「老けて見える」
「疲れているように見られる」
「ファンデーションを塗ったときに目立つ」
目の下にできるしわは、疲れた印象や老けた印象につながることもあり、悩んでいる方が多いしわです。
この記事では、目の下のしわの種類や原因、セルフケアでできる対策、しわ改善を目指す美容医療の治療法まで詳しく解説します。
目元は皮膚が薄く乾燥しやすいため、しわを悪化させないよう、早めのケアを始めましょう。
目の下のしわの特徴や種類

目元の皮膚はとても薄く、頬の皮膚と比較すると3分の1〜2分の1ほどの厚さとされ、皮脂腺も少ないため乾燥の影響を受けやすい部位です。
目の下のしわは大きく、以下の種類に分けられます。
| 小じわ(ちりめんじわ) | 乾燥が主な原因で皮膚表面に生じる細かく浅いしわ。保湿によって目立ちにくくなることがある。 |
| 表情じわ | 笑う・目を細めるなどの表情の繰り返しでできるしわ。最初のうちは動いたときのみ現れるが、次第に定着することがある。 |
| 真皮じわ(深いしわ) | 加齢や紫外線の影響で真皮のコラーゲンが減少し生じる深いしわ。セルフケアだけでは改善が難しい場合がある。 |
この他、目元の皮膚や脂肪が下がって生じた「たるみ」も、しわの原因となることがあります。
数あるしわの中でも、目の下にできる小じわ(ちりめんじわ)は、治療が難しいとされています。
乾燥による小じわは、目元の保湿を徹底することで目立たなくなることもあるため、気になったその時から丁寧なケアを始めることが大切です。
目の下のしわができる原因

目の下のしわができる主な原因は、以下の6つです。
- 乾燥
- 加齢
- 摩擦などの刺激
- 紫外線
- 目の酷使・眼精疲労
- 表情のクセ
ここでは、目の下のしわを引き起こす代表的な原因について解説します。
乾燥
目元はもともと皮脂腺が少なく、水分を保持する力も低い部位です。
空気の乾燥やエアコン環境、保湿不足が続くと角質層の水分が失われ、表面に細かな小じわが現れます。
乾燥による小じわは比較的浅く、早期の保湿ケアで改善が期待できるのが特徴ですが、放置するとより深いしわへ進行することもあります。
加齢
年齢を重ねると、真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌の弾力が低下して、皮膚が支えきれず溝のようなしわが刻まれやすくなります。
また、年齢を重ねるとターンオーバーが遅くなるため、できたしわが定着しやすくなります。
摩擦などの刺激
クレンジングや洗顔時の強いこすり洗い、アイメイクの落とし残しを防ごうとする過度な摩擦は、デリケートな目元に負担をかけてしまいます。
日々のわずかな摩擦の積み重ねが、しわの定着につながるケースは少なくありません。
花粉症やアトピーなどのアレルギーがある方は、目を擦るクセにも注意しましょう。
紫外線
紫外線は肌老化の大きな要因のひとつです。中でもUVAは真皮まで到達し、コラーゲンを変性させることで、しわやたるみ、シミを引き起こします。
目元は紫外線を受けやすい部位であるため、意識的なケアが大切です。
目の酷使・眼精疲労
長時間のパソコンやスマートフォン使用は、まばたきの減少や血行不良を招きます。
血流が滞ると目元の肌への栄養供給が低下し、ハリが失われ、しわにつながることがあります。
また、目が疲れていると無意識に目を細める動作が増えることで、表情じわにつながることがあるため、注意しましょう。
表情のクセ
笑う、目を細める、目をぎゅっとつぶるといった表情は日常的に行われる自然な動作ですが、同じ動きを繰り返すことで皮膚に折り目が残りやすくなります。
表情じわは弾力のある肌であれば表情を戻せば消えますが、弾力が低下しているとクセになり、深く刻まれてしまうことがあります。
自覚のないクセを把握することも、目の下のしわ対策の一つです。
目の下のしわをなくすために!セルフケア方法

