「まだ若いのに、なぜ目頭にしわができるの?」
「最近、目元のしわが気になるようになってきた…」
目元は顔の中でも特に皮膚が薄くデリケートな部位です。
そのため、乾燥や紫外線、日常のちょっとした刺激でもダメージを受けやすく、年齢に関係なくしわが現れることがあります。
この記事では、目頭・目の下・目尻にしわができる原因、自宅でできる予防法・セルフケア、美容皮膚科で受けられる治療法などを詳しく解説します。
正しい知識を身につけて、若々しい目元を保ちましょう。
目元(目頭・目の下・目尻)にしわができる原因

目元のしわは主に、「目頭」「目尻」「目の下」に現れることが多いです。
目の下のしわは30代以降から気になり始める方が多いものの、目尻や目頭のしわは若い方でも現れることがあります。
目元のしわには、加齢だけでなくさまざまな要因が関係しています。
| 原因 | 主な影響 | 若い人でも起こるか |
|---|---|---|
| 乾燥 | 角層の水分不足でちりめんじわに | ◎ |
| 摩擦 | バリア機能の低下・弾力の喪失 | ◎ |
| アトピー性皮膚炎 | 炎症によるもの | ◎ |
| 紫外線ダメージ | コラーゲン・エラスチンの破壊 | ◎ |
| 目の疲労 | 血行不良でターンオーバーが乱れる | ◎ |
| 睡眠不足 | 肌の修復力が低下 | ◎ |
| 表情の癖 | 折りぐせが定着して表情じわに | ◯ |
| 肌弾力の低下 | コラーゲン減少でしわが戻りにくい | △ |
ここからは、目元にしわができる主な8つの原因について詳しく解説します。
乾燥
目の周りは皮脂腺が少なく、顔の他の部位と比べて乾燥しやすい部分です。
エアコンの効いた室内や湿度の低い季節には特に乾燥が進みやすく、細かいちりめんじわが目立つようになります。
若い方でも保湿ケアを怠ると目元の小じわが現れやすくなるため、日頃の対策が大切です。
摩擦(目をこするなどの刺激)
目元の皮膚はとても薄いため、花粉症やアレルギーで目がかゆいときなどに目をゴシゴシこすってしまうと、しわができてしまいます。
また、クレンジングでアイメイクを落とす際も注意が必要です。
日常的な「こする」「引っぱる」といった刺激の積み重ねが、目元のしわを加速させてしまいます。
アトピー性皮膚炎によるもの
アトピー性皮膚炎がある方は、目元にしわができやすい傾向があります。
まぶたの下にできる特徴的な細かいしわは「Dennie-Morgan fold」と呼ばれ、アトピー性皮膚炎の患者さんに多くみられる症状の一つです。
このしわは単なる乾燥ではなく、皮膚の炎症が関係しているとされています。
セルフケアの保湿だけでは改善が難しいため、一度皮膚科専門医に相談してみましょう。
紫外線ダメージ
紫外線は、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンを変性・破壊し、目元のしわの原因になります。
若い方の場合、まだ紫外線の影響はそこまで積み重なっていないケースもありますが、紫外線対策を怠ると数年後にしわとなって現れてくる可能性もあるため、注意しましょう。
目の疲労
目を酷使することで起こる眼精疲労も、目元のしわの原因です。
目に疲れが溜まると血行が悪くなり、目元に十分な栄養が届かなくなって、しわが目立ってしまうことがあります。
近年はスマートフォンやパソコンを長時間使用することが多くなり、目に疲労が溜まっている方が多いため気をつけましょう。
睡眠不足
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌のダメージ修復やターンオーバーの促進が行われていますが、睡眠不足になると修復が十分に機能せず、肌の回復力が低下してしまいます。
慢性的な寝不足は血行不良にもつながり、目元のくすみやクマを引き起こすだけでなく、乾燥やハリの低下を招きます。
若い方でも不規則な生活が続くと、目元にしわが現れやすくなるため、質の良い睡眠を確保することが大切です。
表情の癖
笑ったり、顔をしかめたりといった日常の表情によって目元には繰り返ししわが刻まれています。
若いうちは肌の弾力で自然に戻りますが、同じ表情を繰り返すことで折りぐせが徐々に定着し、無表情のときにもしわが残ることがあります。
肌弾力の低下
肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少すると、目元のしわができやすくなります。
コラーゲンやエラスチンが急激に減少するのは更年期(45歳〜55歳)頃ですが、20代をピークに産生量が少しずつ減少していきます。
紫外線や生活習慣の乱れなどが重なると、コラーゲンやエラスチンの減少が加速してしまうため注意しましょう。
若いのに目元(目頭・目の下・目尻)にしわができるのはなぜ?

