リフトアップ（糸リフト・スレッドリフト・テスリフト）

「鏡を見たときにシワやたるみが気になるようになった」「切らずに満足のいくたるみ治療が受けたい」

そのような方におすすめなのが、『糸によるリフトアップ治療』です。

レーザーや注入治療では満足できないけれど、ダウンタイムが長くて傷が残るような手術は望まないという方に、2種類の糸リフト治療の方法があります。

ひとつめは糸を埋め込むことで細胞活性を促し、肌質の改善を促進させる方法。そしてもうひとつは、糸で物理的にたるみを引き上げる方法です。

当院では、糸を使って引き上げる治療法を採用しており、施術直後からリフティング効果を実感していただけます。

• 糸によるリフトアップ治療とは
• 糸によるリフトアップ治療の安全性について
• 今泉明子院長のリフトアップ術の特徴とおすすめの方
• 糸リフトの2種類の方法とそれぞれの特徴
• 糸によるリフトアップ治療のメリット・デメリット
• 治療の流れ
• 施術風景
• 症例紹介
• 施術について
• ダウンタイム動画
• 注意事項（リスク・副作用）
• 料金表
• よくある質問

糸によるリフトアップ治療とは

フェイスラインや頬、首などのたるみは、顔全体が垂れ下がって老けて見える原因になります。

しかもセルフケアでは改善が難しいとされているため、どうしたらよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが、美容クリニックで受けられる『リフトアップ治療』です。

リフトアップ治療にはいくつか種類がありますが、中でも『糸によるリフトアップ治療』は『切らないリフトアップ』として人気があります。

リフトアップ治療とは

リフトアップ治療とは、年齢とともに気になってくる顔のたるみやシワ、ほうれい線などの改善が期待できる美容治療です。

大きく分けると切開を伴うリフトアップ、一般的に『フェイスリフト』や『切開リフト』と呼ばれる治療と、切開の必要がないリフトアップ治療に分けられます。

さらに、切開の必要がない、いわゆる『切らないリフトアップ』にもレーザー治療、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療、糸によるリフトアップ治療などがあります。

中でも糸によるリフトアップ治療は、切らないリフトアップでも高い効果が期待できるとされていて、切開はしたくないけれどできるだけ効果の高い治療が受けたい方などに人気です。

糸を使ったリフトアップ治療の種類

糸を使ったリフトアップ治療には『糸を埋め込んで肌質を改善する方法』と『糸で物理的に引き上げる方法』の2種類があります。

両者は手法の違いによって目的や挿入本数などが大きく異なります。

糸を埋め込んで肌質を改善する方法

糸を埋め込んで肌質を改善する方法は、一般的に『ショッピングリフト』や『ショートスレッドリフト』などと呼ばれる治療です。

極細の溶ける糸を皮下に埋め込み、その刺激によって自身の肌細胞を活性化させてコラーゲンなどの生成を促進することで、肌質を改善する効果が期待できます。

ショッピングリフトの施術では、10本程度を一単位として設定し、適切な量の糸を挿入していきます。

糸で物理的に引き上げる方法

糸で物理的に引き上げる方法は、一般的に『糸リフト』や『スレッドリフト』と呼ばれる治療のことです。当院ではこちらの方法を採用し、患者さま一人ひとりに合わせたリフトアップ治療を行っております。

糸リフトの施術では、コグと呼ばれるトゲがついた糸を皮下に挿入して内側からたるみを引き上げます。

顔の左右で4本〜20本程度の糸を目的に合わせた位置に挿入するため、気になるポイントを確実に引き上げることが可能です。治療終了後、すぐに効果が目に見えてわかる点も人気の理由だといえるでしょう。

また、挿入した糸の周囲では、ショッピングリフトと同じようにコラーゲンやエラスチンなどの増生が起こります。たるみを確実に引き上げながら肌のハリやツヤをアップしたい方におすすめの方法です。

糸で物理的に引き上げるリフトアップ治療の効果

使う糸の種類や挿入する本数によって少し異なりますが、糸で物理的に引き上げるリフトアップ治療では主に以下のような効果が期待できます。

リフトアップ効果

糸によるリフトアップ治療、いわゆる糸リフトは、フェイスラインや目元、口元などのリフトアップ効果が期待できる治療です。

年齢とともに気になってくる顔のたるみは、皮膚がたるんだり脂肪が下に垂れ下がったりすることで起こるケースが多いため、糸で物理的に組織を引き上げることで、リフトアップ効果が得られる可能性があります。

