『マイクロボトックスリフト』とは、微量のボトックス(ボツリヌス・トキシン製剤)を皮膚に浅く注入する施術です。
一般的なボトックスでは、顔の筋肉に注入して筋肉の働きを弱めることで額や眉間などの深いシワを解消しますが、マイクロボトックスリフトは皮膚の浅いところに薬剤をとどめることで、顔の細かいシワを改善したり皮膚や毛穴を引き締めたり、肌のキメを整えたりする効果が期待できます。
繰り返し施術を受けることで、効果を持続させることができるため、定期的に施術を受けていただくのがおすすめです。
マイクロボトックスリフトとは
マイクロボトックスリフトは、シワ取り治療で使われるボトックス(ボツリヌス・トキシン)を、皮膚の浅い箇所へ微量に細かく注入する、全く新しいボトックスを使用した治療法です。
ボトックスが筋肉の表面の働きだけを弱め、筋肉の機能は温存できるため、自然な表情を保ちながら、自然にシワの改善やリフトアップ効果が得られます。
マイクロボトックスリフトの特徴・効果
マイクロボトックスリフトには、以下のような特徴があります。
- 自然な表情を保ちながら、シワ、小ジワを解消できる
- 毛穴を縮小させてたるみ毛穴を引き締める
- 肌表面をなめらかに整える
- フェイスライン(輪郭)を引き締めスリムにする
- ほうれい線の改善とその横の肉をリフトアップする
- 首からアゴにかけてのラインをキュッとリフトアップする
マイクロボトックスリフトのもっとも大きな特徴は、自然な表情を保ちながらシワやたるみを改善できることです。
特に頬全体やフェイスライン、首などの広範囲のリフトアップに効果があり、シワ・小ジワを解消し、肌を引き締めてつややかな肌を実現します。
また、開いた毛穴を引き締める効果や、汗の発汗を抑える効果もあることから、化粧崩れしにくい肌になれる点も大きな魅力です。肌表面もなめらかに整うため、ニキビ跡を目立たなくすることもできます。
マイクロボトックスリフトのメカニズム
ボトックスを皮膚の浅い層(真皮層)に細かく丁寧かつ均一に注入していきます。
すると、薬剤がじわじわと拡散して筋膜まで浸透。筋膜に達した薬剤によって筋肉の表面の動きを抑えられ、さらに皮脂腺や汗腺にも働きかけるため、顔全体のハリや引き締め、肌質や毛穴の開き改善、抑汗、ニキビ・ニキビ跡改善効果が期待できます。
特に年齢とともに気になってくる目の下や目尻周辺のリフトアップ、ほうれい線によるたるみ、顎から口元、頬のたるみなどの引き締めに効果的です。
筋肉の大きな動きはそのままに、筋肉表面の動きのみを制御することで、自然な表情を保つことができます。
一般的なボトックス注射との違い
一般的なボトックス注射は、表情筋に働きかけ、筋肉の動きを鈍くさせることで、『表情ジワ』と呼ばれる額や目尻、眉間などに刻まれる深いシワを解消する治療法です。
対して皮膚の浅いところにボトックスを注入するマイクロボトックスリフトは、筋肉の表面繊維の働きを和らげ、皮膚表面をなめらかにします。
ボトックス注射とは異なり、筋肉に直接作用せず、筋肉の機能を温存することから、『表情が乏しくなる』といった心配がありません。マイクロボトックスリフトであれば、自然な表情をキープしつつ部位を選ばずに施術が行えるため、美肌やリフトアップ効果が期待できます。
マイクロボトックスリフトとボトックスの違いについて、こちらのページでも詳しく紹介しています。
アラガン社のボトックスビスタ®︎について
今泉スキンクリニックのマイクロボトックスリフトは、FDA(アメリカ食品医薬品局)、日本の厚生労働省において、安全性が認可されているアラガン社の『ボトックス ビスタ®』のみを使用しています。
ボトックス ビスタ®はアメリカの製薬会社であるアラガン社の登録商標であり、ボトックスと呼べるのは厳密にはアラガン社の製品だけです。
ボトックスとはアラガン社製のボツリヌス・トキシン製剤のこと
ボトックス注射とは、A型ボツリヌス毒素を使用することで、筋肉の働きを抑えてシワを改善したり筋肉の緊張を緩和したりする美容医療の施術のことです。
