「最近、フェイスラインがぼやけてきた気がする」
「若い頃はもっとシャープだったのに…」
「顔の下半分が長くなったような気がする」
毎日鏡を見ていると意外と変化に気づきにくいものですが、上記のような変化を感じている場合は、フェイスラインのたるみが起こっているかもしれません。
フェイスラインがたるむと老けて見えたり、太って見えたりしがちになるため、悪化する前に対策を始めましょう。
この記事では、フェイスラインのたるみが起きる原因やセルフケア方法、フェイスラインのたるみにアプローチできる美容医療の施術などについて詳しく解説します。
フェイスラインのたるみ・もたつきをセルフチェック!

フェイスライン(顔の輪郭)の変化は、意識していないと見逃してしまいがちです。
まずは鏡の前で正面・横顔・下からの3方向から顔をチェックしてみましょう。
以下に当てはまる場合は、たるみが進行し始めているサインかもしれません。
- ほうれい線が以前より目立つようになった気がする
- 二重あごが気になる
- 顎と首の境目がぼやけてきた
- 口角が下がって見える、ブルドッグ顔のように見える
- 正面から見ると顔が四角く見える
- 斜めから見るとフェイスラインがもたついている
フェイスラインがたるんだり、もたついたりすると、「太って見える」「顔が大きく見える」「老けて見える」といったお悩みにつながることがあるため、気になる場合は早めにケアを始めてみましょう。
なぜ?フェイスラインのたるみの原因
皮膚や筋肉、脂肪、骨といった顔の構造は加齢や生活習慣によって変化し、それらのバランスが崩れることでたるみが進行していきます。
ここからは、フェイスラインのたるみを引き起こす主な7つの原因について詳しく解説します。
脂肪の変化
皮下脂肪が増えすぎると、表情筋が重さを支えきれなくなり、重力に従って下垂してしまいます。
特に頬や顎下に脂肪がつきやすい方は、フェイスラインが丸くもたついた印象になりやすいでしょう。
また、脂肪は加齢に伴い、ボリュームが減ったり、位置が移動したりします。
額・こめかみ・頬上部はボリュームが減る一方で、下方に脂肪が移動することで、たるみにつながります。
筋肉・リガメントの衰え
表情筋は皮膚や皮下脂肪を適切な位置に保つ役割を担っていますが、使われないと少しずつ衰えていきます。
デスクワーク中心の方やスマートフォンを長時間使用する方は、無表情で過ごす時間が長く、口周りや顎周辺の筋肉が衰えやすい傾向にあるでしょう。
また、顔の皮膚や表情筋と骨をつなぎ、支えているリガメント(支持靭帯)やSMAS筋膜の衰えも、たるみを引き起こします。
皮膚の弾力低下
肌のハリや弾力は、コラーゲンやエラスチンといった成分によって維持されています。
しかし、加齢や紫外線などの影響によってコラーゲンやエラスチンの生成量が減少すると、肌の弾力が低下し、たるみが見られるようになってきます。
40代を過ぎると減少スピードが加速するため、「急に老けた気がする」と感じることもあります。
悪い姿勢の影響
猫背やスマートフォンを見るときの前傾姿勢(いわゆる「スマホ首」)は、フェイスラインのたるみを加速させる原因の一つです。
悪い姿勢を続けていると血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物が蓄積されて、むくみにつながります。
顔がむくむと、フェイスラインがぼやけたり、もたついて見えたりすることがあります。
慢性的なむくみ
むくみも、フェイスラインがもたつく原因です。
むくみが長期間続くと皮膚が伸び、たるみへと移行してしまう可能性があるため注意しましょう。
塩分を控えた食事や適度な運動、体を冷やさない生活習慣を取り入れることで、むくみの予防・改善が期待できます。
糖化の影響
「糖化」とは、体内で余った糖がタンパク質と結合し、AGEs(終末糖化産物)という老化物質を生み出す反応のことです。
コラーゲンやエラスチンが糖化により劣化すると、本来しなやかだった繊維が硬くもろくなり、肌の弾力が失われてたるみやシワの原因になります。
骨の萎縮(骨密度の低下)
加齢にともない骨密度は低下し、顔の骨も少しずつ萎縮していきます。
顔の骨が萎縮すると、骨の上に乗っている皮膚・筋肉・脂肪が下垂し、たるみを引き起こします。
たるみ以外にも、目や鼻のくぼみが広がる、顎が小さくなるなどの変化が見られることもあります。