糸によるリフトアップ治療では吸収される糸が使用されることも多いですが、糸を挿入することで増生されたコラーゲンなどの線維芽細胞によって皮膚や皮下組織が支えられ、糸が吸収されてもある程度の期間はリフトアップ効果が持続します。

肌のハリやツヤの改善

糸を皮膚の下に挿入すると、糸によって真皮層が刺激されて皮膚内の細胞の活性化が起こり、時間の経過とともに糸の周辺に線維芽細胞が増生されます。

線維芽細胞は、肌のハリを出す『コラーゲン』や弾力性をもつ『エラスチン』、うるおいを保つ『ヒアルロン酸』の産生を行う細胞です。

加齢や紫外線、ストレスなどによって減少していくため、糸の挿入によって活性化することでコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生が促進され、肌にツヤが出てハリや弾力がよみがえる可能性があります。

糸によるリフトアップ治療の安全性について

糸によるリフトアップ治療は、メスを使用しないものの体内に糸を挿入する治療であるため、安全性に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

糸によるリフトアップ治療を安全に行うためには、医師の技術力が高いことはもちろん、糸の品質管理や治療を行う手術室、医療用具の衛生管理、使い方などが大切です。

現在、糸によるリフトアップ治療で使用される糸はほぼ海外から輸入されているものであるため、熱や水分で品質が変わってしまわないよう輸送や保管を徹底管理する必要があり、そのために多額の費用がかかります。

つまり、極端に安い価格で提供されている糸によるリフトアップ治療は、糸の品質管理がきちんとされていない可能性があるということです。

安全性の高い治療を受けたいのであれば、経験豊富で技術力の高い医師自らが、衛生管理が徹底された手術室で、品質の高い糸を適切な本数挿入してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

なお、当院で使用している糸は、CEマーク（EU加盟国へ輸出する際の安全基準条件）取得、FDA（米国食品医薬品局）承認、MFDS（韓国食品医薬品安全省）認証（※）されているものです。

（※）糸の種類によって異なります。

今泉明子院長のリフトアップ術の特徴とおすすめの方

当院では、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・注入指導医の資格を有し、最先端の美容医療を熟知した院長・今泉明子によるリフトアップ治療を行っております。

今泉明子院長のリフトアップ術の特徴

細かい突起がついた糸を皮膚内の組織に引っかけることで、たるみを引き上げていきます。

頭皮の近くから糸を挿入して引き上げるため、傷跡が目立たないことも特徴のひとつです。もちろん、施術直後にお化粧をしてご帰宅いただけます。

糸は吸収されるタイプのものと非吸収タイプのものをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

今泉明子院長のリフトアップ術がおすすめの方

当院の院長・今泉明子のリフトアップ術は、以下のような方におすすめです。

頬・フェイスラインのたるみでお悩みの方

たるみによって顔が大きくなったと感じている方におすすめです。

頭皮の近くの1ヶ所から糸を入れ、たるんだ皮膚を引き上げるため、頬やフェイスラインのたるみを改善する効果が期待できます。突起がついた糸を組織に引っかけることで、これまでの糸リフトよりしっかりと引き上げることが可能です。

毛穴・くすみでお悩みの方

キメの乱れや顔色の悪さが気になる方にもおすすめです。肌の血流と代謝がアップするため、キメの整った、毛穴が目立たないなめらかな肌になります。

シワ・マリオネットラインでお悩みの方

口まわりのたるみに悩んでいる方にもおすすめです。

皮膚を引き上げるように糸を入れることで、口周りのシワも目立ちにくくなります。また、挿入された糸が体に異物と認識されることにより、コラーゲンやエラスチンが皮膚の中で自然に生成されるため、肌全体にハリが生まれます。

糸リフトの2種類の方法とそれぞれの特徴

糸リフトには糸の材質やコグの形状などによってさまざまな方法がありますが、当院では『ダーマスプリングリフトアイ』と『テスリフト』による治療を行っております。

ダーマスプリングリフトアイ

『ダーマスプリングリフトアイ』は、リフトアップ用のコイル状の糸を目の下の皮膚内に入れて、グイッと引き上げていく治療です。

これにより、目まわりのたるみやシワ、クマの改善が期待できます。傷跡は目立たず、施術直後からメイクも可能です。

ダーマスプリングリフトアイの特徴

目元の施術というと、痛みや内出血などのリスクが気になるかも知れませんが、ダーマスプリングアイでは先が丸い針を使用するため、痛みが少なく内出血も起こりにくいのが特徴です。

