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たるみは何歳から始まる?ケアはいつから?今すぐできる予防策&治療法を解説

顔のたるみを気にする女性

老けた印象につながる顔の「たるみ」は、セルフケアが難しく、多くの女性が抱える肌悩みの上位に挙げられます。

しかし実際のところ、「顔のたるみは何歳から始まるのか」「自分の状態は年齢相応なのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

顔のたるみは突然現れるものではなく、肌や筋肉、脂肪の変化が徐々に積み重なって起こります。

そのため、早い段階で原因を理解し、適切なケアを始めることが大切です。

この記事では、顔のたるみが現れやすい年齢の目安や、セルフチェック方法や今日からできる予防法、美容クリニックで受けられる治療について解説します。

顔のたるみは何歳から始まる?

顔のたるみを気にして頬に手を当てている女性

顔のたるみは「ある年齢になったら急に始まる」というものではなく、皮膚や骨、脂肪、筋肉の変化が少しずつ進行することで目立ち始めます。

毎日鏡で見ているだけでは変化に気付きにくいですが、昔の写真と比べたときに、「老けたな」「たるんできたかも」と気になった方も多いのではないでしょうか。

ここでは、顔のたるみが気になり始める年代や、自覚しにくい理由について解説します。

30代から目立ち始めることが多い

顔のたるみは、一般的に30代後半〜40代頃から始まるとされていますが、30代に入った頃にすでにたるみのお悩みを感じている人も少なくありません。

肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンの生成量は20代後半から徐々に減少し、30代になると肌の弾力低下として現れ始めます。

加齢によって表情筋が衰えると、皮膚や脂肪を支える力が弱くなり、頬やフェイスラインが下がりやすくなります。

また、骨の萎縮や皮下脂肪の移動・下垂といった変化もたるみに影響する要因です。

40代になると、皮膚や筋肉の衰えが加速するといわれているため、たるみが気になる場合はなるべく早めに適切なケアを始めるといいでしょう。

20代から顔のたるみに悩む人もいる

「たるみは中高年の悩み」というイメージがあるかもしれませんが、20代でも顔のたるみを感じている方もいます。 

スマートフォンの長時間使用によるうつむき姿勢、急激なダイエット、無表情が続く生活習慣、紫外線ケア不足などは、若年性のたるみを引き起こす原因です。

また、間違ったマッサージやローラー式美顔器の使いすぎなどで肌自体が伸びてしまうこともたるみにつながるとされているため、注意しましょう。

自分のたるみに気付けない人が多い

実は、多くの方が自身のたるみの程度を実際よりも低く見積もっていることが、資生堂の研究で明らかになっています。

30〜40代の日本人女性を対象にした調査では、頬・目・フェイスラインの3部位でたるみの「自己認識」と「実際の状態」を比較した結果、すべての部位で本人の自覚が実態を下回りました。

特に頬では、その差が年齢換算で8.1歳にも達したという結果が報告されています。

たるみの認識にギャップが生まれる理由としては、「日常的に鏡で正面の顔しか確認しない習慣」が原因ではないかと考えられています。

たるみは斜め45度から見たときに立体的な凹凸として現れやすく、正面からだけではたるみに気づきにくいのです。

顔のたるみを確認するときは、自分の顔の正面だけでなく斜めからもチェックするようにしましょう。

(参考:資生堂『資生堂、たるみの自己認識と実態の間に8.1歳のギャップが存在することを解明』)

顔のたるみが始まっているサインをセルフチェック!

顔のたるみを気にして頬に手を当てている女性

たるみは自覚よりも早く進行している可能性があります。

「なんとなく老けた気がする」という感覚は、実はたるみのサインかもしれません。

以下のチェックリストで、今の自分の肌状態を確認してみましょう。

  • フェイスラインがぼやけてきた
  • 若い頃より顔が「長く」なった
  • 頬の位置が下がってきた
  • ほうれい線が深くなった
  • 口角が下がっている
  • 頬がこけたような印象がある
  • 毛穴が縦長に伸びて見える
  • 目の下にクマ・たるみが目立つ
  • 肌のハリ・ツヤが失われた感じがする

