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シワに効く成分一覧│改善効果が認められた成分と選び方

シワに効く成分一覧についての記事のアイキャッチ画像 美肌の女性

目につくたびに気になる、顔のシワ。

スキンケア化粧品にはさまざまな成分がありますが、厚生労働省が承認し「シワを改善する」と表示できる成分は、現在5つのみです。(2026年9月時点)

この記事では、5つのシワ改善有効成分の違いと選び方、化粧品で改善できるシワ・できないシワについて解説します。

スキンケアだけでは対応しきれないシワに対する美容医療の選択肢まで紹介しますので、効果的なシワ対策を始めたい方はぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。

シワに効く成分は「シワ改善有効成分」と「その他の美容成分」がある

化粧品のボトルとフラスコ

シワへの効果が期待できる成分にはさまざまなものがあります。

シワ対策の成分を考えるときは、まず「シワ改善」という効能が認められた有効成分と、保湿やハリの維持などを目的とする一般的な美容成分を分けて考えることが大切です。

「シワを改善する」と「乾燥による小ジワを目立たなくする」は違う

化粧品のパッケージでよく見かける「乾燥による小ジワを目立たなくする」や「うるおいを与える」などは、『化粧品』に許された表現です。

対象はあくまでも乾燥によって生じる小ジワであり、加齢による深いシワなどすべてのシワを改善するという意味ではありません。

一方の「シワを改善する」という表現は厚生労働省が承認した『医薬部外品』だけに認められています。

表示できる効果(区分)主な成分
「シワを改善する」(医薬部外品)ナイアシンアミド
レチノール
ニールワン
ライスパワーNo.11+
VEP-M
「乾燥による小ジワを目立たなくする」「うるおいを与える」(化粧品)ビタミンC・ビタミンC誘導体
ヒアルロン酸
バクチオールセラミド など(※成分単位ではなく、効能評価試験で確認された製品に表示できる)

医薬部外品と一般的な化粧品の違い

医薬部外品と一般的な化粧品の大きな違いは「国が承認した有効成分が一定濃度で入っているかどうか」です。

有効成分が一定量配合されていることから「シワを改善する」「にきびを防ぐ」「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」「美白」などの定められた範囲内で効果について表示できます。

シワ改善の効果が認められた主な有効成分

美肌の女性

2016年にポーラの「ニールワン」が国内で初めて承認されて以降、シワ改善の有効成分は少しずつ増え、現在は5種類あります。

シワへの作用やアプローチ、シワ以外の効果効能は種類ごとに異なるため、自分に合ったものを選びましょう。

項目ナイアシンアミド純粋レチノールニールワンライスパワー®No.11+VEP-M
医薬部外品表示名称ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)レチノール三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸NaライスパワーNo.11+dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムM
シワ改善以外の効果肌あれ防止、美白--皮膚水分保持能の改善肌あれ防止、美白
承認時期2017〜2018年頃(推定)2017年6月2016年7月2022年4月2021年2月
配合製品を販売する主なメーカー花王、コーセー、カネボウ化粧品ほか多数資生堂ポーラ勇心酒造、コーセー、第一三共ヘルスケアダイレクトなど日本メナード化粧品

ナイアシンアミド|シワ改善と美白の両方が認められている成分

ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、シワ改善化粧品に広く採用されている有効成分です。

真皮のコラーゲン産生を促すことで、肌のハリを支えながらシワ改善に働きかけます。

美白・肌あれ防止効果も合わせ持ち、化粧水から乳液、クリームまで幅広い商品に配合されているため取り入れやすい成分です。

純粋レチノール|コラーゲンやヒアルロン酸にアプローチ

レチノールはビタミンAの一種で、日本では資生堂の「純粋レチノール」が2017年に「シワを改善する」効能・効果について承認を取得しています。

肌のヒアルロン酸産生を促して水分量を増やし、肌を柔軟にするとともに、真皮のコラーゲン密度を高めることでシワ改善へ働きかけます。

ニールワン|真皮成分の分解を抑える独自成分

ニールワンは、ポーラが約15年の歳月をかけて開発し、日本で初めて「シワを改善する」効能で承認された成分です。

紫外線や表情による刺激などに伴って生じる「好中球エラスターゼ」という酵素は、真皮のコラーゲンなどを分解する一因になります。

ニールワンはこの好中球エラスターゼの働きを抑えることで、シワを改善します。

ライスパワー®No.11+|水分保持能改善とシワ改善にアプローチ

ライスパワー®No.11+は、「肌の水分保持能改善」と「シワ改善」の2つの効能を併せ持つ有効成分です。

勇心酒造が米を独自技術で発酵させて生み出した成分で、表皮と真皮に加え、シワと関連が深いとされる基底膜まで幅広くアプローチします。

うるおいを保つ力そのものとシワの両方に働きかけられるため、乾燥によってシワなどの肌悩みが加速しているタイプとは、特に相性がいいでしょう。

VEP-M|ヒアルロン酸とセラミドの産生を促進

VEP-Mは、日本メナード化粧品が開発した安定化ビタミンE誘導体で、表皮のヒアルロン酸やセラミドの産生を促して肌の水分量と柔軟性を高め、シワ改善へ働きかけます。

また、表皮に作用してシワを改善する効果に加え、2023年には真皮のコラーゲンの分解を抑制する可能性を示す研究結果も報告されており、より幅広い肌悩みへの活用が期待されています。

