高まり、男性でも美容医療を受ける人が増えてきています。その中でも男性に人気なものがボトックスです。
女性はシワを改善するために使用することが多いですが男性は特にエラの張りを軽減するために使用しています。エラが張っていると顔が大きく見えてしまうでしょう。
そのエラを手術せずボトックスで改善できるのです。なぜボトックス注射でエラの張りが改善されるのでしょうか。
エラの張りが生じる原因は骨格だけではないのです。エラが張って見える原因を分かりやすく解説します。
エラが張って見える原因
エラが張っているのは生まれつき、骨格のせいだと思って諦めていませんか？実はエラが張るのは骨格だけではなく筋肉の影響もあるのです。
男性は特に力仕事やスポーツで奥歯を食いしばることが多く、エラが張りやすいと言われています。男性に多いベース顔の原因を分かりやすく解説しましょう。
骨格
下顎の角度によってエラが張って見えます。下顎は下顎骨と言ってエラの部分が角張っていることが触ると分かるでしょう。
そのエラの部分を下顎角といいますが、この下顎角が小さいとエラが張っているように見えてしまうのです。
普通であれば男性は30度程度、女性は35度程度あると卵型のスッキリとしたフェイスラインになります。
しかし、下顎角が小さいとエラが張ってベース顔になってしまうのです。
筋肉の発達
咬筋という食べ物を噛むときに使う筋肉が発達しているとエラが張ったように見えてしまいます。
咬筋は耳の下から頬にかけて広がっており、食べるときに下顎を上に引き上げる作用をする筋肉です。
日常的に歯ぎしりをする人、ストレスなどで奥歯を食いしばる癖があると咬筋が発達し、エラが張った顔になるのです。
また、舌の位置も咬筋の発達に影響があります。上の前歯2本の裏に舌先が触れ、舌全体が上顎についている状態が正しい舌の位置です。
この舌の位置にしたとき、疲労感があれば舌の筋力低下と咬筋に過剰な負担がかかっている可能性があります。
男性は女性よりエラが目立つ
男性は女性よりエラが目立ちやすいです。その理由は髪型で隠すことが難しいこと、力仕事やスポーツで食いしばることが多いことなどがあります。
ラグビーや重量挙げのような力を使うスポーツでは、奥歯を食いしばることで力を発揮できますが、ぐっと噛むことで咬筋が発達し、エラが張って見えてしまいます。
女性もエラが張って悩んでいる人は少なくないのですが、髪型などで隠して目立たないようにできるでしょう。
しかし、男性は短髪であることが多いので隠すことができず、よりエラが目立ってしまいます。
また、女性よりも脂肪が少ない分輪郭がはっきりしやすい特徴があります。そのため、咬筋が発達すると野球場にあるベースのような形になってしまうのです。
エラボトックスはエラの張りに効果的
エラボトックスはエラの張りを軽減し小顔効果が得られます。ボトックスとは筋肉の緊張を和らげる作用のあるボツリヌス・トキシンというタンパク質です。
そのため表情筋に使用するとシワが軽減するのですが、咬筋に使用するとエラの張りが改善されるのです。
筋肉は収縮することで縮み、ボコッと出て見えるのですが、筋肉の収縮を抑制することでエラの膨らみが減ります。その結果、すっきりしたフェイスラインになるでしょう。
エラボトックスのメリット
エラボトックスのメリットは痛みが少ないこと、施術時間が短くダウンタイムがほとんどないことがあります。エラの張りに対して骨を削る方法もありますが、手術をする必要があります。
それに対しボトックスは注射を打つだけで効果が出るので手術や入院の必要がありません。それぞれのメリットを詳しく解説します。
痛みが比較的少ない
エラボトックスのメリットは注射なので比較的痛みが少ないことです。細い針を使用しているため、強い痛みはありません。
エラの張りを無くすために骨を削る方法もありますが、骨を削る場合は手術になるので術後はしばらく痛みが続きます。
しかし、ボトックス注射は施術後も大きな痛みがなく、食事も普段通り食べることが可能です。手術をするよりも、施術後の痛みも少ないでしょう。
針が刺さる瞬間は痛みを感じる人もいますが、他の美容医療と比べると痛みはとても少ないです。
施術時間が短縮できる
エラボトックスの施術時間は5分程度なので、短時間でできることがメリットです。当院ではカウンセリングや麻酔なども含めて1時間前後で施術でき、長い時間はかかりません。
入院しなくて良いので仕事が休みの日に受けることができるでしょう。入院する必要があると数日間ダウンタイムも含めて休みを取る必要が出てきます。
そうすると、仕事で迷惑をかけてしまうのではないかと不安になるひともいるのではないでしょうか。
また、休み明けに顔が変わっていれば美容医療を受けたことがバレてしまうことが嫌という人もいるでしょう。
ボトックスは仕事を休まず、バレることなく気軽に受けることができます。
ダウンタイムが少なくて済む