上記に1つでも当てはまるものがあれば、たるみはすでに始まっている可能性があります。

顔のたるみケアは早めに始めた方がいい理由

顔のたるみを気にして鏡を見ている女性

たるみは一度進行すると元の状態に戻すことが難しくなるため、早い段階でケアを始めることが重要とされています。

ここでは、顔のたるみケアを早めに始めるべき理由について解説します。

たるみが悪化すると治療の難易度が上がるため

たるみは進行すればするほど、大掛かりな治療が必要になる傾向にあります。

初期段階であれば、多くの場合、医療ハイフ(HIFU)やヒアルロン酸注射といった、身体への負担が少ない低侵襲な施術で改善を目指すことが可能です。

しかし、たるみが重度に進行してしまうと、切開を伴うフェイスリフト手術が必要になるケースもあります。

治療が大掛かりになるほど、費用はもちろん、ダウンタイムや身体へのリスクも大きくなります。 

たるみ治療は早期に始めた方が金銭的な負担も減らせる傾向にあるため、将来的にたるみ治療を考えているのであれば、悪化する前に一度医師に相談してみるといいでしょう。

高齢になると治療が受けられなくなる可能性があるため

高齢になると、持病や飲んでいる薬の影響で、受けられる施術の選択肢が狭まることもあります。

また、顔の脂肪量が少ない高齢の方がハイフを受けると、脂肪が必要以上に減少してかえってたるみが悪化したように見えるリスクもあるため、医師によっては施術が難しいと判断することもあります。

今すぐ始められる顔のたるみ予防対策

たるみ対策として紫外線対策をしている3人の女声のイラスト。サングラスをかけて日傘をさしている

たるみの主な原因は加齢であり、完全に防ぐことはできませんが、日常生活の中でできるケアによって進行を遅らせられる可能性はあります。

ここでは、自宅で今日から取り入れられる予防対策について解説します。

一年を通して紫外線対策を徹底する

肌の老化の約8割は、紫外線による「光老化」が原因といわれています。紫外線の中でも特に注意が必要なのは「UV-A」です。

UV-Aは波長が長いため、肌の奥にある真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチンを傷つけます。

その結果、肌のハリと弾力が低下し、たるみが加速するのです。

紫外線は、曇りの日や室内にいる場合でも窓越しに肌へ届きます。365日、自宅にいるときでもしっかり日焼け止めを塗って紫外線から肌を守りましょう

日焼け止めは汗や皮脂で落ちるため2〜3時間おきに塗り直すことが大切です。

日差しが強い日は、日傘・帽子・UVカットのサングラスなども組み合わせましょう。

保湿ケアで肌のうるおいを保つ

肌の乾燥は、たるみを引き起こし、悪化させる代表的な要因のひとつです。

洗顔後はすぐに化粧水で水分を補い、乳液やクリームで素早くフタをして蒸発を防ぎましょう。

スキンケア化粧品を選ぶときは、セラミド・ヒアルロン酸・グリセリン・コラーゲンなどの保湿成分が配合された製品がおすすめです。

特に乾燥しやすい目元・口元・頬は重点的にケアしましょう。

生活習慣・食生活を整える

たるみ予防対策では、体の内側からのアプローチも大切です。

生活習慣の乱れは肌のターンオーバーを遅らせ、コラーゲン生成にも悪影響を与えます。

皮膚の修復とターンオーバーは就寝中を中心に行われるため、毎日7時間程度の良質な睡眠を確保することが理想的です。

糖質の過剰摂取はコラーゲンを変性させる「糖化」の原因となるため、甘いものや炭水化物の摂りすぎに注意し、栄養バランスの良い食事を意識しましょう。

また、喫煙も顔のたるみを進行させる要因のひとつとされています。

タバコに含まれる成分は血流を悪化させ、肌に必要な酸素や栄養が届きにくくしてしまうためです。

美容クリニックでできる顔のたるみ治療

美容クリニックでヒアルロン酸注射によるたるみ治療を受けている女性

より効果的にたるみにアプローチしたい場合は、美容クリニックでの治療を検討するのも選択肢です。

ここでは、メスを使わずにできる代表的なたるみ治療法についてご紹介します。

たるみ治療には副作用やリスクもあるため、医師からしっかり説明を聞いたうえで慎重に検討することが大切です。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、加齢によって失われたボリュームを補うことで、たるみやシワの改善を目指す注入治療です。