フェイスラインのたるみ対策のセルフケア

ここからは、自宅で実践しやすいセルフケア方法を5つご紹介します。
たるみケアについては、以下の記事でも紹介しています。
→たるみに即効性のあるセルフケア&美容医療の治療は?原因や予防法も紹介
姿勢を改善する
猫背や前かがみの姿勢は、顔の筋肉や脂肪を下方向へ引っ張り、たるみを定着させてしまう原因になります。
スマートフォンを使う際は、画面を目の高さまで持ち上げて、首が前に出ない姿勢を心がけることが大切です。
デスクワーク中は背もたれにもたれずに骨盤を立て、椅子や机の高さを調整して肘と膝が90度になるようにしましょう。
長時間同じ姿勢が続く方は、1時間に1回程度の首や肩のストレッチを取り入れ、血行やリンパの流れを促してあげるのがおすすめです。
表情筋トレーニングを行う
表情筋は30種以上あるものの、日常的に使っているのは3割程度だといわれています。
表情筋は使わなければ衰えてしまうため、意識的に動かすトレーニングを取り入れてみましょう。
- あいうべ体操……「あ・い・う・べ」と大きく口を動かしながらゆっくり発声を繰り返す
- 舌回しトレーニング……口を閉じた状態で、歯の外側をなぞるように舌をゆっくり回す
簡単にできるので、気づいたときに行ってみてください。
紫外線対策やスキンケアを行う
肌のハリと弾力を守るために、紫外線対策は季節を問わず行うことが大切です。
たるみの原因となるUVAは曇りの日や冬場でも降り注いでおり、窓ガラスも透過するため、室内にいるときも油断はできません。
日焼け止めは年間を通して塗る習慣をつけ、外出時には帽子や日傘を活用しましょう。
乾燥した肌はハリを失い、たるみが進行しやすくなるため、スキンケアでは保湿を徹底することがたるみ予防の基本です。
さらに、レチノールやナイアシンアミドなど、コラーゲンの生成をサポートする成分を含むアイテムを日常のスキンケアに取り入れると、肌のハリ感アップに役立ちます。
生活習慣を整える
フェイスラインのたるみ対策には、睡眠・運動など生活習慣を整えることも大切です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーやコラーゲンの生成が促進されるため、毎日7〜8時間程度の質のよい睡眠を確保できるようにしましょう。
ウォーキングやヨガなど無理なく続けられる運動を習慣化することで、血行やリンパの流れを促し、むくみの解消に効果的です。
また、喫煙は体内のコラーゲン生成を抑制し、肌老化を加速させるため、美しいフェイスラインを維持したい方は、禁煙に取り組むことも検討してみましょう。
毎日の食事内容を意識する
食事で肌の土台となる栄養素をバランスよく摂取することで、ハリのある肌を保つことにつながります。
たるみ予防に意識して取り入れたい栄養素は、以下のようなものがあります。
- タンパク質
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンD
- カルシウム
- ポリフェノール など
また、糖化を防ぐためには揚げ物や焼き物よりも、煮る・蒸すといった調理法のほうがAGEsの生成を抑えられるとされているため、調理方法を工夫してみるといいでしょう。
フェイスラインのたるみを改善する美容医療の施術

フェイスラインのたるみに積極的にアプローチしたい場合は、美容医療の施術を受けることも選択肢です。
| 施術名 | 特徴 | 効果の持続期間(目安) | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| ヒアルロン酸注射 | 内側からボリュームを補い引き上げ | 6ヶ月〜1年程度 | ほぼなし |
| マイクロボトックス | 皮膚浅層に作用し引き締め・自然なリフトアップ | 6ヶ月程度 | ほぼなし |
| 医療ハイフ(HIFU) | 超音波でSMAS筋膜層を引き締めてリフトアップ | 6ヶ月〜1年程度 | ほぼなし |
| 糸リフト | 吸収糸でたるみを物理的に引き上げ | 2年程度 | 1〜2週間 |
ここでは、フェイスラインのたるみの代表的な治療方法について詳しく解説します。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、メスを使わずに、注射でたるみやシワにアプローチできる方法です。
