「最近しわが増えたかも…」
「鏡を見たら知らないしわが増えていた」
そんなときに気になるのが、しわの予防対策です。
しわは一度深くなるとセルフケアだけでの改善が難しいこともあるため、正しい予防と早めの対策が大切です。
この記事では、しわの主な原因やできやすい部位、しわ対策(スキンケア・生活習慣・食べ物)について詳しく紹介します。
また、美容医療によるしわ治療も詳しく紹介しますので、しわにお悩みの方、ハリのある若々しい肌を目指している方はぜひ記事をチェックしてみてください。
しわとは┃主な原因と部位

しわは、老化現象の一つです。
部位によっても異なりますが、多くの部位で共通しているしわの原因が以下のようなものです。
- 加齢
- 乾燥
- 紫外線
- 表情のクセ
加齢や紫外線ダメージ(光老化)、乾燥、表情のクセなどが原因となり、皮膚の弾力が低下すると、折り目や溝のようにしわが刻まれます。
特にしわができやすい部位と、部位別の原因を表で見てみましょう。
| しわができやすい部位 | 主な原因 |
|---|---|
| 目元(目尻・下まぶた) | ・皮膚が薄く乾燥しやすい部位 ・まばたきなどの反復動作 ・目の酷使、眼精疲労 |
| おでこ(額) | ・表情のクセ(眉を上げる動作) ・紫外線や乾燥を受けやすい部位 ・加齢による弾力低下 |
| 眉間 | ・表情のクセ(眉を寄せるクセ) ・ストレスによる無意識の表情の緊張 |
| 口元(マリオネットライン、ほうれい線) | ・表情筋の衰え ・表情のクセ ・たるみ |
| 首 | ・皮膚の薄さと加齢が出やすい部位 ・猫背、アゴを引く動作や首にしわができる姿勢 |
顔の中でも皮膚が非常に薄く乾燥しやすい目元は、しわができやすいため注意が必要です。
しわが多い人と少ない人の差・違いって?

同じ年齢でも、しわが目立ちやすい人とそうでない人がいます。
この差に影響しているのが、紫外線対策や保湿ケアといったスキンケア、生活習慣(食事・睡眠・運動・喫煙の有無)、そして表情のクセです。
顔がふっくらしている人の場合、ハリがあることでしわが目立ちにくくなっているケースもありますが、これは生まれつきの脂肪や筋肉、体質によるものです。
また、大幅な体重の増減があると、皮膚の伸び縮みによってしわの原因になることがあります。
しわは加齢だけでなく、日々のスキンケアや生活習慣の積み重ねによって形成されるものです。
まずは基本の習慣を継続できているかどうかが、しわの多さに影響していると考えられるでしょう。
【スキンケア編】しわの予防対策

しわ予防の基本は、毎日のスキンケアです。
紫外線対策・保湿・有効成分の活用のポイントを押さえて、有効なしわ予防対策をしましょう。
紫外線対策を徹底する
「紫外線は、肌を老化させる最大の要因」と言われるほど肌に大きなダメージを与え、しわだけでなく、シミやたるみ、乾燥を引き起こす原因です。
特にUVAは真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンを変性させてしまい、深いしわになるリスクが高まります。
紫外線は1年を通して降り注いでいるため、1年中徹底的な紫外線対策を行うことが大切です。
日焼け止めはこまめに塗り直し、日傘や帽子、サングラスを併用して物理的にも紫外線を遮断しましょう。
しわに効果的な成分を取り入れて保湿を行う
軽度のしわであれば、化粧品によるスキンケアで改善が期待できることもあります。
しわ改善に本当に効くスキンケアアイテムを探しているなら、厚生労働省から有効成分の認可を受けた成分を選ぶことが大切です。
日本でしわ改善効果が認められている成分には、以下のようなものがあります。(2026年2月時点)
- ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)
- 純粋レチノール
- ニールワン
- ライスパワーNo.11+
- VEP-M
この他の成分としては、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促し、細胞の新陳代謝をサポートする「ペプチド」も、しわ対策のスキンケアとしておすすめです。
毎日の紫外線対策に加えて、アイクリームによる保湿ケアを丁寧に行って、しわを予防対策をしましょう。
筋肉の向きを意識して眉上までアイクリームを塗る
目元のしわは、乾燥と表情筋の動きが重なって形成されます。
アイクリームを塗る際は、単に目の下だけでなく、眉上まで含めて広範囲に優しく塗布することがポイントです。