ほうれい線・マリオネットライン・頬のこけ・目の下のたるみなどさまざまな悩みに対応でき、他の施術と組み合わせることもできます。

注射のみで施術でき、ダウンタイムもほぼなく、治療直後からメイクが可能です。

糸リフト

糸リフト(スレッドリフト)は、特殊なトゲ(コグ)付きの医療用糸を皮膚の内側に挿入し、物理的にたるんだ組織を引き上げる施術です。

顔の左右に合計4〜20本程度の糸を挿入し、気になる部分にしっかりアプローチできます。

物理的に引き上げるため、施術完了直後から効果を実感しやすいことも人気の理由です。

マイクロボトックスリフト

マイクロボトックスリフトは、ボトックス(ボツリヌストキシン製剤)を筋肉ではなく皮膚の浅い層に微量を細かく注入する、従来のボトックスとは異なる新しい治療法です。 

皮膚の直下に薬剤を留めることで、表情筋の動きを制限することなく、肌のキメを整え、毛穴を引き締め、たるみや細かいシワを改善する効果が期待できます。

医療ハイフ(HIFU)

医療ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波エネルギーを皮膚の深部に集中照射し、熱刺激によってたるみやシワの改善を促すリフトアップ治療です。 

皮膚の表面を傷つけることなくSMAS筋膜までエネルギーを届けられる点が最大の特徴で、メスを使わないためダウンタイムも抑えられる傾向にあります。

イントラジェン

イントラジェンは、高周波(RF)エネルギーを肌に照射し、皮膚のコラーゲン収縮・産出を促進させることで引き締め効果を目指す治療です。

熱エネルギーによって肌内部のコラーゲンが刺激されることで、肌のハリや弾力の改善が期待できます。

「即効的な引き締め」と「持続的な小ジワ・たるみ改善」と効果が2段階で現れるのが特徴で、HIFUとのコンビネーション治療も効果的です。

顔のたるみについてのよくある疑問

笑顔で頬に触れている女性

ここでは、顔のたるみについてのよくある疑問を紹介します。

Q:顔がたるみやすい人の特徴は?

A:たるみやすさには、遺伝的な要素・生活習慣・肌質など複数の要因が影響すると考えられています。

以下に当てはまる場合、たるみのリスクが高くなるため注意しましょう。

  • 紫外線対策をしていない、紫外線を浴びる機会が多い
  • 睡眠不足である
  • 喫煙習慣がある
  • 糖質過多の食生活になっている
  • 急激なダイエットを繰り返している
  • 姿勢が悪い

Q:顔のたるみは痩せると治る?

A:「痩せればたるみが治る」とは一概には言えません。むしろ、人によってはたるみが悪化することもあります

脂肪やむくみによって顔がふくらんでいた場合、ダイエットや食事管理によってすっきり見えることはあります。

しかし、皮膚の弾力低下や骨の萎縮、筋膜や靭帯のゆるみなど「加齢による構造的なたるみ」の場合、体重を落とすだけで改善するとは限らず、むしろ悪化して見えてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

まとめ

顔のたるみは、ある日突然現れるものではなく、徐々に進行するため、自分では気付きにくいことも少なくありません。

鏡で正面だけを見ていると、たるみのサインを見逃してしまいがちなため、斜めからもチェックするようにしましょう。

また、たるみは進行すればするほど治療の難易度とコストが上がる傾向にあるため、「気になり始めたとき」からケアを始めるのがおすすめです。

紫外線対策・保湿・生活習慣の見直しといったセルフケアよりも高い効果を目指したい場合は、美容医療の施術を検討するのも選択肢です。

今泉スキンクリニックでは、患者様一人ひとりのたるみの状態・部位・ご希望に合わせて、豊富な施術メニューの中から適した治療プランをご提案しています。

経験豊富なドクターが丁寧にお悩みをお伺いしますので、「どの施術が自分に合うかわからない」という方も、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。

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