目の下のしわの改善や予防には、毎日のセルフケアが大切です。
浅い小じわであれば保湿や紫外線対策の徹底で目立ちにくくなることもあるため、今日から早速対策してみましょう。
ここでは、自宅で実践できるセルフケアについて解説します。
目元専用の化粧品で保湿する
目元は皮膚が薄く乾燥しやすいため、顔全体用の保湿剤だけでは不十分なことがあります。
目元専用のアイテムはデリケートな目元に合わせて設計されており、保湿力や密着性が高いものが多いことが特徴です。
普段の化粧品に加えて、目元専用のセラムやアイクリームなどのアイテムを取り入れましょう。
塗布するときは薬指で軽く押さえるようになじませ、強くこすらないように優しくケアするのがポイントです。
しわ有効成分を含む化粧品を取り入れる
より効果的なケアをしたい場合は、しわ改善効果が認められている有効成分を取り入れるのもおすすめです。
- 純粋レチノール
- ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)
- ライスパワーNo.11+
- VEP-M
- ニールワン
ライスパワーNo.11+、VEP-M、ニールワンは配合されている化粧品の種類が限られるものの、純粋レチノールやナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)は多くの化粧品に配合されています。
それ以外に、ターンオーバーの活性化やコラーゲン生成の促進を促す「ペプチド」や、保湿成分の「セラミド」「ヒアルロン酸」「スクワラン」などもおすすめです。
その他の配合成分もチェックしつつ、自分に合ったものを見つけてみましょう。
丁寧な紫外線対策を行う
紫外線はしわだけでなく、肌の大敵です。
目元は日焼け止めの塗り残しが起こりやすい部分のため、細かい部分まで丁寧に塗って、紫外線から守りましょう。
日傘、UVカット機能付きサングラス、つばの広い帽子などを併用するとより効果的です。
日差しの強い時期だけでなく、1年を通して紫外線対策を徹底的に行うことで、将来のしわ予防につなげましょう。
洗顔やクレンジングは優しく行う
強い摩擦は肌を傷つけ、乾燥を悪化させる原因になります。
特にウォータープルーフのアイメイクは落ちにくく摩擦につながるため、専用リムーバーを使って、こすらず浮かせて落とすようにしましょう。
タオルで拭くときも、優しく水分を押さえるようにすると、こすらずに済みます。
生活習慣を整える
目の下のしわを予防するためには、睡眠や食事など、内側からのケアも大切です。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、日中に受けたダメージ修復が進みます。慢性的な睡眠不足はターンオーバーの乱れを招き、ハリ低下や小じわにつながります。
就寝前のスマートフォン使用を控え、規則正しいリズムを保って、質の高い睡眠を取りましょう。
食事も、健康的な肌のために非常に重要です。
コラーゲンの生成にはタンパク質やビタミンC、鉄分などの栄養素が必要であり、偏った食生活では肌の弾力維持に必要な材料が不足してしまいます。
肌の健康維持に大切な栄養素をバランスよく摂取しましょう。
目の下のしわに効果的な美容医療の治療法

目の下のしわの治療法にはさまざまな方法があり、大きく「切らない方法」と「切る方法」の2つに分けられます。
メスで切開する施術では余分な皮膚の切除ができることが特徴ですが、ダウンタイムも長くなる傾向にあり、元に戻すことも難しい点には注意が必要です。
切らない方法の場合、効果を維持するためには定期的な施術が必要になりますが、短時間かつ少ないダウンタイムでしわ治療ができる傾向にあります。
ここでは、切らないしわ治療の中でも代表的な方法を紹介します。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸製剤によって内側からしわを持ち上げて、ふっくらとしたハリを与える施術です。
目の下のしわや目尻のしわだけでなく、クマが気になる場合にも向いています。
短時間で施術でき、施術直後から効果を実感しやすい施術です。
肌育注射(ベビーコラーゲン、スネコスパフォルマなど)
肌育注射とは、有効成分を肌に注入することで、肌の土台を整え、若々しい肌を目指す施術です。
小じわ、ハリや弾力、乾燥やくすみ、たるみなどさまざまな悩みにアプローチします。
ベビーコラーゲン、スネコスパフォルマ、プロファイロ、プルリアルシルクなどさまざまな製剤があり、悩みや希望に合わせて適したものを選ぶことが可能です。
ボトックス注射
笑ったときや目を細めたときに強く出る表情じわの予防・緩和には、ボトックス注射が向いています。
ただし、目の下に打てる範囲は限られるため、他の施術と併用した方がいいケースもあります。
マイクロボトックスリフト
マイクロボトックスリフトは、ごく微量のボトックスを皮膚の浅い層に広範囲に注入する治療です。
筋肉の表面のみ動きを弱めることで、自然な表情を保ちつつしわを目立たなくします。
目の下の小じわや目尻のしわのほか、たるみの改善や目の開きをよくする効果も期待できます。
→マイクロボトックスリフトは目の下のシワにおすすめ!原因や他の施術も紹介
レーザー治療(ピコレーザー)・HIFUによる治療
レーザーやHIFUも、目の下のしわに効果的な方法です。
ピコレーザーでは、ピコ秒単位のレーザーを照射し刺激を与えることでコラーゲン生成を促します。
ピコレーザーはシミや色素沈着といった悩みにも効果を発揮するため、目の下のしわだけでなく、色素沈着によるクマが気になる場合にも向いています。
一方のHIFUは、高密度焦点式超音波を用いて、皮膚の深部に熱エネルギーを届ける施術です。
たるみやしわの悩みにアプローチできる施術で、ウルトラセルZiのように目周り専用に開発されたカートリッジを搭載した機種もあります。
糸リフト(ダーマスプリングリフトアイ)
ダーマスプリングリフトアイは糸リフトの一種で、コイル状の糸を目の下の皮膚に挿入し、引き上げる施術です。
目の下のたるみと小じわの改善に適しており、糸によってコラーゲン生成が促されることで、くぼみが改善する効果も期待できます。
まとめ
目の下のしわができる原因は、乾燥や紫外線、加齢、表情のクセなどさまざまです。
浅いしわであれば丁寧な保湿を行うことで改善が期待できることもありますが、一度深く刻まれたしわや、たるみを伴う場合はセルフケアのみでは限界があります。
予防だけでなく、より積極的なしわ治療を行いたい場合は、ヒアルロン酸注入や肌育注射、ボトックス注射などの施術を検討してみるのも一つの方法です。
今泉スキンクリニックでは、目の下のしわの状態や肌の状態を丁寧に診断し、お悩みやご希望に合った施術をご提案しています。
自然な仕上がりと安全に配慮した施術を心がけていますので、目の下のしわでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
#目の下のしわ #しわ #ヒアルロン酸注入

