鼻ヒアルロン酸を検討したとき、「鼻ヒアルロン酸は半永久的な効果はある?」「どのくらい効果が続くの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。
鼻ヒアルロン酸の効果は半永久的なものではなく、一定期間が経つことで、効果は少しずつ薄れていきます。
ただし、製剤の種類や注入方法、施術回数によって持続期間は異なります。
この記事では、鼻ヒアルロン酸の持続期間や影響する要素、メリット・デメリット、効果を長持ちさせるポイントなどについて詳しく解説します。
鼻ヒアルロン酸の効果について詳しく知り、自分に合った施術選びの参考にしてみてください。
鼻ヒアルロン酸の効果は半永久的?効果の持続期間について

鼻ヒアルロン酸の効果は半永久的ではなく、1〜2年ほどで少しずつ薄れていきます。(製剤や目的によって異なる)
ただし、いくつかの条件によっては効果が長期間残るケースもあります。
ここからは、鼻ヒアルロン酸の効果がどのように変化するのかについて詳しく解説します。
馴染むことで効果が薄れていく(吸収されるが微量が体内に残る)
ヒアルロン酸はジェル状の製剤であるため、注入直後は形をキープできますが、時間の経過とともに周囲の組織に馴染んで徐々に高さが失われていきます。
ただし、「効果が薄れた=完全にヒアルロン酸がなくなった」わけではありません。
鼻ヒアルロン酸の場合、見た目の効果を実感できる期間は1〜2年ほどとされていますが、ヒアルロン酸自体は吸収されずにいくらか残っています。
効果(見た目の変化)を感じられる期間と体内にヒアルロン酸が残る期間は異なるため、この点を理解しておきましょう。
3〜4回ほど続けることでしばらく効果が続くこともある
鼻ヒアルロン酸は、複数回の施術を受けることで、持続期間が延びていく傾向にあります。
最初に注入したヒアルロン酸が完全に吸収される前に追加注入を行うことで、先に入れたヒアルロン酸の上に蓄積され、効果が長期間持続しやすくなります。
目的や個人差による違いもありますが、定期的に3〜4回の注入を行うと、その後しばらくは追加注入が不要になるケースもあります。
ただし、追加注入のタイミングや量を誤ると鼻筋が太くなるリスクもあるため、経験豊富な医師と相談しながら適切な間隔で施術を受けることが大切です。
被膜形成によって半永久的に残るケースもある
ヒアルロン酸の吸収のされ方は人によって異なり、被膜形成されることで半永久的に残るケースもあるとされています。
被膜形成とは、体が異物に反応してヒアルロン酸の周囲に薄いコラーゲンの膜を作る働きのことです。
被膜がバリアの役割を果たし、ヒアルロン酸の吸収を妨げることで、結果的に長期間残ることがあります。
鼻ヒアルロン酸の持続期間に影響する要素

鼻ヒアルロン酸の持続期間には、以下のような要素が影響しています。
- ヒアルロン酸製剤の種類
- 注入部位・注入する深さ・注入量
- 体質や代謝
ここからは、それぞれの要素について詳しく解説します。
ヒアルロン酸製剤の種類
ヒアルロン酸製剤には柔らかいものから硬いものまでさまざまな種類があり、製剤の硬さや密度によって持続期間が変わります。
鼻の施術では、形成力に優れた硬めの製剤が選ばれ、代表的な製剤の持続期間の目安は以下の通りです。
| 製剤名 | メーカー | 硬さ | 持続期間の目安 |
|---|---|---|---|
| ボラックスXC | アラガン社 | 硬い | 約1年半〜2年 |
| ボリューマXC | アラガン社 | やや硬い | 約2年 |
| クレヴィエル | AESTURA社(アモーレパシフィック社の皮膚科部門) | 硬い | 約1〜1年半 |
| レスチレンリフトリド | ガルデルマ社 | 硬い | 約1年 |
持続期間はあくまで目安になりますが、自分の悩みに合ったものを提案してもらいましょう。
→ヒアルロン酸の種類はいくつあるのか?メーカーごとの製剤について比較
注入部位・注入する深さ・注入量
持続期間は、注入する部位や深さ、量によっても変わります。
例えば、鼻根部はヒアルロン酸が比較的減りにくい部位である一方、鼻筋の軟骨の上あたりは吸収されやすい傾向があるとされています。
また、少量を分散して注入するよりも、一部位にある程度まとまった量を注入するほうが、自分の組織との接触面積が小さくなり、吸収スピードが遅くなるといわれています。
体質や代謝
同じ製剤を使用し同じ部位に注入しても、体質や代謝の違いによって持続期間には個人差が生じます。
一般的に代謝が活発な方はヒアルロン酸の分解が早くなる傾向にあり、年齢が若いほど代謝が高いため、吸収が早く感じられるケースもあるといいます。
鼻ヒアルロン酸のメリット