しわというと加齢によって現れるイメージがあるかもしれませんが、目頭・目の下・目尻といった目元の皮膚は薄く繊細なため、日常的な刺激や乾燥が繰り返されると、若くてもしわが目立ってしまうことがあります。
しわは放置すると徐々に深くなり、セルフケアだけでは改善が難しくなってしまうこともあるため、気になったタイミングで対策を始めましょう。
目元(目頭・目の下・目尻)のしわはどんな印象を与える?

目元は顔の中でも視線が集まりやすく、第一印象を左右するパーツです。
目元にしわがあると、以下のような印象を与えてしまうことがあります。
- 実年齢よりも老けて見える
- ファンデーションを塗ると逆にしわが目立つ
- 疲れた印象になる
もちろんネガティブな印象だけでなく、目尻のしわのように「親しみやすさ」「優しさ」といったポジティブなイメージにつながることもあります。
しかし、しわは固定化されてしまうこともあるため、悩んでいるのであれば早めのケアがおすすめです。
目元(目頭・目の下・目尻)のしわの予防法・セルフケア6つ

しわは一度できると改善が難しいこともあるため、しわを作らない・増やさないために、予防ケアを始めましょう。
ここからは、自宅で今日から実践できる予防法・セルフケアについて詳しく解説します。
アイクリームを使って保湿する
目の周りは皮脂腺が少なく乾燥しやすいため、化粧水や乳液だけでなく、アイクリームのような保湿力の高いアイテムを取り入れましょう。
肌の保湿は、目元のしわ予防の基本です。朝晩のスキンケアに取り入れることで、乾燥による小じわの予防につながります。
しわ改善に効果が期待できる有効成分としては「ナイアシンアミド」「純粋レチノール」「ニールワン」「ライスパワー®No.11+」といった成分があるため、このような成分が配合されているものを選んでもいいでしょう。
目元を擦らないように注意する
目元への物理的な刺激は、目元のしわを悪化させてしまうため、無意識に擦らないように注意しましょう。
クレンジングの際も、落ちにくいウォータープルーフのアイテムにはアイメイク専用のリムーバーを使い、コットンにたっぷり含ませて優しく落とすのがポイントです。
洗顔後にタオルでゴシゴシ拭くのも避け、押さえるようにして水分を取り除きましょう。
目を温める
蒸しタオルやホットアイマスクで目元を温めると、眼輪筋がほぐれて血流が促進され、目元のしわ予防につながります。
- タオルを濡らして軽く絞る
- 電子レンジ(500W)で30〜60秒温める
- 熱すぎないか確認してから、目元を温める
「目が疲れたな」と感じたときは、ぜひ取り入れてみてください。
紫外線対策を行う
デリケートな目元を紫外線から守るためにも、徹底的なUVケアを行いましょう。
日焼け止めやUVカット効果のある化粧下地などを使うのはもちろん、サングラスや帽子、日傘の併用も有効です。
紫外線は曇りの日や室内でも窓ガラスを通して届くため、季節や天候を問わず、毎日のUV対策を習慣にしてしわを予防しましょう。
こまめに目を休める
仕事や勉強でパソコンやタブレットなどを使う時間が長い方、スマートフォンを見る時間が多い方は、こまめに休憩を取って目を休めましょう。
1時間に1回、10分程度休憩して目を閉じたり、遠くを見たりすると、目を休められます。
アイメイクを控えめにする
濃いアイメイクは目元を華やかに見せてくれますが、落とすときの摩擦は目元の皮膚への刺激になります。
毎日しっかり濃いメイクをするのではなく、薄めのメイクで過ごす日を作るだけでも、目元への負担を減らすことにつながるでしょう。
美容皮膚科の目元(目頭・目の下・目尻)のしわの治療法