塗る時は、上記の画像の通り表情筋の筋肉の動く向きを意識しながら、くるりと優しく螺旋を描くように行いましょう。
目元は皮脂分泌が少なく乾燥しやすいため、朝晩のケアが理想です。
【生活習慣編】しわの予防対策

しわ対策のためには、スキンケアに加えて日常生活での工夫や見直しも大切です。
紫外線対策や保湿を丁寧に行っても、喫煙や睡眠不足、栄養不足が続けば、コラーゲン生成は低下してしまいます。
ここでは、今日からできる生活習慣でのしわ予防対策を紹介します。
表情や習慣のクセを直す
表情や習慣にクセがあると、同じ部位に皮膚の折り目ができ続け、しわが深く定着しやすくなります。
まずは、自分の表情のクセに気づくことから始めましょう。
以下は、表情や習慣のクセがしわにつながりやすい部位と、原因となる表情や習慣のクセを表にまとめたものです。
| 部位 | 表情や習慣のクセ |
|---|---|
| 目元 | ・目を細める ・強くこする ・スマホやパソコンなどを長時間見続けることによる疲労 |
| おでこ | ・眉を頻繁に上げる ・ものを見るときにおでこの筋肉を使う |
| 眉間 | ・無意識に眉を寄せる ・考え事や緊張しているときのしかめっ面 |
| 首 | ・下を向いた姿勢を長時間続ける ・猫背などの悪い姿勢 ・アゴを引く動作 |
「しわが寄ってるかも」と思ったときに鏡で確認したり、自分では気付けない場合は家族や友人に指摘してもらうといいでしょう。
禁煙する
タバコの煙に含まれる有害物質(一酸化炭素やニコチンなど)は、血管を収縮させ、肌への酸素や栄養供給を低下させます。
さらに、喫煙はコラーゲンを分解する酵素(MMP)を活性化させ、コラーゲン生成に必要なビタミンCを破壊・消費するなど、肌に与えるダメージは決して少なくありません。
また、タバコを吸う時の口元の動きも口元のしわの原因になり、喫煙者特有のしわは「スモーカーズリンクル(唇の周囲にできる縦じわ)」と呼ばれています。
喫煙は美容面でも健康面でもさまざまな悪影響を与えるため、これをきっかけに禁煙を検討してみてもいいかもしれません。
十分な睡眠をとる
眠っている間には成長ホルモンが分泌され、日中に受けたダメージの修復が行われます。
慢性的な睡眠不足は、肌のターンオーバーの乱れやハリ低下を招き、しわにつながることもあるため、注意しましょう。
寝室の環境(寝具・温度・湿度・明るさ・騒音)を整える、就寝前のスマートフォン使用を控える、就寝時間を一定に保つなど、睡眠の質を高める工夫も有効です。
【食べ物編】しわの予防対策

