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シミ予防対策&美白有効成分│できてしまったシミを消す・減らす治療法も

シミを気にして肌をチェックしている女性

年齢を重ねるにつれて少しずつ増えてくる「シミ」のお悩み。

特に30代以降は紫外線ダメージの蓄積やターンオーバーの低下により、シミが表面化しやすくなります。

シミ対策では、今あるシミへのアプローチ以外にも「防ぐ」ケアが大切です。

この記事では、シミを防ぐために今日から実践できる予防対策や、シミ対策におすすめの美白有効成分を紹介します。

美容医療でのシミ対策治療も合わせて紹介しますので、シミを減らしたい、これ以上増やしたくないという方は記事をチェックしてみてください。

シミの予防対策

シミを気にして浮かない顔の女性

シミは一度できるとセルフケアで完全に消すことは難しいため、シミを増やさない、作らないためには毎日のケアが大切です。

基本となる紫外線対策をはじめ、スキンケア・食生活・睡眠・ストレス管理など、複数の方法を組み合わせて、効果的なシミ対策を行いましょう。

ここでは、シミを防ぐために押さえておきたい予防対策をそれぞれ紹介します。

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1年中紫外線対策を徹底的に行う

シミの最大の原因は紫外線です。

日差しが強くなるのは春先〜夏にかけてですが、紫外線は季節関係なく1年中降り注ぎ、室内にも届きます。

「夏だけ」「外に出るときだけ」ではなく、毎日日焼け止めなどを活用してシミ対策を行いましょう。

正しい日焼け止めの塗り方

日焼け止めはただ塗るだけでなく、以下の正しい方法で使うことが効果を引き出すポイントです。

  1. スキンケアで保湿を済ませる
  2. おでこ・鼻・左頬・右頬・あごの5点に置いて塗り広げる
  3. 丁寧に顔全体になじませたら、同量を重ねづけする(ファンデーションを塗る場合は1回のみでOK)
  4. 2〜3時間おきに塗り直す

小鼻のわき・髪の生え際は塗り残しが生じやすいため、意識して丁寧に伸ばしましょう。首や耳の後ろも忘れがちな部位です。

また、日焼け止めを選ぶ時は、以下の指標をチェックしましょう。

SPF主にUV-B(肌表面に影響)を防ぐ指標。数値が高いほど防御力が高く、シミや日焼けによる赤みを防ぐことにつながる
PA主にUV-A(肌の奥に影響)を防ぐ指標。「+」の数で表され、シミ・たるみの原因となる紫外線を防ぐ強さを示す

数値が高い(+が多い)ほど効果は高くなりますが、肌への負担も大きくなる傾向にあるため、シーンに応じたSPF・PAのものを選ぶことが大切です。

日傘・帽子・サングラスなどの使用も有効

日焼け止めと並行して活用したいのが、物理的に紫外線を遮断するUVグッズです。

つばの広い帽子や遮光率の高い日傘を使って、顔・首・デコルテへの直射日光をカットしましょう。

また、見落としがちなのが、目に入る紫外線への対策です。

目に紫外線が入ると脳が反応し、肌のメラニンの生成が促されることがわかっています。

UVカット機能のついたサングラスを活用して、目も紫外線から守りましょう。

正しいスキンケアで乾燥を防ぐ

肌が乾燥するとバリア機能が低下し、紫外線や摩擦などの外部刺激を受けやすくなることで、シミのリスクが高まります。

また、乾燥は肌のターンオーバーを乱し、メラニン排出の遅れにつながることがあるため、以下のポイントを押さえた正しいスキンケアで肌をしっかり保湿しましょう。

  • 洗顔後はすぐに化粧水で水分を補い、乳液やクリームでしっかりフタをする
  • ゴシゴシ洗いは避け、肌への摩擦や刺激を減らす
  • 保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸など)が入ったスキンケアアイテムを使う

摩擦は色素沈着や肝斑の悪化につながることがあるため、優しくケアすることが大切です。

シミ予防に効果的な食べ物(栄養素)を取り入れる

シミ対策は外からのケアだけでなく、食事による内側からのアプローチも大切です。

栄養バランスの整った食事に加えて、シミ対策につながる抗酸化作用のある栄養素(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなど)を取り入れましょう。