鼻ヒアルロン酸には、外科的な手術にはない魅力が数多くあります。
特に、ダウンタイムの短さ・施術時間の短さは、忙しい方や美容医療が初めての方にとってはメリットです。
ここからは、鼻ヒアルロン酸の代表的なメリットを紹介します。
→ヒアルロン酸注射で理想の鼻に近づける!メリットや費用を徹底解説
切らずに鼻の形・高さを整えられる
鼻ヒアルロン酸は、メスを使わずに注射だけで鼻の高さや形を整えられることがメリットです。
注射の跡も小さく、赤みが出ることがありますが、数日で目立たなくなるケースがほとんどです。
また、万が一仕上がりが気に入らなかった場合でも、ヒアルロン酸溶解注射で修正が可能です。
ダウンタイムが短い傾向にある
外科手術による鼻整形では、術後の腫れや内出血が数週間続くこともありますが、鼻ヒアルロン酸はダウンタイムが短い傾向にあり、個人差があるものの数日〜2週間程度が目安です。
注入部位を避ければ、当日からメイクや洗顔も可能です。
短時間で施術できる
鼻ヒアルロン酸は、施術時間が約10〜30分程度と短いのもメリットの一つです。
カウンセリングや麻酔の時間を含めても、トータルで1時間以内に終わることが多いでしょう。
鼻ヒアルロン酸のデメリット

鼻ヒアルロン酸はメリットの多い施術ですが、デメリットやリスクも存在します。
施術を受ける前にしっかりと理解しておくことで、後悔のない選択につながるでしょう。
ここからは、鼻ヒアルロン酸で知っておきたいデメリットについて解説します。
団子鼻の改善には向いていない
鼻ヒアルロン酸は鼻筋を通したり鼻根部を高くしたりするのには適していますが、団子鼻の改善には向いていません。
鼻先は皮膚が厚く硬い部分であるためシャープな形を作りにくく、注入することでかえって鼻先のボリュームが増してしまう可能性があります。
また、鼻先には血管が集中しているため、ヒアルロン酸を注入すると血管を圧迫して血管閉塞を起こすリスクがあります。
副作用やリスクがある
鼻ヒアルロン酸は安全性に配慮して施術が行われますが、副作用やリスクもあります。
施術後に起こり得る主な副作用やリスクは以下のとおりです。
- 赤み
- 腫れ・むくみ
- 内出血
- かゆみ・痛み
- しこり
- アレルギー反応
- チンダル現象
- 血行障害
こうしたリスクを少しでも抑えるためにも、解剖学の知識と注入技術に優れた医師を選ぶことが大切です。
鼻ヒアルロン酸の効果を長持ちさせるポイント