施術で使用される薬剤は、さまざまな国で製造・販売されていますが、正式に『ボトックス』といえるのはアメリカのアラガン社の『ボトックス ビスタ®︎』と、グラクソ・スミスクライン社の『ボトックス®︎』のみです。
グラクソ・スミスクライン社は、アラガン社から製造販売承認を継承しているため、『ボトックス ビスタ®︎』と『ボトックス®︎』は同じ製法で作られた同一の薬剤ということになります。
元来、ボトックスはアラガン社が製造・販売しているA型ボツリヌス・トキシン製剤の商品名です。そのため、厳密にはアラガン社のボトックス以外のボツリヌス・トキシン製剤をボトックスと呼ぶことはできません。
しかし、ボトックスはボツリヌス・トキシン製剤の代名詞となっているため、その他のボツリヌス・トキシン製剤のこともボトックスと呼ばれることがあります。
安全性が確立されているのはアラガン社のボトックス ビスタ®︎のみ
アラガン社の『ボトックス ビスタ®』は、数あるボツリヌス・トキシン製剤の中で、国内で唯一、厚生労働省の承認を取得している製剤です。当院では安全性を考慮し、アラガン社製の製剤のみを使用しています。
他のボツリヌス・トキシン製剤もアメリカの厚生労働省にあたるFDAや、韓国のMFDSの認可を受けていますが、日本の厚生労働省は薬剤の安全性などの審査が厳しいため、その承認が得られていることから高い安全性が十分に確保されているといえます。
ボトックス ビスタ®︎と他の薬剤の違い
アメリカのアラガン社の『ボトックス ビスタ®︎』と他のボツリヌス・トキシン製剤には、以下のような違いがあります。
安定性の高さ
『ボトックス ビスタ®︎』は厚生労働省から薬効の誤差は10%以内になるよう厳格に決められている安定性の高い薬剤です。
つまり、薬剤一つひとつの効果の差が非常に少ないため、繊細な技術が要求されるマイクロボトックスリフトの施術に向いているといえるでしょう。
他のボツリヌス・トキシン製剤も各社が薬効の誤差をなくすよう開発が進められていますが、『ボトックス ビスタ®︎』以外の薬剤は誤差に関する決まりがないのが現状です。
入手経路
ボツリヌス・トキシン製剤の入手経路には2種類あります。
ひとつは厚生労働省認可製品であるアラガン社の『ボトックス ビスタ®︎』を国内で仕入れるケース、もうひとつは海外で製造されたボツリヌス・トキシン製剤を医師が個人輸入するケースです。
輸送時の温度や経路の管理
日本の厚生労働省認可製品である『ボトックス ビスタ®︎』は、輸送時の温度や輸送経路の管理なども、厚生労働省に設けられた厳格な基準をクリアしているため、安心して使用できます。
他のボツリヌス・トキシン製剤は、医師個人の責任において個人輸入されていますが、厚生労働省の基準をクリアしているわけではないことから、輸送経路で劣化する可能性もゼロではありません。
症例数の多さ
アラガン社の『ボトックス ビスタ®︎』は、他の薬剤と比べて症例数が多いのが特徴です。
実績が豊富であり、適切な注入方法などが確立されていることから、効果的な治療が期待できるといえます。
価格の違い
『ボトックス ビスタ®︎』を使用した重度の多汗症やワキガ治療など、保険適用になるケースを除き、ボツリヌス・トキシン製剤を使用する施術は自費診療となります。
使用する薬剤によって価格が変わるのが一般的で、中でも『ボトックス ビスタ®︎』は価格が高く、それ以外のボツリヌス・トキシン製剤は比較的安価で施術が受けられます。
これは、薬剤の仕入れ価格による違いです。厚生労働省に認可されている『ボトックス ビスタ®︎』は安全性や品質が保証されているため、その分価格も高くなってしまいます。
マイクロボトックスリフトの注入部位と部位別の効果
マイクロボトックスリフトは、顔のさまざまな場所に注入することができます。
皮脂分泌の多い部位や小鼻、額、頬などの毛穴が目立ちやすい部位に特におすすめです。
目元
マイクロボトックスリフトは細かく効かせることができるため、目尻のシワやたるみ、目の下のちりめんじわを改善したり、目の開きをよくして目元をスッキリさせたりできます。
