ほうれい線は年齢を重ねることで現れるイメージがあるかもしれませんが、10代や20代でもほうれい線が目立つことがあります。
「笑ってないのに線がある」「メイクで隠れない」「ほうれい線の消し方が知りたい」など、ほうれい線があると気になってしまうものです。
若いのにほうれい線が目立つ場合、加齢によるほうれい線とは異なる対策が必要になる場合があります。
この記事では、若いのにほうれい線が目立つ原因、今日からできるセルフケア、即効性が期待できる美容医療の選択肢などについて詳しく紹介します。
10代・20代なのになぜ?若いのにほうれい線が目立つ5つの原因

若い方でほうれい線が目立つ場合、加齢によるたるみではなく、骨格・筋肉・脂肪の付き方のような「先天的な要因」が関係しているケースが多いです。
また、表情の癖や肌質、紫外線ダメージなどの「後天的な要因」が重なることで、ほうれい線がより目立ちやすくなることもあります。
1:骨格・筋肉・脂肪の付き方
若い方のほうれい線は、実はシワではなく頬と口元の境界にできる「影」であるケースが少なくありません。
骨格や脂肪の位置によって頬と口元に高低差が生まれると、光の当たり方で溝が強調されてしまうのです。
特に影響が大きいのが、以下の3つのタイプです。
- 頬に厚みがある
- 小鼻の横がくぼんでいる
- 口ゴボ(口元が突出している)
頬に厚みがある
頬の脂肪(メーラーファット)や筋肉の量が多く頬がふっくらしていると、口元との間に高低差ができ、ほうれい線が目立つことがあります。
若いうちは「小鼻横のあたりだけ気になる」と感じる程度でも、加齢に伴い頬の脂肪が落ちてくると、ほうれい線が悪化して見えることもあります。
小鼻の横がくぼんでいる・中顔面が凹んでいる
鼻翼基部と呼ばれる小鼻の横の骨がくぼんでいる方、中顔面が凹んでいる方は、骨格の影響でほうれい線が深く見えやすい傾向にあります。
また、頬骨がしっかり出ている方も、笑ったときにほうれい線が気になる傾向にあるようです。
口ゴボ(口元が突出している)
口元が前方に突出している(いわゆる「口ゴボ」)と、皮膚が内側から押し出され、ほうれい線の影が目立つ傾向にあります。
また、口元が出ていると口呼吸になって口の周りの筋肉が衰えやすく、表情筋の衰えが肌のたるみにつながり、ほうれい線を目立ちやすくしているケースもあります。
2:表情筋の影響(表情の癖)
表情筋の使い方も、ほうれい線の目立ちやすさに大きく影響します。
よく笑う方や口元の癖のある方は、口周りの筋肉が発達しやすく、表情を作るたびに皮膚がしっかりと折り込まれ、ほうれい線の溝が深くなっている可能性があるでしょう。
片方だけで噛む癖がある、笑うときに片側だけ口角が上がりやすいなどの癖があると、ほうれい線に左右差が生じることもあります。
3:皮膚の弾力低下
若い世代であっても、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリを支える成分の減少が始まると、ほうれい線が目立つようになる場合があります。
肌の弾力が衰えるとハリが失われ、表情の動きで生じたシワが元に戻りにくくなるのです。
一般的に20代後半頃から肌のハリに変化が出始め、さらに紫外線や不規則な生活習慣、ストレスなどが重なると、年齢以上にコラーゲンの減少が進むこともあります。
4:肌質
肌質には個人差があり、生まれつき肌が薄い方、乾燥肌の方、アトピー肌の方の場合はほうれい線が目立ちやすい傾向にあります。
肌質は遺伝的な要素も大きいですが、自分の肌タイプを正しく理解したうえで、日々のスキンケアを見直すことが改善のために大切です。
5:生活習慣の影響(紫外線や摩擦)
以下のような日常の生活習慣が、ほうれい線を悪化させる後天的な要因になっている可能性もあります。
| 紫外線 | 真皮層のコラーゲンやエラスチンを損傷し、肌のハリ・弾力の低下を加速させる |
| 肌への摩擦 | ゴシゴシ洗顔やタオルでの強い拭き取りは肌に負担をかける |
| スマホ・PCのうつむき姿勢 | 長時間の下向き姿勢を続けると重力によるたるみが進行しやすい |
| 癖 | 頬杖やうつ伏せ寝、片側で噛むなどの癖はほうれい線の溝が深くなることにつながる |
| 睡眠不足・ストレス | 肌のターンオーバーが乱れ、ほうれい線が目立ちやすくなる |
日々の習慣を少しずつ見直して、ほうれい線の悪化を防ぎましょう。
若いのにほうれい線が目立つときにできるセルフケアでの対策