従来の糸を用いた治療では困難だった目の下の引き上げが可能となっただけでなく、体内に留置された糸によって皮下のコラーゲンの増生が継続されるため、効果を長期間持続させることができます。

こんな方におすすめ

以下は、ダーマスプリングリフトアイがおすすめの方です。

• 目の下のたるみ
• クマ・ゴルゴライン
• 毛穴・くすみでお悩み

目もとにばね状の糸を入れて引き上げていく施術です。バネ状の糸を使用することで、普通の糸による施術よりも組織への刺激が強く、成長因子の分泌やコラーゲン生成が期待できるため、目まわりのたるみに悩んでいる方におすすめです。

糸そのものに皮膚をふっくらさせる効果があります。さらに皮膚を引き上げるように糸を入れることで、シワが軽減する可能性もあるでしょう。

また、体が挿入された糸を異物と認識するため、この刺激によりコラーゲンやエラスチンが皮膚の中で自然に生成され、肌にハリが出て目周りのくぼみを改善する効果が期待できます。

それと同時に肌の血流と代謝がアップする効果も。キメの乱れや顔色の悪さが気になる方も、キメの整った、毛穴が目立たないなめらかな肌になります。

テスリフト

テスリフトは従来のスレッドリフトに比べて糸が太く作られていて、シワやたるみの改善から美肌効果まで期待できます。

また、テスリフトの最大の特徴として持続効果が長いことが挙げられます。他の施術よりも長く効果を実感していただけるでしょう。

テスリフトはバリエーションも豊富で2Dシリーズ、3Dシリーズ、ソフトシリーズと3つの種類があり、さまざまな箇所の施術が可能です。

テスリフトの特徴

テスリフトは持続力とキープ力の高さが特徴です。

上述の通り、従来のスレッドリフトよりも太く作られたメッシュ加工の糸が、皮下組織と一体化することで、頬全体を引き上げて気になるたるみを改善します。

テスリフトに使用されているPDOという素材は、持続期間が一般的な糸よりも長く、長ければ3年ほどは効果を実感し続けられます。

また、副次的な効果として脂肪燃焼効果が得られるのもテスリフトの特徴です。PDOには脂肪を萎縮させる効果があるといわれているため、顔まわりに挿入することで小顔効果も期待できます。

こんな方におすすめ

以下は、テスリフトがおすすめの方です。

• 頬・フェイスラインのたるみ
• ほうれい線のシワ・マリオネットライン
• 毛穴・くすみ

頭皮の近くの1ヶ所から糸を入れてたるんだ皮膚を引き上げるため、頬やフェイスラインのたるみによって大きくなった顔を改善する効果が期待できます。

しかも、突起がついた糸を組織に引っかけることで、これまでの糸リフトよりしっかりと引き上げることが可能です。

また、皮膚を引き上げるように糸を入れるため、口まわりのシワも目立たなくなる可能性があります。

挿入された糸は体に異物と認識され、この刺激によってコラーゲンやエラスチンが皮膚の中で自然に生成されるため、肌全体にハリが生まれて口周りのたるみも目立たなくなるでしょう。

さらに、肌の血流と代謝をアップする効果も期待できます。キメの乱れや顔色の悪さでお悩みの方も、キメの整った毛穴が目立たないなめらかな肌を手に入れられる可能性があります。