目の下のシワに対する施術について、こちらのページでも詳しく紹介しています。
額のシワ
年を重ねることで、うっすらと現れる額の横ジワを解消し、ハリのある肌を取り戻します。額の汗が減り、眉毛も引き上がります。
毛穴の開き
毛穴の引き締め効果によって、つややかな毛穴レス肌を実現します。
マイクロボトックスリフトには、汗を抑える作用もあることから、化粧崩れ知らずの美肌を手に入れたい方にもおすすめです。また毛穴引き締めや制汗効果によって、ニキビなどの肌荒れ改善も期待できます。
フェイスラインのたるみ(小顔)
年とともに増えてくる『フェイスラインのたるみ』のお悩みにも、マイクロボトックスリフトがおすすめです。
マイクロボトックスリフトは、加齢の初期症状である“ぼんやりした”たるみをキュッと引き締め、シャープなフェイスラインに整えます。
脂肪を減らす『輪郭注射』とのコンビネーション治療によって、より高い小顔効果を実感することができます。
首の小ジワ
実は年齢が現れやすい『首の横ジワ』にもマイクロボトックスリフトは効果的です。痛みやダウンタイムの少ないフェイスラインへの施術と同時に受けると、首元がスッキリしてぐっと若返ったような印象を得られます。
鼻
マイクロボトックスリフトは、開いてしまった鼻の毛穴を引き締め、発汗によるテカリなどを抑えてさらっとした肌をキープします。
毛穴の詰まった汚れを除いたうえで施術を行うと、より効果を発揮することから、ピーリングやトーニング(レーザー治療)等、他の治療と組み合わせて施術するのがおすすめです。
鼻への効果について、こちらのページでも詳しく紹介しています。
こんな方におすすめ
マイクロボトックスリフトは、このようなお悩みを持つ方におすすめです。
- 肌にハリを取り戻したい
- 小ジワやたるみが気になる
- 自然にリフトアップしたい
- ほうれい線が気になる
- 肌質を改善したい
- 毛穴の開きをどうにかしたい
- メスを使用する施術は避けたい
- ダウンタイムがほとんどない施術がいい
マイクロボトックスリフトは、小ジワやたるみの改善、肌質の改善、毛穴の引き締めなどの効果が期待できます。
また、メスを使用せず注射を打つだけで済むため、肌を切開するような施術は避けたいという方や、ダウンタイムがない施術を希望する方にもおすすめです。
マイクロボトックスリフトのメリット・デメリット
マイクロボトックスリフトは、毛穴を引き締めてキメを整えるなど、通常のボトックス注射では得られない効果が期待できる施術です。
しかし、どんな施術にもメリットがあればデメリットもあるため、両方を理解したうえで施術を受けるか検討することをおすすめします。
なお、マイクロボトックスリフトのメリットやデメリットについて、こちらのページでも詳しく紹介しています。
マイクロボトックスリフトのメリット
マイクロボトックスリフトには、以下のようなメリットがあります。
- 自然な表情をキープできる
- 強い痛みがない
- 気軽に受けやすい
- 適切な間隔で施術を受ければより高い効果を得やすくなる
マイクロボトックスリフトは、『ボトックス ビスタ®︎』をごく少量ずつ真皮層に注射していくため、自然な表情をキープしつつお悩みを解消できるのがメリットです。
極細の針を使用することで施術時に強い痛みを感じることがなく、施術後も注射跡や内出血が生じるリスクを抑えられ、メイクをして帰宅できるなどダウンタイムも少なくて済むことから、気軽に受けやすい施術だといえます。
また、適切な間隔で繰り返し施術を受ければ、より高い効果を得やすくなり、スベスベの理想的な美肌に近づくことができます。
マイクロボトックスリフトのデメリット
マイクロボトックスリフトには、以下のようなデメリットがあります。
- 効果が永久に続くわけではない
- 肌に針を刺す回数が多い
マイクロボトックスリフトの効果持続期間は、約6ヶ月です。
効果が永久に続くわけではないため、施術の効果を持続させたい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。