栄養素栄養素が豊富な食べ物・飲み物
ビタミンAにんじん、ほうれん草、かぼちゃ、レバー、うなぎ
ビタミンCパプリカ、レモン、いちご、キウイ、ブロッコリー、アセロラ
ビタミンEアーモンド、ひまわり油、アボカド、かぼちゃ、うなぎ
ポリフェノールブルーベリー、アサイー、ダークチョコレート、緑茶、赤ワイン

特に、人間はビタミンCを体内で作ることができないため、積極的に取り入れることが大切です。

しっかり睡眠をとる

睡眠は肌の再生に大きく関わっており、シミ予防にも重要な役割を果たします。

眠っているときに成長ホルモンが分泌され、ダメージを受けた肌の修復が行われるため、睡眠は美肌にとても大切なものです。

イギリスの寝具メーカーBensons for Beds社が行った調査結果があります。

30人の女性が6時間睡眠と8時間睡眠を取った場合の肌を比較する実験で、5日連続で6時間睡眠を続けた後は、平均してシワが45%、シミが13%、赤みが8%も増加していたといいます。

小規模な調査であり医学的なエビデンスとしては十分とはいえませんが、睡眠不足はターンオーバーの乱れにもつながるため、十分な睡眠を確保することが大切です。

(参考:女性が睡眠不足になると、お肌はどうなるの?(調査結果)

ストレス対策をする

ストレスは、活性酸素を増やしてメラニンを過剰生成させたり、ターンオーバーを乱して排出を妨げたりしてシミに影響する可能性があるとされています。

この他にも生活習慣の乱れ、乾燥、喫煙、アルコールなどはターンオーバーの乱れにつながることがあるため、注意しましょう。

シミ対策におすすめの美白有効成分一覧

シミ対策におすすめの美白有効成分でスキンケアしている女性

老人性色素斑・炎症後色素沈着・肝斑は、セルフケアでもある程度の改善が見込めるシミです。

できてしまったシミをケアしたい、シミが濃くなるのを防止したい場合は、「美白有効成分」が配合された化粧品(化粧品・美容液・クリームなど)を取り入れるのもおすすめです。

美白有効成分とは、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」作用が厚生労働省に認められた成分です。

現在、認可されている主な美白有効成分は以下の通りです。

  • ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)
  • プラセンタエキス
  • トラネキサム酸
  • トラネキサム酸セチル塩酸塩
  • アスコルビン酸2-グルコシド
  • カモミラET
  • アルブチン
  • リン酸L-アスコルビルマグネシウム
  • リン酸L-アスコルビルナトリウム
  • リノール酸S(リノレックS)
  • デクスパンテノールW(PCE-DP)
  • アデノシン一リン酸二ナトリウムOT
  • 3-O-エチルアスコルビン酸
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • アスコルビン酸(活性型ビタミンC)
  • マグノリグナン
  • 4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)
  • 4-n-ブチルレゾルシン(ルシノール)

探し方のポイントとしては、パッケージの「美白」の文字をチェックするのがおすすめです。

「美白」表記は美白有効成分が配合された「医薬部外品(薬用化粧品)」にのみ使用が許可されているため、確認してみましょう。

できてしまったシミを消す・減らすには美容医療も選択肢

クリニックでシミ対策のための照射治療を受けている女性

セルフケアやスキンケアだけではケアが難しいシミを改善したい場合、美容クリニックの専門的な治療を検討するのも選択肢です。

ここでは代表的な施術について、それぞれの特徴を解説します。

なお、美容医療の施術には副作用やリスクもあるため、事前に医師とよく相談したうえで検討することが大切です。

フォトフェイシャル M22(IPL)

フォトフェイシャルM22は、IPL(光治療)を顔全体に照射し、シミやくすみにアプローチする施術です。

シミだけでなく、くすみ・赤ら顔・毛穴などさまざまな肌悩みに対応できる点が特徴で、ダウンタイムが少なく、施術後すぐにメイクが可能なため、日常生活への影響が少ないのもメリットです。