ほうれい線をセルフケアだけで完全に消すことは難しいものの、適切なケアを続けることで、これ以上ほうれい線が深くなるのを予防したり、見え方を和らげたりする効果は期待できます。
ここでは、今日から始められる3つのセルフケアを紹介します。
紫外線対策
ほうれい線の悪化を防ぐための基本が、紫外線対策です。以下のポイントを押さえて対策してみましょう。
- 日焼け止めは1年を通して毎日塗る
- 帽子・日傘・サングラスなども併用する
- PA(UV-Aを防ぐ指標)やSPF(UV-Bを防ぐ指標)を確認し、シーンに合った日焼け止めを使い分ける
紫外線は肌の真皮にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し「光老化」を進行させます。
光老化は10代・20代のうちから少しずつ積み重なっていくため、早めの対策で将来のほうれい線悪化を予防しましょう。
丁寧なスキンケア(ほうれい線クリームなど)
肌が乾燥するとハリや弾力が失われ、小ジワがほうれい線のラインに乗って目立ちやすくなるため、保湿を中心とした丁寧なスキンケアを行いましょう。
「レチノール」「ナイアシンアミド」「ニールワン」「ライスパワーNo.11+」などシワ改善の有効成分が含まれたほうれい線クリームなどを使ってみるのも対策の一つです。
ほうれい線そのものを消すことは難しいことが多いものの、悪化予防対策ができます。
生活習慣の見直し
スキンケアと並行して見直したいのが、日常の生活習慣です。ちょっとした意識の変化がほうれい線の悪化予防につながります。
- 姿勢……スマホ使用時は目線の高さに持ち上げる。頬杖・猫背を避ける
- 睡眠……仰向けで寝る習慣をつけ、十分な睡眠を取る
- 食事……タンパク質・ビタミンCなどを取り入れつつ、栄養バランスよく摂取
- ダイエット……急激な体重変動は皮膚のたるみにつながるため、極端な食事制限は避ける
上記のような生活習慣は、ほうれい線だけでなく、肌全体の健康を維持するための土台にもなります。
「まだ若いから」と後回しにせず、今のうちから少しずつ意識することで、将来の大きな差となって表れるでしょう。
ほうれい線を悪化させる可能性があるNGケアと注意点

SNSや動画サイトにはさまざまなセルフケア情報が溢れていますが、ほうれい線を改善しようとして行った以下のようなケアが、かえって悪化を招いてしまうケースもあります。
- 自己流のフェイスマッサージ
- 過度な表情筋トレーニング
- 美顔器の使いすぎ・間違った使い方でのケア など
マッサージで皮膚を引っ張ることでたるみにつながったり、表情筋トレーニングでかえってシワが深くなったりする可能性もあるため、注意が必要です。
若いのに目立つほうれい線はセルフケアで消せる?