また、施術の際は肌に細かく針を刺して薬剤を注入します。通常のボトックス注射と比べて注射針を刺す回数が多くなる点に注意が必要です。
痛みについては、施術前に麻酔クリームを塗布することで軽減できるため、痛みに不安を感じる方は事前にご相談ください。
治療の流れ
今泉スキンクリニックでは、以下のような流れでマイクロボトックスリフトの施術を行います。
STEP1ドクターカウンセリング
注入を希望される部位のメイクを落としていただいた後、カウンセリングをお受けいただきます。なりたい顔のイメージなどを医師と話し合ったあと、シワや顔筋の状態を拝見します。
STEP2麻酔
ご希望の方には、麻酔クリームを塗布いたします。
STEP3ボトックス治療
クーリングしながら気になる部位にボトックスを注入します
当院では、厚生労働省認可のアラガン社の『ボトックス ビスタ®︎』を使用し、ボトックスの技術指導を行う『認定指導医』である院長が施術を担当いたします。
STEP4終了
マイクロボトックスリフトは、皮膚にまんべんなく薬剤を注入するため、注射箇所は多くなりますが、治療後のダウンタイムは必要ありません。術後の痛みも少なく、すぐにメイクしてお帰りいただけます。
施術風景
施術について
- 治療時間
20分~(麻酔を使用する際は、別途約20分かかります)
- 治療頻度
1回(定期的に受けるとより効果的です)
- 痛み
ボトックスを注射する際、ご希望の患者さまには麻酔クリームを使用します。また治療後の数日間、赤みや軽い内出血が出る場合がございますが、上からメイクをしていただいて問題ありません。
- ダウンタイム
ほとんどございません。
- メイク
治療直後から可能
- 入浴
当日から可能
- 治療後の通院
必要ありません。例外もございますが、タッチアップは2週間後から行います。
- 持続性
約6カ月 ※個人差がございます。
- 治療できない方
妊娠中の方、授乳中の方、過去にボトックスでアレルギーが起きたことがある方など。
注意事項(リスク・副作用)
マイクロボトックスリフトは安全な施術ですが、副作用のリスクも少なからずあります。
また、理想の仕上がりをキープするために、施術を受ける際に覚えておくべき注意点も知っておきましょう。
考えられる副作用やリスク
以下は、マイクロボトックスリフトの副作用として考えられる症状です。
- 表情の変化
- 注射跡や内出血
- 頭痛や吐き気、頭重感
- 施術部位のだるさや筋肉痛
- アレルギー反応
- 眼瞼下垂や複視、閉眼不全
- 呼吸困難
ボトックスのリスクというと、笑いにくい、眉が下がる、まぶたが重い、つっぱる感じがするなどの表情の変化が挙げられます。
特に初めてボトックスの施術を受けた場合に起こりやすく、施術後1〜2週間程度は表情に違和感を覚える可能性がありますが、通常は一時的なものです。
稀に一時的な頭痛や吐き気、頭重感、施術部位のだるさや筋肉痛などを覚えることもあります。市販の頭痛薬で対応できる場合もありますが、しばらく経っても治らないのであれば医師に相談する必要があります。
他にも、アレルギー反応や眼瞼下垂、複視、閉眼不全、呼吸困難などが起こることも稀にあります。
副作用やリスクが不安な方は、診察時にお尋ねください。
注意点
マイクロボトックスリフトを受ける際は、以下の3つの点に注意しましょう。
継続して施術を受ける必要がある
マイクロボトックスリフトは、一般的に約6ヶ月ほど効果が持続するといわれています。施術を受けて時間が経過するとともに、効果が徐々に弱まって元の状態に戻っていくため、効果を持続させるには継続して施術を受けなければいけません。
ただし、適度な間隔をあけずに繰り返し施術を受けてしまうと、体内で『中和抗体』がつくられて、マイクロボトックスリフトの効果が感じられなくなってしまいます。
適切な施術間隔がわからないという方は、ぜひ当院へご相談ください。
避妊が必要
マイクロボトックスリフトは、ボツリヌス・トキシン毒素を含むボトックスを使用する施術です。