鼻ヒアルロン酸の効果を長持ちさせるためには、施術後のケアや製剤選び、医師選び、施術間隔など、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ここからは、効果を持続させるための具体的な方法について詳しく解説します。
生活習慣に注意して丁寧なアフターケアを行う
注入直後はヒアルロン酸がまだ鼻の組織に完全に固定されていない状態のため、鼻を強く押したり擦ったりしないようにしましょう。
マッサージや美顔器の使用など、日常生活でも注意することが大切です。
また、腫れや内出血を避けるため、激しい運動やサウナ、長時間の入浴を控えましょう。
品質が高く鼻に適したヒアルロン酸を選ぶ
使用する製剤の品質は、仕上がりの自然さだけでなく持続期間にも影響します。
安価で品質の低い製剤の場合、効果が長持ちしない場合があり、かえってコストがかかってしまう可能性があります。
安全性と効果を両立させるためには、厚生労働省の承認を受けた製剤を選ぶのが一つの基準になるでしょう。
現在、日本国内で承認されているヒアルロン酸にはアラガン社のジュビダームビスタシリーズ、ガルデルマ社のレスチレンシリーズがあります。
ヒアルロン酸注射の技術力が高い医師の施術を受ける
鼻ヒアルロン酸の仕上がりや持続期間は、医師の技術力によっても大きく左右されます。
適切な層に適切な量を正確に注入すれば、ヒアルロン酸が横に流れたり透けたりといったことが起こりにくく、より長期間にわたって形状をキープしやすくなるでしょう。
医師を選ぶ際には、以下のようなポイントを参考にしてみてください。
- ヒアルロン酸注入の症例数が豊富か
- 注入認定医・注入指導医などの資格を保有しているか
- カウンセリングでリスクも含めた丁寧な説明があるか
医師と相談して適切な間隔で施術を受ける
鼻ヒアルロン酸のメンテナンス頻度は6か月〜2年に1回程度が目安とされますが、適した頻度には個人差があります。
医師に相談して鼻の状態をチェックしてもらい、適切な施術スケジュールを提案してもらいましょう。
鼻ヒアルロン酸についてのよくある質問

ここからは、鼻ヒアルロン酸に関してよく寄せられる質問にQ&A形式でお答えします。
Q:レディエッセと鼻ヒアルロン酸の違いは?
A:レディエッセは、骨や歯を構成する「ハイドロキシアパタイト」を主成分とするジェル状の注入製剤です。
ヒアルロン酸と同じく注射で施術でき、鼻筋や顎の輪郭形成に使用されます。
レディエッセはヒアルロン酸よりも硬さがあり持続期間が長いとされていますが、修正が難しいデメリットがあり、慎重な検討が必要です。
Q:鼻ヒアルロン酸は何回まで注入可能?
A:鼻ヒアルロン酸に、明確な回数制限はありません。
ただし、鼻にヒアルロン酸が残っている状態で何度も追加注入を繰り返すと、鼻筋が太くなったり横に広がったりする(いわゆるアバター鼻)リスクがあるため、適切な頻度を守ることが大切です。
Q:鼻ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなる?
A:定期的な追加注入を適切に行えば、ヒアルロン酸が蓄積されることで、効果の持続期間が徐々に延びていくことが期待できます。
一方で、注入量やタイミングを誤ると鼻筋が太くなったり、顔全体とのバランスが崩れたり、鼻の皮膚が伸びたり硬くなったりする可能性があります。
追加注入のたびに鼻の状態をしっかり診察してもらい、必要以上の注入を避けることが大切です。
まとめ
鼻ヒアルロン酸の効果は半永久的ではなく、1〜2年ほどで吸収されますが、製剤の種類や注入回数などによって持続期間は変わります。
効果をキープしたい場合は、品質の高い製剤を使用し、技術力のある医師のもとで適切な間隔で施術を受けることが大切です。
今泉スキンクリニックでは、アラガン社のジュビダームビスタシリーズをはじめ、ガルデルマ社のレスチレンシリーズなど複数の高品質なヒアルロン酸製剤を取り扱っています。
一人ひとりの鼻の状態や顔のバランスを考慮し、ご希望に合った治療をご提案しています。
鼻ヒアルロン酸をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
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