(参考:日本メナード化粧品株式会社『日本メナード化粧品、安定化ビタミンE誘導体『VEP-M』がコラーゲンの減少を防ぐことを発見』)

シワ改善をサポートするその他の美容成分

美容成分をイメージした液体とスポイト

シワ対策では、医薬部外品のシワ改善有効成分だけでなく、肌のうるおいやハリを保ち、乾燥による小ジワを目立ちにくくするための美容成分も役立ちます。

シワを改善する効能が認められているわけではありませんが、シワ対策のサポートとして、自分に合ったものを取り入れてみてください。

成分主な働き
ビタミンC・ビタミンC誘導体抗酸化作用、コラーゲン生成のサポート、皮脂バランスの調整
ヒアルロン酸高い保水力で角層のうるおいを保ち、乾燥由来の小ジワを目立ちにくくする
バクチオール植物由来でレチノールに似た働き。ハリ感やキメの改善をサポート
セラミド角層の細胞間脂質としてバリア機能を支え、水分の蒸散を防ぐ

シワに効く成分選びのポイント

人差し指を立てた美容クリニックスタッフの女性

シワに効く成分を選ぶときは、以下の点に注目しましょう。

  • シワ改善の効能が認められた医薬部外品か
  • 目的や悩みに合っているか
  • 自分の肌に合うか
  • 肌への負担が大きくないか
  • 高保湿成分を配合しているか

特に注意したいのが、「成分を見るだけではシワ改善効果が認められているかまではわからない」ということです。

レチノールやナイアシンアミドなどは同じ名称の成分が一般化粧品にも使われるケースがあるため、シワ改善を目的に選ぶ場合は、「医薬部外品(または薬用)」「シワ改善」といった表示まで確認しましょう。

そのほか、自分の目的や肌に合っているか、肌への負担になるアルコール・香料などもチェックしましょう。

乾燥は小ジワを招くため、高保湿成分が配合されているかも確認しておきたいポイントです。

シワに効く成分配合の化粧品は本当に効果がある?

頬に指を当てている女性

日本香粧品学会の「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」では、目尻のシワを0〜7の8段階に分類した「シワグレード標準」が用いられています。

  • グレード0……シワはない
  • グレード1……不明瞭な浅いシワがわずかに認められる
  • グレード2……明瞭な浅いシワがわずかに認められる
  • グレード3……明瞭な浅いシワが認められる
  • グレード4……明瞭な浅いシワの中に、やや深いシワがわずかに認められる
  • グレード5……やや深いシワが認められる
  • グレード6……明瞭な深いシワが認められる
  • グレード7……著しく深いシワが認められる

医薬部外品では、このグレードの3〜5にあたるシワであれば改善が期待できるとされています。

実際、資生堂の純粋レチノールの試験では、グレード4のシワ改善への有効性が示されています。

(参考:日本香粧品学会誌『新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン』)

(参考:資生堂:『「純粋レチノール」の働き』)

スキンケアでの改善が難しいシワは美容医療がおすすめ

注射によるしわ治療を受けている女性

「より積極的なシワ対策がしたい」「深いシワを消したい」という場合は、美容医療の施術を検討してみるのもおすすめです。

美容医療の施術には副作用やリスクもあるため、事前に十分な説明を受けたうえで検討しましょう。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸製剤を注入することで、シワのくぼみや溝そのものを内側から持ち上げる治療です。

ゴルゴラインやほうれい線、マリオネットラインなど気になるエイジングサインの治療に用いられます。

ヒアルロン酸注入料金(税込)
1cc【初回価格】66,000円
【通常】88,000円
2cc167,200円
3cc214,500円
4cc286,000円
5cc342,100円
6cc386,100円
残注入3,300円
ヒアルロン酸分解剤ヒツジ由来:44,000円
ヒト由来:88,000円