ボトックスが胎児に影響を及ぼす可能性が100%ないとは言い切れないため、施術を受けた方は性別に関係なく避妊が必要になります。
一般的に、女性の場合は施術後に月経が2回終わるまで、男性の場合は施術後3ヶ月間は避妊が必要だとされています。
妊娠の可能性がある方やパートナーがいる方がマイクロボトックスリフトを検討する場合は、パートナーや医師とよく相談して計画的に施術を受けましょう。
技術力の高い医師の施術を受ける必要がある
マイクロボトックスリフトは、医師の知識や技術力、センスによって仕上がりが左右される施術です。
そのため、理想の仕上がりに近づくには、経験豊富で技術力の高い信頼できる医師の施術を受ける必要があります。
当院の院長・今泉明子は、ボトックスに精通した日本でも数少ない『認定指導医』として、注入治療のセミナーや勉強会で講師を務めています。
マイクロボトックスリフトにおいては、施術の考案者であるDr.Woffles T.L.Wuから直接指導を受けており、国内外のドクターにその知識と情報提供を行うなど、実績・経験ともに豊富です。
施術は認定指導医の今泉明子が担当するため、初めてという方でも高いレベルの施術を安全な環境でお受けいただけます。
マイクロボトックスリフトの料金表
マイクロボトックス注射 | ||
---|---|---|
NABOTA | ボトックスビスタ | |
額 | ¥38,500 | ¥44,000 【初回:¥38,500】 |
目尻 | ¥38,500 | ¥44,000 【初回:¥38,500】 |
頬 | ¥38,500 | ¥44,000 【初回:¥38,500】 |
首 | ¥38,500 | ¥44,000 【初回:¥38,500】 |
フェイスライン | ¥49,500 | ¥55,000 【初回:¥49,500】 |
タッチアップ | 同一価格 ¥11,000 |
マイクロボトックスリフトに関するよくある質問
以下は、マイクロボトックスリフトに関するよくある質問です。
マイクロボトックスリフトは、筋肉に直接薬剤を注入するのではなく、皮膚の浅い部分(真皮層から筋膜にかけて)にごく微量の薬剤を注入する施術です。筋肉に影響を及ぼすことがないため、表情が不自然になることなく、自然なリフトアップ効果が得られます。
肌質やハリの改善などの効果は、初めて施術を受けた方よりも2回目以降の方が感じやすいといわれています。
効果の強弱は、主にボトックスの注入量と深さで調整します。例えば、多めに注入すればしっかりと効かせられますし、少なめに注入すればより自然な仕上がりになります。
むしろ、施術を繰り返し受けることで効果が延長しやすく、高まる傾向にあります。効果を継続させるためにも、定期的に施術を受けることをおすすめします。
例えば、レーザー治療やフェイシャルマッサージなどの施術は、マイクロボトックスリフト後2週間程度経ってから受ける必要があります。
また、施術後1〜2週間ほどは内出血になる可能性もあるため、特別な予定があるときは十分な間隔をあけて受けるようにしましょう。
記事監修
今泉スキンクリニック院長
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 1997年
- 聖マリアンナ医科大学卒業
- 2001年
- 日本赤十字医療センター皮膚科勤務
- 2004年
- 聖マリアンナ医科大学大学院卒業
ニューヨークワイル・コーネル医科大学皮膚科学教室勤務 - 2007年
- 東京ミッドタウン皮膚科形成外科クリニックNoage院長
- 2018年
- 六本木今泉スキンクリニック開院
深いシワを解消する『ボトックス注射』とは異なり、『マイクロボトックスリフト』は皮膚の浅い層にアプローチします。そのため、肌の引き締め効果や小ジワ対策におすすめです。また、加齢により“なんとくフェイスラインがぼんやりしてきた…”というお悩みにも効果的です。毛穴を引き締める効果も期待できるので、肌のハリが高まるなど、美肌治療としても有効です。