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顔のボトックスはどこに打つ?部位別の効果・注入量や費用目安

ボトックスを打てる部位を示す女性の画像

顔へのボトックス注射は、シワ治療だけでなく、小顔治療や口元の印象改善、多汗症対策など幅広い目的で活用されています。

施術を検討したときに「顔のどこに打てるの?」「不自然な表情にならない?」「効果はどのくらい続く?」といった疑問が浮かぶ方は多いでしょう。

この記事では、顔のボトックスで改善できる悩みや注入できる部位、効果の持続期間、ダウンタイムなどについて詳しく解説します。

顔のボトックス注射でどんな悩みを改善できるのか、自分にあった施術はどれなのか、気になっている方はぜひ記事をチェックしてみてください。

最終更新日:2026年6月26日

ボトックス注射とは

ボトックス注射のバイアルと注射器

ボトックス注射とは、ボツリヌストキシン製剤を注入し、筋肉の過剰な働きを抑える治療です。

表情筋や咬筋(こうきん)などの動きをコントロールすることで、シワやエラ張り、食いしばりなどに効果を発揮します。

ボツリヌストキシン製剤にはさまざまな種類がありますが、厚生労働省からも承認を受けたアラガン社製「ボトックスビスタ」が代表的です。

項目症例
施術時間約5〜10分
ダウンタイムほぼなし
主な副作用・リスク内出血、腫れ、頭痛、表情の違和感、左右差 など

顔のさまざまな部位に注射できるほか、首や肩、ふくらはぎなどにも使用可能です。

顔のボトックスで改善できる悩みと効果

鏡を見て笑顔の女性

ボトックスは「シワ取り」のイメージが先行しがちですが、対応できる悩みは想像以上に幅広いものです。

シワだけでなく輪郭や口元の印象、さらには汗の悩みにまでアプローチできます。

ここからは、改善が期待できる代表的な悩みや効果を部位別に見ていきましょう。

額(おでこ)・眉間・目尻のシワ

額のシワ(前頭筋)・眉間のシワ(皺眉筋)・目尻のシワ(眼輪筋)は「表情ジワ」と呼ばれ、いずれも表情の動きでつくられる動的なシワです。

それぞれ該当する筋肉にボトックスを注入すると収縮が抑えられ、シワが寄りにくくなる効果が期待できます。

すでにできたシワ治療にも用いられますが、シワが浅いうちからの予防的なボトックスも有効です。

鼻根部(バニーライン)のシワ

笑ったり鼻にしわを寄せたりしたときに鼻の付け根から左右へ広がる横ジワを「バニーライン」といいます。

鼻根筋など鼻周囲の筋肉の働きをボトックスで抑制することで、シワを目立ちにくくします。

眉間や目尻のシワ取りと同時に気になりやすい箇所のため、あわせて施術を検討するケースも多いです。

エラ張り

エラ張りの原因が骨格ではなく咬筋(食事や食いしばりの際に使われる筋肉)の発達である場合、ボトックスによって改善が期待できます。

ボトックスによって咬筋の働きを抑えることで筋肉が徐々に小さくなり、シャープな輪郭へ導く小顔効果が期待できます。

注射のみで施術できるため、切開を伴う施術には抵抗がある方にも選ばれている施術です。

口角下がり

口角が下がっていると、「不機嫌そう」「疲れて見える」「老けた印象になる」といったマイナスな印象につながりがちです。

口角下制筋(口角を引き下げる筋肉)の働きをボトックスによって弱めることで、下方向への力が弱まり、口角が自然に上がりやすくなります。

ヒアルロン酸注射を併用して、唇のバランスを整えたり、ボリュームアップを同時に行うことも可能です。

口角ボトックスの効果やメリット・デメリットは?失敗例・持続期間まで解説

ガミースマイル

ガミースマイルとは、笑ったときに上の歯茎が大きく露出して見える状態を指します。

上唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋と上唇鼻翼挙筋)が原因でガミースマイルになっているケースでは、ボトックスが有効です。