ほうれい線は、セルフケアだけで完全に消すことは難しい悩みです。
特に若い方のほうれい線は、骨格や脂肪の付き方といった構造的な要因が主なケースが多く、化粧品やマッサージでは根本的な原因にアプローチできません。
ただし、保湿や紫外線対策などの基本的なケアを続けることで、ほうれい線が深くなるスピードを緩やかにしたり、肌のハリを保って見え方を和らげたりする効果は期待できます。
若いのにほうれい線が目立つときの治療法

セルフケアでは改善が難しいほうれい線にアプローチしたい場合は、美容医療の施術を検討してみるのも一つの方法です。
ここでは、当院でも取り扱いのある代表的な3つの治療法をご紹介します。
ヒアルロン酸注射
ほうれい線治療の中でも代表的かつ施術直後から効果を実感しやすいのが、ヒアルロン酸注射です。
溝やくぼみにヒアルロン酸を注入し、内側からボリュームを補うことで、ほうれい線を目立ちにくくする仕組みです。
若い方の場合、自然な仕上がりになるよう注入量・注入位置を見極めることが大切です。
→ヒアルロン酸はほうれい線に効果あり?3つのメリットや後悔しないための注意点も紹介
→ほうれい線へのヒアルロン酸注射の効果とは?芸能人にも人気の理由と失敗しないための注意点
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフト(スレッドリフト)は、トゲの付いた医療用の糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ頬や脂肪を物理的に引き上げる方法です。
ただし、10代・20代など若い方の場合、たるみがまだ軽度なことが多く、他の方法が向いているケースもあります。
自分にはどの方法が合っているのか、まずはカウンセリングで原因を見極めたうえで、適した治療を提案してもらいましょう。
医療ハイフ
医療ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波をSMAS筋膜に照射し、組織を引き締めることでリフトアップを目指す治療です。
メスや針を使わないため、ダウンタイムが少なく、若い方でも受けやすい治療といえるでしょう。
ただし、若い方の場合はそこまでたるみが目立っていないケースもあり、他の方法が向いていることもあります。
若いのにほうれい線が目立つときのよくある質問

ここでは、若いのにほうれい線が目立つときのよくある質問を紹介します。
Q:10代や20代でほうれい線治療を受けても大丈夫?
A:10代や20代でも、ほうれい線治療を受けられます。
若いのにほうれい線が目立っている原因は何か、どんな施術が自分に合っているかなど、カウンセリングで詳しく相談してみるといいでしょう。
Q:ほうれい線治療にリスクや副作用はある?
A:代表的なほうれい線の治療法のリスク・副作用、ダウンタイムは以下のとおりです。
| 治療法 | 主なリスク・副作用 | ダウンタイム |
|---|---|---|
| ヒアルロン酸注射 | 内出血、腫れ、しこり、まれに血管閉塞のリスク など | ほとんどなし |
| 糸リフト | 腫れ、痛み、内出血 など | 1〜2週間 |
| 医療ハイフ | 赤み、軽い腫れ、むくみ、まれに神経障害 など | ほとんどなし |
リスクや副作用を完全にゼロにすることはできませんが、経験豊富な医師のもとで施術を受けることで、リスクの軽減につながります。
ほうれい線治療を受けるクリニック選びの際は、費用だけでなく医師の経歴や症例などもチェックするようにしましょう。
まとめ
若いのにほうれい線が目立つ原因は、骨格や頬の脂肪の付き方といった先天的な要因のほか、紫外線・乾燥・表情の癖などの後天的な要因が影響しています。
セルフケアとしては紫外線対策・保湿・生活習慣の見直しを日々コツコツと続けることが大切ですが、骨格が原因のほうれい線はセルフケアだけでは根本的な改善が難しいため、美容医療の力を借りるのも一つの選択肢です。
今泉スキンクリニックでは、患者様一人ひとりのお悩みを丁寧にお伺いしたうえで、ヒアルロン酸注射・糸リフト・医療ハイフなど、原因に合った施術をご提案しています。
「まだ治療するには早いかも?」と迷っている方も、お気軽にご相談ください。
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