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ボトックス注射で目ぱっちりを叶える4つの方法と施術の流れを紹介

大きくぱっちりとした目元は、パッとみた瞬間に思わず目を奪われてしまうほど印象的です。派手なメイクも必要なくなるため、どうにか目を大きくできないかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

しかし目を大きくするには、目元を切開したり、糸で縫い縮めたりしなければならないという印象が強く、なかなか一歩を踏み出せないことも。

そんな方におすすめなのが、ボトックス注射です。

ボトックス注射は、表情ジワや顔のエラ張りなどの症状を緩和させる働きがあることで知られる美容医療の施術ですが、実は目をぱっちりさせる効果も期待できます。

本記事では、ボトックス注射で目ぱっちりを叶える4つの方法やクリニック選びの重要性、施術の流れなどについて紹介します。

ボトックス注射で目ぱっちりは可能?

ボトックス 目ぱっちり

ボトックスとは、米国アラガン社が製造販売するボツリヌストキシン製剤ボトックスビスタ®︎を用いた施術のことです。ボトックスビスタ®︎は国内で唯一厚生労働省の承認を得ているため、安心して施術を受けられる製剤であるといえます。

ボトックス注射では、ボツリヌス菌から産生されるA型ボツリヌス毒素を筋肉に注射して筋肉の動きを弱めることで、さまざまなお悩みに対する効果が期待できますが、目元に打つことは可能なのでしょうか。

ここでは、ボトックス注射の目元への効果やメリット・デメリットを紹介します。

ボトックス注射で理想のアーモンドアイに近づくことが可能

ボトックス注射は、目をぱっちり大きく見せたいという要望にも応えられる施術です。注射を打つだけで理想のアーモンドアイに近づけるため、毎日メイクに時間をかける必要もなくなります。

目元の筋肉を緩めるとまぶたが下がって目が小さくなってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、ボトックスを注入する部位によっては、目を開きにくくしている筋肉が緩んで目を大きく開けるようになります。

ボトックス注射で目をぱっちりさせるメリットデメリット

ボトックス注射はメスを使用せず、短時間で手軽に受けられる施術です。しかしどんな施術にもメリットとデメリットがあるため、双方をきちんと理解したうえで施術を受けるようにしましょう。

以下は、ボトックス注射で目をぱっちりさせるメリットとデメリットです。

メリット

・施術時間が短い

・メスを使用しない

・傷跡がほとんどわからない

・ダウンタイムがほとんどない

・施術を受けたことがバレにくい

・万が一仕上がりに不満がある場合はやり直せる

ボトックス注射のもっとも大きなメリットは、メスを使用しないことです。体への負担が少なくダウンタイムもほとんどないため、安心して施術を受けられます。

また、注入部位や注入量を微調整できる点もボトックス注射のメリットです。医師が適切な施術を行うことで、患者さん一人ひとりの理想に近づけつつ仕上がりもナチュラルになるため、周囲に施術を受けたことがバレません。

仕上がりが気に入らないなどの不満がある場合、手術だと元に戻したりやり直したりできない可能性もありますが、ボトックス注射は効果が切れれば再施術ができます。

デメリット

・施術を受けられない場合がある

・即効性は期待できない

・定期的に施術を受ける必要がある

・腫れや内出血が起こる可能性もある

ボトックス注射はメリットも多く気軽に受けやすい施術です。しかし、妊娠中や授乳中の方、ボトックス注射でアレルギーを起こしたことがある方は受けられない点に注意しましょう。

また、施術後3〜4日経過した頃から効果が現れ、7〜10日ほどでピークに達するため、即効性は期待できません。半年ほどすると効果が徐々に薄れてくることから、持続させたい場合は定期的に施術を受ける必要があります。

ボトックス注射で目ぱっちりを叶える4つの方法とは

ボトックス 目ぱっちり

ボトックス注射で理想の目元になるには、適した箇所に注射をすることが重要です。

施術前のカウンセリングでは、医師がヒアリングを行い、患者さんの理想が叶う方法を提示してくれますが、どのような方法があるのか事前に知っておきましょう。

ここでは、ボトックス注射で目をぱっちりさせる4つの方法について解説します。

目の下に注射してタレ目に見せる

ボトックス注射で目をぱっちりさせる方法としてもっともポピュラーなのは、目の下に打ってタレ目にする方法です。

目の周りをぐるりと囲むようにある眼輪筋という筋肉は、目を閉じる役割があります。下まぶたの眼輪筋をボトックス注射で弱めることで、ゴムが緩むように皮膚が下に伸び、目の下側が開くため、目を大きく見せる効果が期待できるのです。

この方法は、下眼瞼外側にボトックス注射を打ってタレ目を形成することから、一般的にタレ目ボトックスと呼ばれています。つり目を改善したい方や優しい印象の目元にしたい方におすすめの方法です。