小鼻横や鼻筋の両脇に左右それぞれ1〜2箇所、合計4箇所程度注射し、上唇の上がりすぎを抑えることで、歯茎が見えにくくなることが期待できます。

歯の食いしばり・歯ぎしり

就寝中や集中しているときの食いしばり・歯ぎしりは、歯のすり減りや顎の負担、頭痛・肩こりなどさまざまなトラブルにつながります。

咬筋にボトックスを打って力の入りすぎを和らげることで、症状の軽減を目指します。

顎の梅干しジワ

顎を動かしたときに、梅干しジワ(梅干しの表面のようなボコボコとした凹凸)ができることがあります。

ボトックスでオトガイ筋の過剰な収縮を抑えることで顎の表面が滑らかになり、Eラインが美しくなる効果も期待できます。

首のシワ・フェイスラインのたるみ

近年では、ボトックスを浅く広く注入し首のシワやフェイスラインのたるみ改善を目指す「マイクロボトックスリフト(広頚筋ボトックス)」の治療も行われています。

フェイスライン〜首にかけて広がる広頚筋や皮膚の浅い層に細かく注入することで、筋肉の緊張をゆるめ、首の縦ジワやスジの緩和、フェイスラインを引き締める効果が期待できます。

マイクロボトックスとボトックスの違いは?それぞれの効果も紹介

顔汗

ボトックスには汗を出す神経伝達を抑える働きがあり、緊張したときや暑い季節の顔汗のお悩みにも効果を発揮します。

また、過剰な皮脂の分泌を抑制する効果も期待できるため、汗や皮脂によるメイク崩れ、テカリを避けたい方にも選ばれています。

顔のボトックスを打てる部位別の費用・注入量一覧

ボトックスの量は「単位」で表され、施術部位や目的によって必要な注入量は変わります。

以下は一般的な注入量と費用相場の目安です。  

部位注入量目安費用相場
8〜20単位15,000〜40,000円
眉間10〜20単位15,000〜40,000円
目尻8〜20単位15,000〜40,000円
鼻根部(バニーライン)4〜10単位10,000〜30,000円
エラ40〜100単位30,000〜100,000円
口角4〜10単位10,000〜30,000円
ガミースマイル4〜8単位10,000〜30,000円
4〜10単位10,000〜30,000円
20〜50単位40,000〜100,000円
顔汗50〜100単位50,000〜100,000円

美容目的のボトックスは自由診療となり、クリニックによって費用は異なるため、詳しくは事前に確認しておきましょう。

今泉スキンクリニックでは、アラガン社製のボトックスビスタのほか、韓国製のNABOTAとボツラックスも取り扱っています。

顔のボトックスの効果の持続期間・施術頻度

頬に手を当てている美肌の女性

個人差もありますが、ボトックスの効果は一般的に施術後3〜4日頃から現れ始め、7日~10日程でピークに達します。

持続期間には部位や注入量の違いや、個人差が影響するものの、3か月〜6か月程度が目安です。

定期的な施術を継続すると、筋肉が使われない状態が長く続くため、効果の持続期間が長くなる傾向があります。

状態を見ながら、4か月に1回ほどの頻度での定期メンテナンスを検討するといいでしょう。

顔のボトックスのメリット・デメリット

ボトックスはダウンタイムの少ない施術ですが、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで受けることが大切です。

メリット・メスを使わず治療できる
・ダウンタイムが短い
・シワや小顔など幅広い悩みに対応できる
・施術時間が短い
・周囲に気付かれにくい自然な変化を目指せる
デメリット・効果は永久ではなく定期的な施術が必要になる
・注入量を誤ると表情が不自然になることがある
・医師の技術によって仕上がりに差が出る
・内出血や腫れが起こることがある

