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たるみやほうれい線の原因って?できやすい人の特徴や効果的な施術を紹介

ほうれい線を気にする女性

年齢を重ねるごとに気になってくる「ほうれい線」。

鏡を見るたびにほうれい線が濃くなったように感じたり、メイクでは隠せない影が気になった経験はありませんか?

老け見えの象徴として知られるほうれい線やたるみは、メイクでのカバーが難しく、悩んでいる方は少なくありません。

若い方でも、骨格や表情のクセによっては、ほうれい線が目立つこともあります。

この記事では、ほうれい線の原因やセルフケア方法、美容医療での治療法について詳しく解説します。

ほうれい線ができやすい人・目立たない人の違いも合わせて解説しますので、ほうれい線が気になっている方はぜひ記事をチェックしてみてください。

シワ?たるみ?ほうれい線とは

鏡を見てほうれい線を気にする女性

ほうれい線とは、小鼻の脇から唇の両端(口角)へハの字状に伸びるラインのことで、医学的には「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれます。

老けて見える原因として知られるほうれい線ですが、年齢とは関係なしに、顔の構造上、誰もが生まれながらに持っているものです。

肌のハリや潤いが保たれているとほうれい線は目立ちませんが、コラーゲンやエラスチンの減少によって肌の弾力が低下すると、たるみやシワになり、深くなって目立つようになります。

また、表情のクセや骨格によっては若いうちからほうれい線が目立つ方もおり、20代のうちから対策やケアを始める方も少なくありません。

ほうれい線ができる原因

ほうれい線には、以下のような複数の原因が影響しています。

  • 肌のハリや弾力低下
  • 脂肪の下垂
  • 骨の萎縮
  • 表情筋の衰え
  • 姿勢や表情の癖
  • 紫外線ダメージ
  • 乾燥
  • 摩擦や刺激(間違ったセルフケア)
  • 生活習慣の乱れ(食事・睡眠・運動)

代表的な原因は、肌のハリや弾力の低下です。加齢や紫外線の影響でコラーゲン・エラスチンが減少すると、皮膚が重力に抗えなくなってたるみ、ほうれい線が目立つようになってきます。

また、年齢を重ねると土台となる骨が萎縮して後退し、その上の脂肪や皮膚が垂れ下がることで、深い溝や影を作ります。

ただし、ほうれい線ができる原因は、加齢による皮膚や脂肪といった顔の構造の変化(老化)だけではありません。

乾燥も原因の一つです。乾燥していると肌に折れ目がつきやすく、シワとして定着することで、ほうれい線が深くなっていきます。

このほか、紫外線ダメージや間違ったセルフケア、栄養バランスの乱れや睡眠不足、運動不足などの生活習慣の乱れなども、肌の再生力を低下させ、ほうれい線を引き起こす原因です。

ほうれい線ができやすい人・目立たない人の違い

ほうれい線を気にする女性

同じ年代でも、ほうれい線が目立つ人とほとんど気にならない人がいるのは、骨格・脂肪のつき方・生活習慣やクセなどに違いがあることが理由です。

ここでは、ほうれい線ができやすい人と目立ちにくい人の特徴をそれぞれ紹介します。

ほうれい線ができやすい人の特徴

ほうれい線ができやすい人の特徴は、以下の通りです。

骨格や脂肪のような顔の構造だけでなく、日常生活のクセも影響しています。

骨格や脂肪の付き方面長で骨格的にたるみが目立ちやすい、頬の脂肪が多く下垂しやすい
片方ばかりで噛んでいる顔全体のバランスが崩れ、左右差が生じることで一方のほうれい線が濃くなりやすい
頬杖をつくクセがある皮膚や脂肪に継続的な圧がかかり、たるみや歪みを悪化させる
いつも同じ側を下にして寝ている/うつぶせ寝をしている長時間の圧迫により皮膚の溝が固定化されるリスクがある
うつむく姿勢や下向き姿勢が多い重力方向に皮膚が引っ張られる時間が長く、頬の下垂を進行させやすい
慢性的な寝不足成長ホルモン分泌が低下し、肌の修復力やハリが低下する
喫煙習慣があるタバコに含まれる有害物質による血流悪化とコラーゲンやエラスチンの破壊により、肌の弾力低下につながる
紫外線対策をしていない光老化により、たるみとほうれい線を悪化させる
体重の増減が激しい皮膚が伸縮を繰り返すことで弾力が低下し、余った皮膚がたるみやすくなる