糸によるリフトアップ治療のメリット・デメリット

リフトアップ治療にはいくつかの種類がありますが、その中でも糸を使った治療だからこそ得られるメリットがあります。

糸によるリフトアップ治療のメリット

以下は、糸によるリフトアップ治療のメリットです。

• 皮膚を切開する必要がない
• ダウンタイムが短い
• 治療後すぐに効果を実感できる
• アンチエイジング効果も期待できる

メスを使用するフェイスリフトでは、皮膚を切開する必要があります。

しかし糸によるリフトアップ治療であれば、体にメスを入れずにたるみを改善できるため、ダウンタイムが短く、体にかかる負担も少なくすることが可能です。

さらに、髪の生え際から極細の糸を挿入することで、傷跡が目立ってしまうこともなく、治療後すぐに効果を実感できます。

また、顔のたるみをリフトアップしながら皮下組織を刺激してコラーゲンを増生させる効果が期待できるのも糸によるリフトアップ治療のメリットです。

皮膚の再生が促進されるため、ハリやツヤを出したい、弾力をアップしたい、シワを改善したいなど、アンチエイジング効果を求める方にも向いています。

糸によるリフトアップ治療のデメリット

以下は、糸によるリフトアップ治療のデメリットです。

• たるみの度合いによっては改善が難しい場合もある
• 効果が永久に続かない
• 医師の技術力によって効果に差がある
• 感染症などが起こる可能性がある

糸によるリフトアップ治療は、軽度のたるみに適した治療です。顔の状態によっては単体の治療ではたるみを改善しきれない場合がある点に注意しましょう。

たるみを改善できるかどうかは、医師の技術力によるところもあります。技術力の低い医師の治療を受けてしまうと、ひきつれなどのトラブルが起こる可能性もあるため、医師の選び方には十分注意する必要があります。

また、糸によるリフトアップ効果は永久に続くものではありません。効果を持続させたいのであれば、定期的に治療を受けるようにしましょう。

治療の流れ

今泉スキンクリニックでは、以下のような流れでリフトアップ治療を行います。

• 

  STEP1ドクターカウンセリング

  メイクを落としていただいたら、カウンセリングをお受けいただきます。なりたい顔のイメージなどをお伺いしたあと、たるみやシワの状態を拝見します。

• 

  STEP2写真撮影

  ビフォア＆アフターの比較写真を撮影させていただきます。

• 

  STEP3麻酔

  ご希望の方には、麻酔クリームを塗り、さらに局所麻酔か静脈麻酔で痛みや不安を軽減いたします。

• 

  STEP4施術

  リフトアップ、ダーマスプリングリフトアイを挿入します。

• 

  STEP5終了

  治療後のダウンタイムは必要ございませんので、その後すぐにメイクしてお帰りいただけます。

施術風景

リフトアップの症例紹介

オーダーメイドリフト・ヒアルロン酸7本・ボトックス（眉間・口角・あご）

施術について

ダウンタイム動画

注意事項（リスク・副作用）

糸によるリフトアップ治療は基本的には安全なたるみ治療です。

しかしどのような治療にも副作用が起こるリスクは少なからずあるため、治療を検討する際は副作用やリスクについて理解しておく必要があります。

万が一治療後に気になる症状が現れたら、早めに医師に相談しましょう。

考えられる副作用やリスク

以下は、糸によるリフトアップ治療の副作用として考えられる症状です。

• 腫れ
• 内出血
• むくみ
• 痛み
• 傷跡

糸によるリフトアップ治療は、メスを使用するフェイスリフトと比べてダウンタイムが短いことが魅力です。

しかし針を皮下に通すため、人によっては治療中や治療後に痛みが生じたり、毛細血管が傷ついて内出血が生じたり、腫れや浮腫などの症状が起こる可能性があります。

また、切開を伴うフェイスリフトのようにメスによる傷が残ることはありませんが、針による傷が残る可能性があることも理解しておきましょう。

注意点

糸によるリフトアップ治療は、糸を皮下に挿入するだけの治療です。

治療後のダウンタイムも少なく、忙しくて仕事を休めない方や人前に立つ機会の多い方にも向いていますが、術後の過ごし方によっては予定よりダウンタイムが長引いてしまう可能性があるため、以下の点に注意しましょう。

• 口を大きく開けるような動きは避ける
• 顔をこすったり引っ張ったりするような動きは避ける
• 横向きやうつ伏せで寝ない
• 治療後すぐに歯科治療を受けない
• 血行が促進されるような行為は避ける
• 固い食べ物は避ける
• 他の美容治療を受ける際は医師に相談する

口を大きく開けて笑ったり、顔をこする、引っ張るなどの行為や横向き、うつ伏せ寝、歯科治療などは痛みや糸のたるみの原因となるため、治療直後は避けることが大切です。

ダウンタイム中は激しい運動や飲酒、サウナ、長風呂なども避け、血行が促進されて腫れや内出血などの症状が出るのを防ぎましょう。

固いたべものを噛む行為も、歯や顎に負担がかかって治療の効果が落ちやすくなってしまうため、糸がなじむまではおかゆややわらかく煮たうどんなどを食べることをおすすめします。

また、レーザー治療などの美容治療も、糸の変形や効果の低下につながる恐れがあります。どのくらいの期間あけるべきなのか、医師に相談しておきましょう。

リフトアップ／ダーマスプリングリフトアイの料金表

リフトアップ治療に関するよくある質問

以下は、リフトアップ治療に関するよくある質問です。

#今泉スキンクリニック　#糸リフト　#スレッドリフト　#リフトアップ