皮膚の下に注入することで内側からボリュームを補い、フェイスラインを整えます。
たるみ治療では、ゆるんだリガメント(支持靭帯)を支えるように注入し、土台を補強することでたるみ改善に導きます。
ほうれい線やマリオネットラインの改善にも効果が期待でき、お顔全体を若々しい印象にしたい方にも向いています。
マイクロボトックス
マイクロボトックスは、ボツリヌストキシン(ボトックス)を皮膚の浅い層に少量ずつ細かく注入する施術です。
通常のボトックス注射が筋肉に直接作用するのに対し、マイクロボトックスは皮膚表面に近い部分に働きかけるため、表情の自然さを保ちながらリフトアップ効果を目指せることが特徴です。
同時に、毛穴の引き締めや肌のハリ改善といった美肌効果も期待できます。
医療ハイフ(HIFU)
医療ハイフ(HIFU)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)を皮膚の深部にあるSMAS筋膜層に集中照射し、組織を引き締める治療です。
肌の表面にはダメージを与えずに深部へアプローチできることが特徴で、施術後のダウンタイムも少なく、当日からメイクや洗顔ができます。
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフト(スレッドリフト)は、特殊な吸収糸を皮膚の下に挿入してフェイスラインのたるみを引き上げる施術です。
糸の周囲でコラーゲンやエラスチンの増生が起こるため、肌のハリ・ツヤアップ効果も期待できます。
効果の持続期間は使用する糸の種類や本数、たるみの程度によって異なりますが、2年程度が目安です。
フェイスラインのたるみについてのよくある質問

フェイスラインのたるみに関して、患者様からよくいただく質問をまとめました。
Q:美顔器はフェイスラインのたるみに効果はある?
A:美顔器には、EMS・RF(ラジオ波)・超音波・イオン導入など、さまざまな種類が存在します。
EMS搭載の美顔器は表情筋に電気刺激を与えて筋肉を動かすため、筋力低下が原因のたるみに対しては一定の効果が期待できる可能性があります。
ただし、市販の美顔器は医療機器に比べて出力が控えめで、効果も一時的なものに留まるとされています。
また、骨の萎縮や筋膜のゆるみといった深部の原因に対しては、美顔器だけで十分な効果を得ることは難しいでしょう。
Q:フェイスラインのたるみはいつから目立つ?
A:フェイスラインのたるみが目立ち始める時期には個人差がありますが、一般的には30代後半〜40代前半にかけて変化を感じる方が多いとされています。
この時期はコラーゲンやエラスチンの減少が加速し、骨密度の低下も進み始めるためです。
20代の場合、まだたるみは起こりにくいですが、姿勢の悪さや食生活の偏り、紫外線対策を怠っている場合は、20代でもフェイスラインに初期の変化が出始めることもあるでしょう。
年齢にかかわらず早めの予防ケアを始めることが、将来のたるみを抑えるポイントです。
→たるみは何歳から始まる?ケアはいつから?今すぐできる予防策&治療法を解説
Q:フェイスラインがたるみやすい人の特徴は?
A:以下のような項目に当てはまる場合は、たるみが進行しやすい傾向にあるため、早めの対策を心がけましょう。
- デスクワークが多く、長時間うつむき姿勢で過ごしている
- 表情の変化が少なく、無表情で過ごす時間が長い
- 急激なダイエットとリバウンドを繰り返している
- 紫外線対策をあまりしていない
- 喫煙習慣がある、飲酒量が多い
- むくみがち
- 糖質を多く摂取している
- 睡眠不足や運動不足が続いている
まとめ
フェイスラインのたるみは、脂肪の増減や筋肉の衰え、皮膚の弾力低下、姿勢、むくみ、糖化、骨の萎縮など、複数の原因が複雑に絡み合って進行します。
セルフケアでの予防ケアに加えて、フェイスラインのたるみに積極的にアプローチしたい場合は、美容医療の施術を検討してみてもいいでしょう。
今泉スキンクリニックでは、ヒアルロン酸注射をはじめ、マイクロボトックスリフト・医療ハイフ・糸リフトなど、フェイスラインのたるみに対応する豊富な施術メニューをご用意しております。
フェイスラインのたるみが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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