• ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は入れない方がいい?噂の理由やよくある誤解を解説

ヒアルロン酸は入れない方がいいという噂について解説する記事のアイキャッチ画像 首を傾げている女性

ヒアルロン酸注射について調べていたところ、SNSなどで「入れない方がいい」「打ち続けると不自然になる」といった情報を目にして、不安になった方もいるのではないでしょうか?

ヒアルロン酸注射自体は、医師のもとで適切に行えば、シワやくぼみ、ボリューム不足の改善などさまざまな効果が期待できる施術です。

一方で、デメリットやリスクもあるため、ヒアルロン酸を検討している場合は注意点までしっかり理解したうえで検討することが大切です。

この記事では、ヒアルロン酸を入れない方がいいと言われる理由や、入れすぎ・継続による影響、向いていない人の特徴まで詳しく解説します。

ヒアルロン酸を入れない方がいいと言われる理由

ヒアルロン酸注入を受けている女性

ヒアルロン酸注射は世界中で数十年にわたって行われてきた注入治療であり、有効性や安全性についてのデータや知見が数多く蓄積されてきています。

適切な使用であれば多くのメリットが期待できますが、注意点やデメリットがあるのも事実です。

ここでは、ヒアルロン酸を入れない方がいいと言われる理由について詳しく解説します。

入れすぎると不自然になることがある

ヒアルロン酸を必要以上に注入すると、注入部位が過度に膨らみ、顔全体のバランスが崩れてしまうことがあります。

こうした状態は一般的に「ヒアル顔」と呼ばれ、不自然な印象を与えます。

前回注入したヒアルロン酸が残っている状態で追加を繰り返したり、気になる部分だけにボリュームを足し続けたりすると、本来の顔立ちとの調和が失われてしまう可能性があるため、注意しましょう。

医師の技術によって仕上がりに差が出る

ヒアルロン酸注射は、単に製剤を注入すればいいわけではありません。

理想の仕上がりを目指すためには、注入する位置・深さ・量・製剤の選択に加えて、患者様一人ひとりの骨格や脂肪、筋肉の動きを見極める医師の経験や技術力が求められます。

浅い層すぎる部位への注入では凹凸や青白く透けて見える「チンダル現象」のリスクがあり、量が適切でなければ左右差や過度な膨らみが目立つ場合もあります。

効果は永久ではない

種類や注入部位によっても変わりますが、ヒアルロン酸製剤は注入後に体内で徐々に分解・吸収されるため、効果の持続期間は6か月〜1年ほどが目安です。

一度施術を受ければ効果が永久に続くものではなく、効果を持続させたい場合は定期的な施術が必要です。

その分費用もかかるため、継続する場合にどの程度の費用が必要になるのかも考えておく必要があります。

しこりなどが生じる可能性がある

ヒアルロン酸注射後には、注入部分が一時的に硬く感じられたり、凹凸が生じたりすることがあります。

また、頻度は高くありませんが、施術から数週間〜数か月以上経過してから、腫れや赤み、痛みを伴う「遅発性結節」と呼ばれるしこりが現れることもあります。

症状や原因によっては抗生剤やヒアルロン酸溶解注射による溶解などの治療が必要です。

まれに重大な合併症が起こる可能性がある

ヒアルロン酸注射では、まれに血管閉塞のリスクがあります。

ヒアルロン酸が誤って血管内へ入ったり、周囲から血管を圧迫したりすると血流が妨げられ、皮膚の虚血・壊死などを起こす可能性があります。

発生頻度は極めて低いものの、このようなリスクを避けるためにも、経験と実績が豊富な医師を選ぶことが大切です。

ヒアルロン酸はやめた方がいい?よくある誤解

ヒアルロン酸注入を受けている女性

ここでは、ヒアルロン酸注射についての誤解としてよく見られる「やめると急に老ける」「皮膚が伸びる」「骨が溶ける」ということについて詳しく解説します。

誤解①注入前より老けて見えるようになる

「ヒアルロン酸をやめると注入前より老ける」という話がありますが、ヒアルロン酸が吸収されること自体が老化を進行させるわけではありません。

ヒアルロン酸が吸収された後は、注入前の状態の見た目に近くなります。

ではなぜ老けたと感じる人がいるのかというと、ヒアルロン酸が入った状態を見慣れたことで、効果が薄れた際の差を大きく感じるためです。

また、ヒアルロン酸を注入しても自然な老化は進むため、補われていた分が消え、進んだ加齢がそのまま見えるようになったことで、以前よりも悪化したように感じるのかもしれません。

関連記事:ヒアルロン酸をやめたらどうなる?後悔しないためにできることも紹介

誤解②皮膚が伸びてたるむ

適切な量・部位のヒアルロン酸の注入であれば、皮膚が伸びて余り、たるんでしまうといった現象は通常ほぼ起こらないとされています。

ただし、不適切な部位への注入や、過剰な量の注入を行うと、皮膚が引っ張られ引き伸ばされてしまう可能性があるため、過剰注入を避け、顔全体のバランスに合った量にとどめることが重要です。

誤解③骨が溶ける作用がある

「ヒアルロン酸注入で骨が溶ける」という情報を目にすることがありますが、ヒアルロン酸自体に直接骨を溶かす作用はありません。

一方で、高い頻度で大量のヒアルロン酸を注入してしまうと、骨が圧迫されることで吸収されるリスクがあるため、適切な注入が重要です。

ヒアルロン酸注射の入れすぎ・打ち続けることについての疑問

ヒアルロン酸のバイアルと注射器

ここからは、ヒアルロン酸の入れすぎ・継続によってどのような変化が考えられるのかを解説します。

ヒアルロン酸注射を入れすぎるとどうなる?