エラボトックスのダウンタイムはほとんどありません他の美容医療では腫れたり、傷が治るまで数週間かかったりします。しかし、エラボトックスは施術しても外傷がほとんどありません。
女性は施術後すぐに化粧をすることもできますし、数日間仕事を休んで家に篭る必要はありません。施術後でも普段通りの生活を送れるでしょう。
しかし、時々針を刺した場所に内出血が起こることもあるので気をつける必要があります。内出血でわずかに腫れることもありますが数日で落ち着くので心配は入りません。
内出血も数日で改善しますし、メイクで隠せる程度なので周りにバレることはあまりないでしょう。
ダウンタイムがないと長期間仕事を休む必要もないので仕事が忙しい方でも受けることができ魅力的です。
ボトックス注射に関して興味があるならばぜひ当院にご相談ください。
エラボトックスのリスクは？
エラボトックスはいいところだけでなくリスクもあります。皮膚がたるみ老け顔になったり、表情がぎこちなくなったりしてしまうのです。
リスクを知らないと後で後悔してしまうこともあるので注意が必要です。
打ち続けるとたるみの原因に
何度も打ち続けると皮膚がたるみ、老け顔になってしまうことがあるので注意が必要です。
筋肉が萎縮すると皮膚も収縮することが普通ですが、繰り返し打つことで皮膚のたるみが生じてしまう可能性があります。
また、皮膚が薄い人や高齢の方は皮膚がたるみやすいのでまずは医師に相談してみましょう。
表情が不自然になる可能性も
ボトックス注射は筋肉の収縮を抑制するので笑ったり話したりするときに、表情がぎこちなくなってしまうことがあります。
また、ボトックスが効き過ぎてしまうと口角が下がってしまうこともあるので注意が必要です。ボトックス注射を打つ場所や量が大切なので、表情が不自然にならないよう打つ前に必ず医師と相談しましょう。
エラボトックスはこんな人におすすめ
エラをなんとかしたいけれど手術はしたくない。そんな方へエラボトックスはおすすめです。エラボトックスは注射するだけで小顔に近づけるでしょう。
また、咬筋の働きを弱めるので歯ぎしりを治したい方にもおすすめです。
メスを使わず小顔になりたい
小顔になりたい、でもメスは怖いから使いたくない、そんな方にもボトックス注射はおすすめです。
日帰りで簡単に施術でき、エラの張りを改善できます。当院ではカウンセリングなども合わせて1時間前後で施術ができます。
エラの張りが無くなるとフェイスラインが細くなるため小顔に見えるでしょう。
手術する方法と違いダウンタイムや痛みがほとんどなく小顔が手に入るのは魅力的ですよね。
メスを使用し骨を削る美容医療と比べて手軽にできるため、顔を小さくしたい人にもおすすめです。
歯ぎしりを改善したい
ボトックス注射で咬筋の働きを抑えると歯ぎしりが改善されやすくなります。歯ぎしりをよくしてしまう人は咬筋が発達していて、常に筋肉が緊張している状態です。
歯ぎしりをし続けると歯に負担がかかり削れてしまうだけでなく、偏頭痛の原因になることもあります。
しかし、ボトックス注射を打つと筋肉の緊張が和らぎ、咬筋が働きにくくなるので歯ぎしりが改善されやすくなります。
「今泉式」ボトックスでより美しい仕上がりに
今泉式」ボトックスとは高度な解剖学的知識やボトックス注射への高い知識と経験を持つ当院オリジナルの注入方法です。
エラボトックスの費用はNABOTA製で55,000円、ボトックスビスタ製で66,000円です。また輪郭注射が1本19,800円、ヒアルロン酸注射が1本77,000円となっています。
ただし、ボトックスは自由診療です。ボトックスは簡単な治療に思えますが、量が合わないと皮膚のたるみや表情のこわばりなどが生じるリスクがあり注意しなければいけません。
費用も保険適応外のため、全額負担かつ自己責任であることを予め把握しておいてください。
このようなリスクはありますが「今泉式」は確かな技術と最先端の知識を駆使し行う施術方法で、より皆様のご希望に沿った施術を行うことができます。
「今泉式」ボトックスに興味があるならばまずはカウンセリングを受けてみてください。
エラボトックスを打つならまずはカウンセリングを
エラボトックスを打つ前にまず、カウンセリングを受けてみましょう。あなたのエラは骨格が原因なのか筋肉の影響なのか判断し、エラボトックスが効果的かを検討します。
そしてエラボトックスを打つ場所や施術後のイメージなどを話し合い、双方が納得する形で施術に進みます。
治療に対して不安なことや聞きたいことはお気軽に当院へご相談ください。
【記事監修】今泉 明子
今泉スキンクリニック 院長 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
聖マリアンナ医科大学を卒業後、皮膚科医として経験を重ねるほか、米・ニューヨークの大学で研究に従事。帰国後、都内の皮膚科クリニック院長を経て、今泉スキンクリニック（六本木）を開院。
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