• たるみ

たるみを改善!スキンケアやトレーニングなどの予防対策や美容医療の施術を紹介

たるみのない美肌の女性

年齢を重ねるにつれて、「フェイスラインがぼやけてきた」「ほうれい線が目立つようになった」など、たるみのお悩みが増えてきます。

顔のたるみは加齢だけでなく、日々の生活習慣やスキンケア、姿勢など複数の要因が重なって進行します。

たるみが起こる原因を正しく理解し、自宅でのケアでできることやできないことを知ることが、効果的なたるみ改善対策につながります。

この記事では、顔のたるみの原因と、自宅でできる予防・改善対策を紹介します。

自力でのケアでは改善が難しい顔のたるみにアプローチできる美容医療の施術についても紹介しますので、今日から始めるたるみ対策としてぜひ活かしてみてください。

たるみを悪化させないためにも、早めに対策を始めましょう。

顔がたるむ原因

たるみを気にしている女性

顔のたるみが起こる大きな原因は加齢ですが、その他にも以下のようなさまざまな原因が複雑に影響し合い、たるみを引き起こします。

  • 加齢(コラーゲンやエラスチンの減少、筋肉・筋膜や支持靭帯の衰え、骨萎縮)
  • 脂肪(体重増加、脂肪の下垂)
  • 乾燥
  • ストレス
  • 糖化
  • 悪い姿勢
  • 間違ったスキンケア
  • 紫外線ダメージ

乾燥やストレス、糖化、悪い姿勢といった原因は、毎日のスキンケアの見直しや生活習慣を整えることで、自分でも対策が可能です。

間違ったケア方法はたるみを悪化させてしまうこともあるため、たるみの兆候が出てきたら早めの対策を始めましょう。

一方、加齢による皮膚や脂肪、筋肉や骨の変化によるたるみは、セルフケアでは対策が難しいものに分類されます。

自宅のケアでたるみの予防を心がけつつ、自力での改善が難しいたるみには美容医療の施術でアプローチすると、効果的なケアができます。

たるみ改善・予防対策に!自宅でできるケア方法

たるみのある頬に指を当てている女性

たるみ対策は日々の積み重ねが重要です。

セルフケアは、目に見える変化があるわけではないものの、毎日正しい方法でのケアを継続することで、たるみの改善が予防につながる効果が期待できます。

ここでは、今日から取り入れられる自宅でできるケア方法を紹介します。

紫外線対策

紫外線はシミやくすみだけでなく、たるみを進行させる大きな原因の一つです。

特に、紫外線に含まれるUV-A、UV-B、UV-Cの3つの中でも波長の長いUV-Aは真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンを変性・分解させることで、たるみやシワといった「光老化」を引き起こします。

紫外線ダメージが長年蓄積すると、フェイスラインのゆるみやほうれい線が深くなるなど、老け見えの原因につながるため注意が必要です。

対策として、季節を問わず日焼け止めを使用して、紫外線から肌を守りましょう。

室内にも紫外線は届くため、自宅で過ごす日でも日焼け止めが必要です。

SPF・UV-B(炎症や赤みを引き起こす)を防ぐ効果の指標
・数値が大きいほどUV-B防止効果が高い
PA・UV-A(たるみやシワを引き起こす)を防ぐ効果の指標
・+の数が多いほどUV-A防止効果が高い

日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」、それぞれ上記のような効果を指しています。

肌への負担を考慮して、日常生活では「SPF10~20/PA+~++」、炎天下でのレジャーやマリンスポーツでは「SPF30~50+/PA+++~++++」などシーンに合わせた日焼け止め選びがおすすめです。

また、日焼け止めは2〜3時間を目安に塗り直しましょう。

正しい洗顔とスキンケア

肌への過度な刺激は、バリア機能を低下させ乾燥を招きます。乾燥が続くと、肌の弾力やハリが失われ、たるみが目立ちやすくなってしまうことに。

洗顔とスキンケアでは、「落としすぎない」「こすらない」「しっかり保湿する」ことが基本です。毎日行うケアだからこそ、正しい方法で効果的に行いましょう。

以下で、クレンジング・洗顔・スキンケアのポイントを紹介します。

クレンジング・肌をゴシゴシ擦らず、指の腹で優しくなじませる
・ウォータープルーフのアイテムはポイントメイク落とし(リムーバー)を使うと肌への負担を軽減できる
洗顔・必要な皮脂まで落としすぎないよう洗いすぎに注意
・洗顔料は十分に泡立て、泡で包み込むように洗う
・熱すぎるお湯は避け、ぬるま湯を使用する
スキンケア・化粧水で水分を補給後、乳液やクリームで油分を補って水分蒸発を防ぐ
・乾燥が気になる時は、目元や口元など乾燥しやすい部分にクリームを塗る