ボトックスの効果が少しずつ薄れていくことは、見方によっては「仕上がりが気に入らなくても時間とともに元に戻る」のように、メリットと捉えることもできます。

打ちすぎや部位にさえ気をつければ自然な仕上がりを目指すことができ、美容医療の施術が初めての方も受けやすい治療といえるでしょう。

顔のボトックスのダウンタイム

ボトックス注射はダウンタイムが短い施術で、2〜3日程度で治まることがほとんどです。

メイクは翌日から可能となるため、もしも内出血が出た場合でも、メイクでカバーできます。

場合によっては表情を作るときやものを噛むときに違和感を感じることがありますが、多くの場合1〜2週間程度で治まっていきます。

顔のボトックスで失敗しないためのポイント

ボトックスはただ注射をすればいいわけではなく、医師の解剖学的知識と注入技術が仕上がりの良し悪しを左右する施術です。

「表情がなくなった」「左右差が出た」といった失敗の多くは、注入位置や量のミスマッチが原因です。

同じ部位への施術であっても、筋肉の大きさや表情のクセは人によって異なるため、画一的な注入ではなく一人ひとりに最適なデザインが求められます。

失敗を防ぐためにも、事前に以下のポイントをチェックしておきましょう。

  • ボトックスの実績・症例数が豊富な医師を選ぶ
  • カウンセリングで希望をしっかり伝える
  • 価格の安さだけで判断しない
  • 信頼できる製剤(アラガン社製など)を扱うクリニックを選ぶ
  • タッチアップ(追加注入)やアフターフォローの体制を確認する
  • 初回は少なめの量から始めて様子を見る

顔のボトックスについてのよくある質問

Q&Aと書かれた木製ブロック

ここでは、顔のボトックスについてのよくある質問と回答を紹介します。

Q:ボトックスを打ちすぎた顔の特徴は?

A:注入量が多すぎたり位置が適切でなかったりすると、「表情が乏しくなる」「不自然な表情になる」「笑いにくくなる」といった症状が見られることがあります。

また、筋肉のバランスが崩れると、眉尻だけが不自然に吊り上がる「スポックブロー」が現れる場合もあります。

最初から入れすぎず、まずは控えめな量から始めて経過を見ながら調整することで、失敗のリスクを下げられます。

Q:ボトックスをやめると老けるって本当?

A:ボトックスの効果が切れると注入前の筋肉の動きが戻るだけであり、施術前より老化が進むわけではありません

むしろ、シワを抑えられていた期間は、深く定着することを予防できていたと考えられます。

ボトックスの作用によってシワのない状態に見慣れたことで、本来のシワが再び現れたときに「老けた」と感じるのかもしれません。

Q:なぜボトックスで小顔になるの?

A:エラ張りの原因が咬筋の発達である場合、ボトックスで咬筋の働きを抑えることで徐々に筋肉が小さくなり、エラ張りが目立ちにくくなる仕組みです。

ただし、エラボトックスが効果を発揮するのは筋肉が原因のケースのみで、骨格が原因のエラ張りの場合は他の施術を検討する必要があります。

Q:顔汗ボトックスはどこに打つ?

A:顔汗対策のボトックスは、額やこめかみ・鼻の頭・口周り・頬など汗が出やすい部位に注入します。

なお、顔以外でもワキや手のひら・足の裏といった多汗症治療に広く使われており、悩みの部位に応じて注入箇所を決定します。

まとめ

顔のボトックスは、表情ジワの改善だけでなく、小顔治療や食いしばりの緩和、口元の印象改善、顔汗対策など幅広い悩みに適した治療です。

顔はわずかな違いが見た目の印象に影響するため、ボトックス注射の経験が豊富な医師による施術を受けるようにしましょう。

今泉スキンクリニックでは、患者様一人ひとりの表情や筋肉の動きを丁寧に確認し、自然で美しい仕上がりを目指したボトックス治療を行っています。

シワやエラ張り、食いしばりなどでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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