目頭に注射して蒙古ひだを緩める

ボトックス注射を目頭に打つと、蒙古ひだがゆるんで目を大きく見せる効果が期待できます。

蒙古ひだとは、上まぶたが目頭を覆う部分にあるひだ状の皮膚のことです。日本人をはじめとするアジア人によくみられますが、白人や黒人にはほとんどみられません。

蒙古ひだが目頭に覆いかぶさっていると目が小さく見えたり目つきが悪く見えたりするため、この部分を緩めることで目が大きく見開いたように見えます。

こめかみに注射して上まぶたを引き上げる

ボトックス注射をこめかみに打つと、こめかみの筋肉が緩んで眉の位置が上がり、目が見開いてぱっちりとします。

また、上まぶたが引き上がって目が大きく見える効果も期待できるため、目力も大幅にアップするでしょう。

こめかみ部分の筋肉が緊張する主な原因は、歯ぎしりや食いしばり、噛みしめなどの癖です。これらの癖は、抗菌や側頭筋の異常な収縮につながり、頭痛などの不快な症状を引き起こすこともあります。

そのため、ボトックス注射をこめかみに打つことで、目を大きくするのと同時に頭痛を改善したりエラ張りを改善したりなどの効果も期待できます。

ヒアルロン酸を併用してまぶたをリフトアップする

眼瞼下垂とは、上まぶたが下がって瞳孔にかかり、視界が狭くなる疾患です。

通常、まぶたをあげて目をひらくには眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と挙筋腱膜(きょきんけんまく)、瞼板(けんばん)の連動が必要です。しかし、それらの機能に生まれつき問題があったり加齢などによってまぶたの皮膚が緩んだりすると、眼瞼下垂が引き起こされます。

眼瞼下垂は、余った皮膚がたるみとなって目に覆い被さり、目が小さく見えるほか、頭痛や肩こりの原因になることもあるため早めの対処が必要です。

一般的に、眼瞼下垂では手術を行って症状の改善を目指しますが、手術に抵抗がある場合はボトックス注射で緊張の原因となっている筋肉を緩め、それと同時にヒアルロン酸で萎縮したまぶたの組織を補うことで目を開けやすくします。

ボトックス注射で目をぱっちりさせるにはクリニック選びが重要

ボトックス 目ぱっちり

ボトックス注射は、美容医療の中でも比較的ポピュラーで、多くの方が受けている施術です。

しかし「メスを使用しないのであれば、どこでも変わらない」と思って値段が安いという理由だけでクリニックを選んでしまうと、まぶたが重くなってしまったり眉毛が上がってしまったり、二重が一重になってしまったりすることもあります。

ボトックス注射で失敗しないためには、以下のポイントに注意してクリニックを選ぶことをおすすめします。

・アラガン社のボトックスビスタを使用している

・アラガン社のボトックス施注資格をもつ医師が在籍している

・ボトックス注射の実績が豊富

ボトックス注射は、医師の高い技術力が求められる施術です。そのため、クリニックを選ぶ際はホームページでアラガン社のボトックスビスタ®︎を使用していることや、ボトックス施注資格をもつ医師が在籍すること、ボトックスの症例数などをよく確認しましょう。

なお、当院のボトックス治療について、詳しくはこちらのページをご覧ください。

ボトックス注射

ボトックス注射の施術の流れ

ボトックス 目ぱっちり

ボトックス注射は、ダウンタイムができるだけ少ない施術でアーモンドアイになりたい方におすすめです。

メスも使用せず注射1本で理想の目元に近づけるので、手術はしたくないという方にも向いていますが、実際にどのような流れで施術が行われるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ボトックス注射で目をぱっちりさせる施術は、一般的に以下のような流れで行います。

1:カウンセリング

2:麻酔クリームの塗布

3:ボトックスを注入

4:そのまま帰宅

仕上がりのイメージを医師とすり合わせるために、目元のメイクを落としてからカウンセリングを受けます。施術の説明などを聞き、疑問が生じたときは、納得するまで質問してみましょう。

クリニックによっては、施術を受ける際に希望すれば麻酔クリームを無料で塗布してくれるところもあります。目元は麻酔の効きもよく、注入時の痛みもほとんどありませんが、痛みに不安を感じている方はカウンセリングで相談してみることをおすすめします。

ボトックスの施術自体にかかる時間は、約5〜10分と非常に短いのが特徴です。メイクは施術直後から、入浴も当日から可能となっています。

また、基本的には治療後の通院も必要ありません。治療後は数日ほど赤みが生じる可能性もありますが、メイクで隠せる程度で済むことがほとんどです。

自宅では、ボトックスを注入した部分へのマッサージや美顔器の使用は避けるようにしましょう。

まとめ

ボトックス注射で目ぱっちりを叶える4つの方法やクリニック選びの重要性、施術の流れなどについて紹介しました。

ボトックス注射は、下まぶたや目頭、こめかみの筋肉に打つことで目をぱっちりさせる効果が期待できる施術です。ヒアルロン酸との併用により、上まぶたをリフトアップさせてさらに目を開きやすくすることもできます。

メスを使用せず注射1本で済むため、手術に抵抗がある方や忙しくてダウンタイムがある施術は受けられないという方は、ぜひ本記事を参考にボトックス注射でぱっちりとした理想の目元を手に入れてくださいね。

日比谷線六本木駅から歩いて1分のところにある今泉スキンクリニックでは、アラガン・ジャパン社から注入認定指導医の任命を受けた院長をはじめ、ボトックス治療の経験が豊富な医師による施術を行っております。

美容医療が初めての方や自分に合った美容クリニックをお探しの方は、ぜひ一度今泉スキンクリニックへお気軽にご相談ください。