乾燥はたるみの原因の一つであるため、保湿はしっかり行いましょう。

表情筋トレーニング

表情筋は顔の皮膚や脂肪を支えており、衰えると皮膚を支える力が弱まって、フェイスラインのゆるみや口角の下垂につながります。

特にマスクをしていることが多かったり、誰かと会話することが少ない在宅ワークでは表情の動きが少なくなり、筋肉が十分に使われない状態が続きやすいため、注意が必要です。

表情筋トレーニングにはさまざまな方法がありますが、簡単にできる方法としては「あ・い・う・え・お」の体操がおすすめです。

「あ・い・う・え・お」の形で大きく口を開けて、表情筋を動かしましょう

なお、表情筋のトレーニングはやりすぎるとシワの原因になることがあるため、適度に行うことが大切です。

首周り・肩周りのストレッチ

首や肩のこり、猫背の姿勢は血流やリンパの流れを滞らせ、顔のたるみやフェイスラインのもたつきを引き起こす原因になります。

近年はスマートフォンやパソコンの長時間使用で姿勢が悪くなっている傾向にあるため、こまめにストレッチを取り入れましょう。

首をゆっくり前後左右に倒す、肩を大きく回すなど、仕事の合間に簡単なストレッチを行うだけでも首や肩周りの筋肉をほぐすことができます。

頭皮のマッサージ

頭皮と顔の皮膚は一枚でつながっており、頭皮の柔軟性低下は、顔のたるみを間接的に進行させる原因になると考えられています。

凝って硬くなった頭皮をほぐすためのマッサージを取り入れてみましょう。

指の腹を使って、円を描くようにして生え際、頭のてっぺん、後頭部にかけてもみほぐしていきます。耳周りのリンパ節や首の付け根あたりもマッサージしましょう。

やりすぎは頭皮に負担をかけてしまうため、1回3分前後のマッサージを1日1〜2回程度がおすすめです。

顔のマッサージ

近年の資生堂の研究によれば、立毛筋(毛包に直結する筋肉)の流れに沿ってストレッチやマッサージを行うことで、たるみの改善効果が期待できるといいます。

過度なマッサージは肌に負担をかけるため、行う場合はクリームや美容液などを使用しながら、優しく適度に行うといいでしょう。

(参考:資生堂、「たるみ」改善の鍵となる立毛筋の活性化に抗重力システム「ダイナミックベルトTM」に沿ったストレッチが有効であることを発見

生活習慣の改善

肌のたるみは外側からのケアだけでなく、体の内側からのケアも大切です。

食事では、コラーゲンや筋肉の材料となる「タンパク質」が不足しないよう積極的に摂取しましょう。

その他、コラーゲン生成を助ける「ビタミンC」や「ビタミンB群」「ビタミンA」「ビタミンE」なども肌を健康に保つためには大切です。

一つの食品や栄養素ばかりに偏らないよう、バランスの良い食事を心がけましょう。

睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌の修復や再生が進みます。睡眠不足はターンオーバーの乱れを招くため、しっかり睡眠時間を確保しましょう。

適度な運動は血流を促進し、栄養や酸素を肌へ届けやすくします。

運動は睡眠の質を高める効果も期待できるため、ウォーキングやサイクリングなど手軽なものを習慣化するのがおすすめです。

肌の弾力を保つための成分を取り入れる

たるみ対策として、肌の弾力を保つ効果が期待できる成分を取り入れるのもおすすめです。

代表的な成分としては、以下のようなものがあります。

  • ヒアルロン酸……肌の水分をキープし潤いを保つ
  • レチノール……ターンオーバーを促し、細胞の再生をサポート
  • ビタミンC……コラーゲンやエラスチンの生成を促進
  • ナイアシンアミド……コラーゲンやエラスチンの生成を促進

この他にも、ヒト幹細胞コスメや、皮膚科医や美容外科医などの専門家が開発・監修したドクターズコスメを取り入れるのもおすすめです。

禁煙する

喫煙は、肌を老化させる原因です。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、皮膚への酸素や栄養供給を妨げます。その結果、コラーゲン分解が進み、弾力低下やたるみの原因につながります。

喫煙が原因となった特有の老け顔は「タバコ顔」や「スモーカーズフェイス」と呼ばれ、下まぶたやあごのたるみ、肌の弾力低下、目の下のクマやシワなどが特徴です。

すぐに辞めるのが難しい場合でも、徐々に本数を減らすなど対策してみるといいでしょう。

美容医療でのたるみ治療

美容医療でのたるみ治療を受ける女性

セルフケアでは改善が難しいたるみは、美容医療の施術で原因に合わせたアプローチを行うのが効果的です。

ここでは、代表的なたるみ治療について解説します。

なお、美容医療の施術にはダウンタイムや副作用があるため、デメリットやリスクを理解したうえで検討しましょう。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸製剤を注入することで、ボリュームが減ってしまった部分をふっくらさせる治療法です。