ヒアルロン酸は、必要以上に量を増やせば効果が高まるわけではありません。必要以上に注入すると、以下のようなトラブルにつながることがあります。

  • 頬や唇、額などが局所的に膨らみ、パンパンになる
  • 顔全体のバランスが崩れ、実際より輪郭が大きく見える
  • 凹凸や左右差が出る
  • 表情が不自然に見える

2025年に特定のヒアルロン酸製剤を用いたほうれい線治療を解析した研究では、ほとんどの有害事象は軽度かつ一過性である一方で、注入量が多いほど有害事象が生じる可能性が高くなることが示されました。

仕上がりはもちろん、安全性の観点からも適正量の使用が大切です。

(参考:Aesthetic Surgery Journal Open Forum『The Balance of Beauty: Pooled Analysis of Adverse Events With a Cohesive Polydensified Matrix-Hyaluronic Acid Filler in Nasolabial Fold Treatments』)

関連記事:ヒアルロン酸を入れすぎるとどうなる?具体例と対処法を紹介

ヒアルロン酸注射を打ち続けるとどうなる?

ヒアルロン酸注射は、適切な量と間隔で打ち続ける分には、健康への悪影響は基本的にないと考えられています。

効果を維持したい場合は、医師と相談して適切な頻度での施術を検討してみてはいかがでしょうか。

ヒアルロン酸を入れない方がいい人はいる?

ヒアルロン酸注射は幅広い悩みに用いられている施術ですが、以下に当てはまる場合は、施術を控えたり別の治療を検討したりした方がいい場合があります。

  • ヒアルロン酸では改善しにくい悩みがある
  • 大きな変化を求めている
  • 定期的なメンテナンスが難しい
  • リスクを十分理解できていない
  • すでに十分な量が入っている
  • 妊娠中・授乳中、持病の影響があるなど医師から施術を控えるよう判断された

美容医療の施術にはヒアルロン酸注射以外にもさまざまな方法があるため、自分の悩みや希望に合った施術を医師に提案してもらいましょう。

ヒアルロン酸注射で後悔しないためのポイント

ヒアルロン酸注入を受けている女性

ヒアルロン酸注射で後悔しないためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • デメリットやリスクについても理解しておく
  • 自分に合った施術か慎重に考える
  • 信頼できる医師による施術を受ける

症例写真や料金だけで施術を決めるのではなく、ヒアルロン酸注射でできること・できないこと、そしてリスクまで理解したうえで、自分の悩みに合っているか判断することが大切です。

今泉スキンクリニックのヒアルロン酸注射の料金表

今泉スキンクリニックのヒアルロン酸注射の料金を紹介します。(自由診療。価格はすべて税込み)

1cc【初回価格】66,000円
【通常】88,000円
2cc167,200円
3cc214,500円
4cc286,000円
5cc342,100円
6cc386,100円
残注入3,300円
ヒアルロン酸分解剤ヒツジ由来:44,000円
ヒト由来:88,000円

▶今泉スキンクリニックの「ヒアルロン酸注射」について

ヒアルロン酸注射についてのよくある質問

ヒアルロン酸のバイアルと注射器

ここでは、ヒアルロン酸注射施術前に知っておきたい疑問について紹介します。

Q:ヒアルロン酸注射ではどんな失敗がありますか?

A:ヒアルロン酸注射で考えられる失敗には、入れすぎによるパンパン顔(ヒアル顔)、左右差、凹凸、不自然な表情、チンダル現象などがあります。

また、医師の技術力不足やコミュニケーション不足から、「イメージと違った」という失敗が起こることもあります。

トラブルのリスクをなるべく避けるためにも、信頼できる医師のもとで施術を受けましょう。

Q:ヒアルロン酸注射のメリット・デメリットはなんですか?

A:ヒアルロン酸注射には、主に以下のようなメリット・デメリットがあります。

ヒアルロン酸注射を受けるか判断するときは、「入れない方がいい」という情報だけではなく、メリットとデメリットの両方を比較してみましょう。

メリットデメリット
・注入によってボリュームを補える
・メスを使わずに施術できる
・部位や目的に合わせて細かな調整ができる
・ヒアルロン酸溶解注射による修正治療ができる
・ダウンタイムが抑えられる
・効果は永久ではない
・内出血・腫れなどが起こることがある
・入れすぎると不自然になることがある
・しこり・凹凸などが生じる場合がある
・まれに血管障害などの重大な合併症がある

関連記事:ヒアルロン酸注射は若返り効果が期待できる?メリット・デメリットも解説

まとめ

「ヒアルロン酸は入れない方がいい」という言葉を目にすると不安になってしまうのも無理はありません。

医療行為である以上リスクやデメリットをゼロにすることはできませんが、適切に行えば、ヒアルロン酸注射はしわやくぼみ、唇や涙袋の形成など、さまざまな効果が期待できる施術です。

ヒアルロン酸が自分に合っているかどうか、他の施術とどちらがいいか迷っている場合は、カウンセリングで医師に相談してみるといいでしょう。

六本木駅から徒歩1分の今泉スキンクリニックでは、「その人らしい黄金バランスの美しさ」を重視し、より自然で美しい仕上がりを目指すヒアルロン酸注射を行っています。

ヒアルロン酸を入れるべきか迷っている方も、まずは一度お気軽にご相談ください。