肌のハリや弾力は、外側からのケアだけでなく内側からのケアも大切です。
肌は毎日食べるものでできているため、しわのないハリのある肌を保つためにも、食生活で工夫しましょう。
しわの原因をつくる食べ物
過剰な糖質摂取は、体内で「糖化(余分な糖がタンパク質と結びつき、老化物質を作り出す現象)」を引き起こします。
また、揚げ物や加工食品など脂質の多い食事が続くと、活性酸素の発生が増え、細胞の老化が進む原因になります。
糖質と脂質は身体に必要な栄養素ですが、適量に留めることが大切です。
ポテトチップスなどのスナック、甘いお菓子やジュース、ベーコンやソーセージなどの加工肉などは摂り過ぎには注意しましょう。
しわ予防に取り入れたい食べ物
しわ予防には、タンパク質やコラーゲン、ビタミンC、鉄分、オメガ3脂肪酸などが豊富な食材を取り入れるのがおすすめです。
| タンパク質 | 肉・魚・大豆製品 など |
| コラーゲン | 牛すじ、手羽先、鶏皮、軟骨、フカヒレ など |
| ビタミンC | キウイ、ブロッコリー、アセロラ、いちご など |
| 鉄分 | 赤身肉、魚、あさり、ほうれん草、小松菜 など |
| オメガ3脂肪酸 | サンマ、サバ、マグロ、イワシ、鮭 |
この他、活性酸素を除去する働きがある「ファイトケミカル(ポリフェノール、カロテノイドなど野菜や果物の色素などの成分)」を含む、緑黄色野菜のような野菜も積極的に取り入れたい食材です。
栄養バランスの整った食事を意識して、内側からのしわケアを行いましょう。
しわ改善のための美容医療の治療

すでにできてしまったしわはセルフケアでは消すのが難しいことがあります。
気になるしわは、美容医療の施術でしわにアプローチするのも一つの方法です。
ダウンタイムやリスクなどのデメリットまでしっかり理解したうえで、自分に合った方法を検討してみましょう。
ここでは、代表的なしわ治療を紹介します。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、注射でヒアルロン酸製剤を注入し、しわの溝を内側から持ち上げる治療です。
注入直後から変化を実感しやすく、自然な若返りを目指せることが魅力です。
おでこ、目元、ほうれい線や口元など幅広い部位のしわの改善に用いられます。
また、アゴ先へのヒアルロン酸注入で少しアゴを出すことで、フェイスラインや首のもたつきをすっきりシャープにするといった治療も可能です。
ボトックス注射
ボトックス注射は、筋肉の過剰な動きを抑制し、リラックスさせることで表情じわの原因にアプローチする治療です。
額や眉間、目尻など、繰り返しの表情によって刻まれるしわに適しており、表情のクセがある場合は将来的なしわ予防にもなります。
注入量や部位の選定が重要であるため、不自然な表情にならないよう、技術力が高く、経験豊富な医師を選ぶことが大切です。
マイクロボトックスリフト
マイクロボトックスは、通常より浅い層に広範囲に微量のボトックスを注入する方法です。
皮膚の引き締めや小じわ改善を目的としており、自然な質感を保ちながらハリ感を高めます。
毛穴の開きや皮脂の抑制効果も期待でき、細かなちりめんじわが気になる方はもちろん、美肌を目指したい人にも向いています。
糸リフト
糸リフトは、ギザギザした特殊な医療用糸を皮下に挿入し、物理的にたるみを引き上げる治療です。
たるみに伴うしわやフェイスラインのもたつきに効果的で、やや深いしわ(ほうれい線やマリオネットラインなど)を改善したい場合に向いています。
肌内部でコラーゲン生成を促す作用もあり、ハリ感の向上が期待できることもメリットです。
糸の種類によって持続期間や引き上げ力が異なり、しわの状態や希望によって、適切なものを選択します。
まとめ
しわの原因は加齢だけでなく、紫外線・乾燥・表情のクセ・生活習慣・食生活などさまざまな要素が影響しています。
日々の積み重ねによって形成されていくものであるからこそ、早めの予防対策が大切です。
紫外線対策や保湿を徹底しつつ、日々のケアを見直して、しわを予防しましょう。
セルフケアで改善が難しいしわや、すでに深く刻まれてしまったしわが気になる場合は、美容医療を受けることも選択肢の一つです。
ヒアルロン酸やボトックス、糸リフトなどは原因に合わせて組み合わせられるため、自分の悩みや希望に合った治療ができます。
今泉スキンクリニックでは、患者様一人ひとりのしわの種類や肌状態を丁寧に診察し、予防から改善まで一人ひとりに適した治療プランをご提案しています。
しわにお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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