加齢によって脂肪が減少した部分や、支持靭帯(リガメント)を境にしたたるみやへこみ、骨萎縮によってへこんでしまった部分に適切に注入することで、内側から支えを作り、リフトアップを図ります。

これまで、支持靭帯が原因のたるみに対しては、メスで皮膚を切開する「フェイスリフト」が行われることが一般的でしたが、傷跡が残る点やダウンタイムの長さが課題でした。

近年はヒアルロン酸の進化により、注射でアプローチができるようになったため、外科的な施術は避けたい方にも選ばれています。

また、ヒアルロン酸は種類豊富で、厚生労働省認可のアラガン社ジュビダームビスタシリーズのほか、さまざまなタイプのものがあります。

支持靭帯にアプローチしリフトアップやタイトニング効果が期待できる「ジャルプロスーパーハイドロ」、広範囲の皮膚のリモデリング(肌細胞の再構築)を促す「プロファイロ」など、自分の希望や悩みに合ったものが選べることもヒアルロン酸注入の魅力です。

以下の記事では、ヒアルロン酸の種類について詳しく解説しています。よろしければこちらも合わせてご覧ください。

ヒアルロン酸の種類はいくつあるのか?メーカーごとの製剤について比較

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフト(スレッドリフト)、皮下にコグと呼ばれるトゲがついた特殊な糸を挿入し、物理的に引き上げる治療です。

気になるポイントをしっかり引き上げることができ、物理的な引き上げのため効果がわかりやすいことも魅力です。

ボリューム不足はヒアルロン酸注射で補い、脂肪によるたるみ部分は糸リフトで引き上げるなど、他の施術を組み合わせることでより高い効果を目指すことができます。

小顔注射

小顔注射は、脂肪細胞を分解する作用がある薬剤を注入する施術です。

あごやフェイスラインのたるみやもたつきがある方に適しており、気になる部分に注入することで、余分な脂肪のボリュームを減少させます。

皮膚のたるみ自体を直接引き上げる治療ではないため、必要に応じて他の施術と併用すると効果的です。

マイクロボトックスリフト

マイクロボトックスリフトは、従来のボトックス注射よりも浅い層へ微量を注入し、皮膚表面〜浅層筋に作用させる治療です。

筋肉の中には下向きに作用するものもあり、皮膚や脂肪を下向きに引っ張ることで、たるみにつながることがあります。

下向きに作用する筋肉をボトックスで和らげることで、自然なリフトアップを目指します。

医療用ハイフ

医療用ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波を用いてSMAS筋膜へ熱エネルギーを届ける治療です。

熱刺激により組織が収縮し、引き締め効果を得ると同時に、コラーゲン再生が促進されます。

メスで皮膚を切開することなくSMAS筋膜までアプローチできることが大きな特徴で、皮膚表面に傷がつかず、ダウンタイムも抑えられます

ヒアルロン酸注射との併用によるたるみ治療も効果的で、ハイフで引き締めてから、ヒアルロン酸で減ったボリュームを補うことで、リフトアップを行います。

その他の方法

その他、皮膚の表皮や真皮が原因のたるみには、以下のような治療も効果が期待できます。

ショッピングスレッド極細の吸収糸を皮膚の浅い層へ挿入し、コラーゲンやエラスチン生成を促進
イントラジェン高周波(RF)で真皮深層に熱を与え、コラーゲン収縮と再生を促す
フォトフェイシャルM22IPLという特殊な光により線維芽細胞を刺激。肌細胞を活性化させて弾力低下をサポート
カメレオンピールコラーゲンブースター・皮膚再生・剥離と活性、保湿と浸透性の4機能が特徴のピーリング

まとめ

顔のたるみには、皮膚・脂肪・筋膜・骨といった複数の組織が影響して起こります。

紫外線対策や保湿、生活習慣の見直しといったセルフケアは進行を予防するためにも大切ですが、改善は難しいこともあるため、すでに目立つ変化がある場合は、原因に応じた美容医療の施術を検討するのも選択肢です。

今泉スキンクリニックでは、骨格・脂肪・筋膜・皮膚などたるみの原因を総合的に診断し、一人ひとりに適した施術をご提案しています。

ヒアルロン酸注射をはじめとして、糸リフトや医療用ハイフ、イントラジェンなどさまざまな治療を取り扱っていますので、セルフケアで限界を感じている方、積極的なたるみ治療を行いたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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