目元のしわが気になる場合は、美容皮膚科の施術を活用するのも選択肢になるでしょう。
ここからは、美容皮膚科での目元のしわ治療として代表的な4つの施術について詳しく解説します。
| 治療法 | 主な対象 | 施術時間の目安 | 主な副作用・リスク |
|---|---|---|---|
| ヒアルロン酸注射 | 深いしわ・溝・たるみ | 約10分~30分 | 腫れ、内出血、左右差、しこり、まれに血管塞栓 など |
| ボトックス注射 | 表情じわ | 約5〜10分 | 赤み、内出血、腫れ、まれに表情の違和感 など |
| マイクロボトックスリフト | 小じわ・肌質改善 | 約20分~ | 赤み、腫れ、内出血、まれに表情の違和感 など |
| ピコレーザー | 肌のハリ・質感改善 | 約15〜45分 | 赤み、腫れ、ヒリヒリ感、まれに色素脱失 など |
ヒアルロン酸注射
しわが深い方、肌のハリを取り戻したい方には、ヒアルロン酸注射が向いているでしょう。
ジェル状の製剤をしわの溝に直接注入し、内側からふっくらと持ち上げて、目元のしわを目立たなくします。
施術直後から効果を実感しやすく、ダウンタイムもほとんどないため、施術直後からメイクをして帰宅できるのもメリットです。
効果の持続期間は6か月〜1年ほどが目安です。
ボトックス注射
目尻にできる表情じわが気になる場合は、ボトックス注射が向いています。
ボトックス注射は、ボツリヌストキシン製剤を用いて表情筋の動きを抑えることで、しわを目立ちにくくします。
注入量や部位の見極めが不十分だと、表情が不自然になるリスクもあるため、経験豊富な医師のもとで受けることが大切です。
個人差がありますが、施術後2〜3日程度で効果が現れ、3〜6か月ほど効果が持続します。
マイクロボトックスリフト
マイクロボトックスリフトは、通常のボトックス注射とは異なり、ボツリヌストキシン製剤を真皮層(皮膚の浅い層)に少量ずつ注入する治療法です。
目の下のちりめんじわ、目尻のしわ、たるみのほか、タイトニングによるリフトアップ効果、毛穴の開き、赤ら顔改善などさまざまな効果が期待できます。
効果の持続期間は、6か月ほどが目安です。
ピコレーザー
ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)単位のレーザーを照射する治療法です。
主にシミや肝斑の改善に用いられますが、コラーゲンやエラスチンの生成を促す効果があり、小じわの改善効果も期待できます。
ピコトーニング・ピコフラクショナル・ピコスポットという3つの照射方法があり、しわを含め、肌の状態や希望に合わせた設定で照射を行います。
まとめ
目元のしわは加齢だけでなく、乾燥や紫外線、摩擦、眼精疲労なども影響しており、10代〜20代の若い方でも油断はできません。
まずは「保湿ケアの徹底」「目元をこすらない」「紫外線対策を行う」といった日々のセルフケアを見直し、しわの進行を予防することが大切です。
今泉スキンクリニックでは、患者様一人ひとりの肌の状態を丁寧に診察し、希望やお悩みに合わせた目元のしわ治療を提案しています。
目元のしわが気になり始めた方は、ぜひお気軽に今泉スキンクリニックへご相談ください。
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