また、表情筋をあまり動かさない人は筋肉の衰えによって、よく笑う方は笑いジワが刻まれることによって、ほうれい線が目立つこともあるとされています。

ほうれい線が目立たない人の特徴

一方で、以下のような特徴がある人は、ほうれい線が目立ちにくいことがあります。

生まれつきの骨格・脂肪・筋肉のバランス頬骨が高く前に出ている骨格は皮膚や脂肪の下垂が起こりにくく、ほうれい線ができにくい
適正体重を保っている体重増減による皮膚の伸縮が少ない。脂肪の重さによる下垂が起こりにくい
表情筋をバランスよく使っている筋肉の衰えや偏りが少なく、特定の部位に負担をかけにくい
顔に負担をかける日常生活のクセがない皮膚や脂肪の下垂を防ぐことにつながる
正しい方法でスキンケアをしている乾燥や紫外線など、たるみやほうれい線の原因から肌を守っている
美容医療の施術を受けているヒアルロン酸注入や医療用ハイフなどでボリュームやハリの維持、リフトアップを行っている

骨格や脂肪の付き方などは変えることは難しいものの、セルフケアや美容医療の施術で対策は可能であるため、たるみやほうれい線が気になる場合は、ケアを始めてみましょう。

たるみやほうれい線対策のセルフケア

たるみやほうれい線のセルフケア(スキンケア)をしている手元

セルフケアは、たるみやほうれい線を消すのではなく、「これ以上深くしない、たるみを悪化させない」ことが主な目的です。

ここでは、たるみやほうれい線対策として自宅で行える基本のセルフケアを紹介します。

スキンケア

ケアの土台となるのが、毎日の保湿とエイジングケアです。

乾燥は肌の弾力を低下させ、ほうれい線のシワが刻まれやすくなります。

肌のハリや弾力を保つセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの成分を含む化粧水や美容液などを取り入れて、肌をしっかり保湿しましょう。

水分が蒸発しないように、乳液やクリームなど油分の多いアイテムで蓋をすることも大切です。

顔の血行を良くするマッサージをする場合は、擦らないように注意して、適度に行うようにしましょう。

紫外線対策の徹底

紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊し、光老化によるたるみを引き起こすことが知られています。

日差しの強い夏だけでなく、季節を問わずSPF・PA表示のある日焼け止めを使用し、外出時間が長い日は塗り直しも行いましょう。

帽子や日傘なども併用すると、より効果的です。

表情筋トレーニング

表情筋の衰えが気になる場合は、表情筋を動かすトレーニングやエクササイズによる予防対策も一つの方法です。

大きく口を動かして「あ・い・う・え・お」の形をつくることで、頬や口元の血流改善と筋力維持につながります。

ただし、力を過度に入れすぎたり、やりすぎには注意しましょう。

また、普段から表情筋をよく使っており、表情ジワが気になる場合は表情筋トレーニングをしない方がいいケースもあります。

悪い姿勢の改善・生活習慣の改善

猫背や長時間のうつむき姿勢は、たるみやほうれい線の悪化につながります。

スマートフォンを使うときは目線の高さに持ち上げて、背筋を伸ばす習慣を意識しましょう。

また、十分な睡眠・バランスの取れた食事・適度な運動は、肌の再生力やバリア機能を保つためにも大切です。

食事だけでは栄養が不足しがちな場合は、サプリメントの併用を検討してもいいでしょう。

喫煙は血流を悪化させて肌の老化を招くため、可能であれば禁煙がおすすめです。

たるみやほうれい線を改善するための治療

たるみやほうれい線のない美肌の女性

メイクやトレーニング、スキンケアや美顔器といったセルフケアは、進行を緩やかにする効果は期待できても、改善効果や持続力には限界があります。

すでに定着したほうれい線のたるみや深いシワなどを改善し、自然な若々しさを求めている方は、ダウンタイムや副作用を理解したうえで、美容医療の施術を検討するのも一つの選択肢です。

ここでは、代表的なたるみやほうれい線治療について紹介します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、ほうれい線治療として広く行われている方法です。