ピコレーザー(ピコトーニング・ピコスポット)

ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)という従来よりも短い照射時間でメラニンを細かく粉砕するレーザー治療です。

薄いシミや肝斑には「ピコトーニング」、濃くはっきりしたシミには「ピコスポット」と、シミの種類や状態に応じて使い分けて治療します。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、グリコール酸や乳酸といった薬剤を用いて古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する施術です。

ターンオーバーが整うことで、メラニンの排出がスムーズになり、シミの改善や予防につながります。

ケミカルピーリングはエステなどでも行われていますが、治療目的のケミカルピーリングができるのは、医療機関のみです。

イオン導入(トラネキサム酸・ビタミンC)

イオン導入は、微弱な電流を利用して有効成分を肌の奥まで浸透させる施術です。

シミ対策には、メラニン生成を抑制し炎症を抑える「トラネキサム酸」、美白や肌荒れに効果が期待できる「ビタミンC」などが向いています。

刺激が少なく、より効果の高い施術にする目的で、ケミカルピーリングやレーザー治療、IPLとも併用されることも多い施術です。

トレチノイン・ハイドロキノン

トレチノインとハイドロキノンは、シミ治療に用いられる代表的な外用薬です。

ターンオーバーを促進しメラニンの排出を助ける「トレチノイン」と、メラニンの生成を抑制する作用のある「ハイドロキノン」を組み合わせることで、シミにアプローチします。

3段階の濃度があり、患者さん一人ひとりの症状や肌質に合わせて適切なものを医師が選択します。

赤みや皮むけが起こることもあるため、医師の指導のもとで適切に使用することが重要です。

シミ対策についてのよくある疑問

はてなマークが表示された虫眼鏡を持っている医師

ここでは、シミ対策についてのよくある疑問について紹介します。

Q:シミ対策はいつから始めるべき?

A:紫外線ダメージは日々蓄積されていくため、予防的なシミ対策は早ければ早いほど、将来のシミを防ぐことにつながります

紫外線はシミだけでなく、シワやたるみなどさまざまな肌トラブル・肌老化を引き起こす肌の大敵であるため、20代・30代の早いうちからシミ対策を始めましょう。

Q:化粧品でシミは薄くできる?

A:老人性色素斑・炎症後色素沈着・肝斑などであれば、化粧品を使ったセルフケアで薄くする効果が期待できる場合もあるとされています。

しかし、化粧品や医薬部外品(薬用化粧品)に認められている効果は、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」というもので、あくまで予防的なものです。

濃く定着したシミを完全に「消す」「取り除く」といった効果は認められていません。

ごく薄いシミであれば、ケアを続けることで目立ちにくくなる可能性はありますが、きれいに消すことは難しいでしょう。

Q:ドラッグストアで買える市販薬はシミに効果ある?

A:市販薬にも、ビタミンCやL-システイン、トラネキサム酸などシミに効果のある成分が配合されたものが販売されています。

市販薬はドラッグストアなどで手軽に手に入ることがメリットですが、クリニックの処方薬とは有効成分の配合量が異なるため、効果が実感しにくいことがあるとされています。

そもそもシミは種類によって適した治療法が異なるため、効果的な治療を目指すのであれば、皮膚科専門医に相談して自分のシミに合った治療を受けるといいでしょう。

まとめ

シミ対策は、今あるシミにアプローチするだけでなく、これからできるシミを防ぐことも大切です。

紫外線対策や保湿、生活習慣の見直しといった基本的なケアを継続することで、シミの発生を抑えましょう。

すでにできてしまったシミに積極的にアプローチしたい場合は、美容医療を取り入れることでより効率的な改善を目指せます。

シミには種類があり、それぞれ適した治療法が異なるため、皮膚科専門医の診察を受け、原因に合った治療を受けましょう。

今泉スキンクリニックでは、シミの種類や肌状態を丁寧に診断したうえで、一人ひとりに適した治療プランをご提案しています。

フォトフェイシャルやピコレーザーなど幅広い施術に対応しておりますので、気になるシミがある方は、お気軽にご相談ください。

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