▶今泉スキンクリニックの「ヒアルロン酸注射」の詳細

ボトックス注射

表情筋の動きによって刻まれたシワには、ボトックス注射で筋肉の収縮そのものを和らげるアプローチが有効です。

額の横ジワ、眉間の縦ジワ、目尻の笑いジワといった表情ジワに特に効果を発揮します。

部位・メニュー製剤料金(税込)
額ボトックスビスタ【初回価格】27,500円
【通常】33,000円
NABOTA27,500円
ボツラックス26,400円
眉間ボトックスビスタ【初回価格】22,000円
【通常】27,500円
NABOTA22,000円
ボツラックス20,900円
目尻ボトックスビスタ【初回価格】27,500円
【通常】33,000円
NABOTA27,500円
額+眉間/眉間+目尻ボトックスビスタ48,400円
NABOTA42,900円
ボツラックス42,900円
額+眉間+目尻ボトックスビスタ65,450円
NABOTA59,950円
ボツラックス59,950円
バニーラインボトックスビスタ27,500円
NABOTA22,000円
ボツラックス20,900円
バニーライン(額・眉間・目尻いずれかと併用)各製剤5,500円
ガミーボトックスビスタ27,500円
NABOTA22,000円
ボツラックス20,900円
口横・口上下・アゴ・鼻(各部位)ボトックスビスタ27,500円
NABOTA22,000円
ボツラックス20,900円
口横・口上下・アゴ・鼻(併用施術の場合)各製剤5,500円
エラボトックスビスタ【初回価格】44,000円
【通常】66,000円
NABOTA55,000円
ボツラックス44,000円
側頭筋ボトックスビスタ【初回価格】44,000円
【通常】66,000円
NABOTA55,000円
ボツラックス44,000円
肩ボトックスビスタ66,000円
NABOTA55,000円
ボツラックス44,000円
ふくらはぎボトックスビスタ99,000円
NABOTA88,000円
ボツラックス77,000円
タッチアップ(ふくらはぎ・エラ以外)各製剤3,300円
タッチアップ(ふくらはぎ)ボトックスビスタ24,000円
NABOTA22,000円
ボツラックス20,900円
タッチアップ(エラ)各製剤16,500円

▶今泉スキンクリニックの「ボトックス注射」の詳細

マイクロボトックスリフト

通常のボトックスが表情筋そのものに作用するのに対し、マイクロボトックスリフトは微量のボトックスを皮膚の浅い層へ広く注入し、筋肉表面の繊維の働きを弱めることで、自然にシワや小ジワにアプローチします。

症状に応じて多めに注入したり、深く注入したりといった微調整も可能です。

部位製剤料金(税込)
額ボトックスビスタ【初回価格】38,500円
【通常】44,000円
NABOTA38,500円
ボツラックス37,400円
目尻ボトックスビスタ【初回価格】38,500円
【通常】44,000円
NABOTA38,500円
ボツラックス37,400円
頬ボトックスビスタ【初回価格】38,500円
【通常】44,000円
NABOTA38,500円
ボツラックス37,400円
首ボトックスビスタ【初回価格】38,500円
【通常】44,000円
NABOTA38,500円
ボツラックス37,400円
フェイスラインボトックスビスタ【初回価格】49,500円
【通常】55,000円
NABOTA49,500円
ボツラックス48,400円
鼻ボトックスビスタ【初回価格】27,500円
【通常】33,000円
NABOTA27,500円
ボツラックス26,400円
タッチアップ各製剤各11,000円

▶今泉スキンクリニックの「マイクロボトックスリフト」の詳細

スネコスパフォルマ(SUNEKOS® Performa)

スネコスパフォルマは非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を配合したイタリア生まれの注入製剤です。

一般的なヒアルロン酸注射のように物理的にボリュームを出すのではなく、真皮の線維芽細胞を刺激してコラーゲンとエラスチンの生成を促すことで、シワや肌のハリにアプローチします。

スネコスパフォルマ料金(税込)
2回110,000円

▶今泉スキンクリニックの「スネコスパフォルマ」の詳細

シワに効く成分についてのよくある質問

しわ対策化粧品をイメージしたクリームやジェル

ここでは、シワに効く成分についてのよくある疑問と回答を紹介します。

Q:シワに効く成分が配合された化粧品の効果はいつから?

A:効果が現れるまでの期間は成分や製品、シワの深さによっても変わります。

例えば、資生堂が行った純粋レチノールの有効性試験では、8週間の使用で首や目尻のシワの改善が見られたといいます。

一定期間毎日使い続けることで効果が期待できるため、2〜3か月ほどは継続が必要になると考えられるでしょう。

(参考:資生堂:『「純粋レチノール」の働き』)

Q:複数のシワに効く成分を組み合わせても大丈夫?

A:複数成分の併用も可能ですが、刺激になる成分を使いすぎると肌の負担になる可能性があります。

肌トラブルを防ぐためにも、肌の様子を見ながらにしましょう。

まとめ

シワの予防だけでなく改善までしたいと考えているなら、「シワを改善する」効果が認められた医薬部外品のアイテムを選びましょう。

また、ナイアシンアミド、純粋レチノール、ニールワン、ライスパワーNo.11+、VEP-Mはそれぞれ作用の仕組みが異なるため、肌質や悩みに合わせて選びましょう。

一方、深く刻まれたシワや表情ジワ、たるみを伴うシワは、スキンケアだけでは十分な改善が難しい場合があります。

六本木駅から徒歩1分の今泉スキンクリニックでは、ヒアルロン酸注射やボトックス注射、マイクロボトックスリフト、スネコスパフォルマなど、シワの原因や肌状態に合わせた治療を提案しています。

セルフケアで変化を感じにくいシワが気になる方は、一度ご相談ください。