注射によってヒアルロン酸を注入することで、凹みを内側からふっくらと持ち上げます

ヒアルロン酸は施術直後から効果を実感しやすいことが特徴で、注射のみで施術できるためダウンタイムも抑えられる施術です。

効果を持続させたい場合は定期的な施術が必要となるものの、自然な仕上がりで、短時間で受けやすいことから人気を集めています。

ヒアルロン酸はほうれい線に効果あり?3つのメリットや後悔しないための注意点も紹介

プルリアルデンシファイ

プルリアルデンシファイは、ヒアルロン酸に加えてポリヌクレオチド(PN)を配合した製剤で、肌の環境を整えながらハリ・弾力を高めることを目的としています。

ボリュームを補うのではなく、肌の本来の力を高めることを目指す点が特徴です。

ほうれい線のような深いシワの改善に適しており、1回の施術で効果を実感することもありますが、基本的には複数回の施術が推奨されています。

ジャルプロスーパーハイドロ

ジャルプロスーパーハイドロは、非架橋ヒアルロン酸と7種類のアミノ酸、3種類のペプチドを組み合わせた製剤で、コラーゲン生成を促しながらハリ・弾力の底上げを目指します。

肌の保水性を高めるヒアルロン酸、コラーゲンやエラスチンの生成に欠かせないアミノ酸の相乗効果で、ハリ不足や弾力低下に内側からアプローチ。

大きな変化ではなく、肌全体の質感を自然に向上させるため、周囲に気付かれにくいナチュラルな仕上がりを求める方に向いています。

プロファイロ

プロファイロは、低分子と高分子の2種類のヒアルロン酸を結合させた製剤です。

従来型のヒアルロン酸とは異なり、注入後、周囲に拡散することで、線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促します。

また、皮膚をふっくらさせる効果も期待でき、痩せたことによるたるみや頬こけが気になる方に向いています。

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフトは、皮下にコグ(突起)付きの特殊な糸を顔の左右で4本〜20本程度挿入し、物理的にたるみを引き上げる治療です。

挿入した際の刺激によってコラーゲン生成が促される効果もあり、たるみを予防する効果も期待できます。

ほうれい線のたるみには、高い持続力とキープ力が特徴のテスリフトがおすすめです。

医療ハイフ

医療ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波を用いてSMAS筋膜まで熱エネルギーを届け、組織を引き締める治療です。

メスで皮膚を切開することなく、肌の深い部分にあるSMAS筋膜にアプローチできます。

ほうれい線はもちろん、ゴルゴ線や顔全体のリフトアップ、目元のたるみが気になる方にもおすすめです。

ボルニューマ

ボルニューマは、RF(高周波)を用いたたるみ治療機器で、真皮や脂肪層などを引き締めたり、コラーゲン生成を促すことで、ほうれい線にアプローチします。

水冷式システムによって従来の高周波機器よりも痛みを抑えられることが特徴で、1回の施術でも効果を実感しやすい傾向にあります。

ダウンタイムもほぼないため、周囲に知られたくない方や忙しい方にも向いた治療です。

たるみやほうれい線についてのよくある疑問

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ここでは、たるみやほうれい線についてのよくある疑問を紹介します。

Q:ほうれい線を整形で半永久的になくすことはできる?

整形によってほうれい線を半永久的に完全に消すことは困難です。

皮膚の切除と縫合を行うフェイスリフト(切開リフト)の場合、効果が長期間続くとされていますが、それでも5〜10年ほどで、半永久的ではありません。

また、加齢による骨格の変化や皮膚の弾力低下は止められないため、一度の施術で永続的な効果を維持することは現実的ではないといえるでしょう。

ただし、定期的なメンテナンスや複数治療の組み合わせによって、ほうれい線が目立ちにくい状態の維持を目指すことは可能です。

Q:ほうれい線に一番効果的な治療は?

ほうれい線ができている原因は人によって異なり、適した治療も変わります。

複合的な原因によってほうれい線ができている場合は、複数の施術の組み合わせが必要になることもあり、「一番効果的な治療」を決めることは難しいでしょう。

医師に相談して、自分の症状や希望に合った効果的な治療を提案してもらうことが大切です。

まとめ

ほうれい線やたるみはメイクでのカバーが難しく、悩んでいる方は少なくありません。

骨格や皮膚だけでなく、姿勢や日常のクセなども影響するため、ほうれい線やたるみを引き起こさないよう、セルフケアを始めてみましょう。

ほうれい線やたるみにより積極的にアプローチしたい場合は、美容医療の施術を活用するのもおすすめです。

今泉スキンクリニックでは、丁寧なカウンセリングと解剖学的知識に基づいた診断を行い、自然で違和感のない若々しさを目指す治療をご提案しています。

ヒアルロン酸注入や糸リフト、医療ハイフやボルニューマなど、さまざまな施術を取り扱っていますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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